松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

人生の崩壊係数

2010-01-03 13:31:30 | なんでもない日々
戻らない日々を嘆いてみても。
やり直したいと、どれだけ強く願ってみても。
あの日には二度と帰れない。

時間は、金持ちも貧乏人にも平等だ。
浦島効果とか、いろいろあるだろうけど。
でも、一個人が感じる時間はのびたり縮んだりはしない。

誰もが輝きながら生まれてきて。
原子核が崩壊するように、少しずつ汚れて、壊れていく。


どこかでみたような顔の人とすれ違ったとき。
感じるのは、懐かしさだけだ。
懐かしさは、帰りたいという気もちの一部。

かなわぬことと知りながら、それでも過去の面影にすがって生きるのは詮無いこと。
嘆かわしや。嘆かわしや。
それでも、過去にあこがれずにはいられない。
まこと、嘆かわしや。
コメント
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