ここ数日中の新聞の経済記事では、さまざまな産業での好況が伝えられています。
ところが、その一方で低所得者層の増加や長時間労働などの弊害が明らかになり、さらには、救済されるべき法的立場を、逆に現状以下にドンドン切り捨てていこうとする政府与党のあからさまな対応が明らかになっています。
社会の中の不平等が、ますます明らかになってきています。
~~~~以下は、インターネットからのニュースをもとにしたも . . . 本文を読む
今日5月20日東京都内で、文科省が中高校生がいじめについての生徒会独自の取り組みなどの報告を聞くなど懇談をしたということです。
以下、新聞記事からの報告・・・・・・・・・・・・
5月20日午後1時過ぎ、いじめへの子どもたちの考えを聞こうと、文部科学省は20日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで、第1回「いじめをなくそう」子ども会議を開催した。4中学校と2高校の生徒計11人が参加。各校独自の生徒 . . . 本文を読む
毎日新聞記事から・・・・・・
90年代初頭。英・マンチェスターに本店を持つ中堅信用金庫(総資産約100億ポンド、約2兆4000億円)は経営難に陥っていた。
「顧客回復のために、独自色を打ち出すべきだ」
そう考えた経営陣がまず行ったのが3万人の顧客調査だった。「あなたの預金をどう投資すべきか」。この問いに8割が「投資先を倫理的に選ぶべきだ」と回答した。予想外の高率に、同社はすぐ反応した。軍事産 . . . 本文を読む
第二次大戦のある復員米兵がいう。「殺人の恍惚(こうこつ)に酔っているなら別だが、距離をおくほうが破壊は簡単になる。1フィート離れるごとに現実感は薄れていく。距離が大きくなると想像力は弱まり、ついには消え失(う)せる」(D・グロスマン著「戦争における『人殺し』の心理学」ちくま学芸文庫)。
犠牲者との間の距離が大きいほど、加害者の殺人への抵抗感が小さくなるというのは人間性のおぞましい法則だ。
人間がそ . . . 本文を読む
第1号が3才児で、スタート早々想定外の問題が起きた、熊本市慈恵病院の赤ちゃんポストですが、先進国ドイツでも1歳8カ月の女児が預けられ、父親が一時、警察の捜査対象(保護責任者遺棄罪)になったことが分かったそうですが、問題を抱えながらも、ポストは急速に普及、開設から7年経って約80カ所に広がっているということです。
ところで、毎日新聞ではこの赤ちゃんポストについてネット調査をしたという結果が報じられ . . . 本文を読む
赤ちゃんポストについては、これまでも取り上げようかどうしようかと迷っていました。
非常に難しい問題で、自分の答えも定まっていなかったからです。
ただ、実際に運用が開始されたこともあり、今後意見が変わることもあり、という前提でエントリーします。
結論的には、私は反対ではないです。
その理由は、子捨てを容認する・助長するという抽象論で考えるべきではなく、具体的にケースを想定していくべきだと思います . . . 本文を読む
いわゆる「従軍慰安婦」裁判の原告代理人のひとりとして、日本国を相手として裁判をしています。
中国の海南島という南の島を日本海軍が占領したときにその地に暮らす少数民族の女性を拉致・監禁・強姦(輪姦)したという事件です。
これまでいくつかの慰安婦裁判がありましたが、この海南島事件をのぞいてはすべて最高裁判所まで訴えて、敗訴し終わっています。
この海南島裁判が、おそらく最後の事件にな . . . 本文を読む
本日15日、午後2時より東京高等裁判所で従軍慰安婦裁判の口頭弁論があります。
(詳細は下記)
この事件は中国海南島で8人の女性が原告となった事件で、一審は東京地裁で敗訴しています。
従軍慰安婦の事件は、ほとんどの事件が既に最高裁までいって終了しています(もちろん、勝てていません)。
この裁判は、法的に争うことができる唯一の事件です。
本日は第2審の第1回目で、5人の弁護士が . . . 本文を読む
「ひとり親家庭の生活向上委員会」主催の講演シリーズ
第1回は「ひとり親家庭の抱える悩み」
講師としてお招きいただくことになりました。
これまでも、離婚事件、少年事件などなど、いろんな事件の中でご家庭の問題に直面することがあり、そこで悩み傷つきながらも子どもの手を引き一歩一歩進まれているひとり親、ひとり親直前の方にお会いしてきました。
正攻法で戦うことも、開き直ることも勇気のいることで、い . . . 本文を読む
今朝の毎日新聞に「うつ状態:中学生の4人に1人 厚労省調査」との記事
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070510k0000m040163000c.html
があり一瞬、そんなに?と驚きました。
その記事の中にあった「国際的に使われている手法で」調査したというその基準は、中学生用のものなのでしょうか。
自分のこれまでの人生に照らしてみると、中 . . . 本文を読む
知らないうちに「結婚はするもの」「家庭をもつことは素晴らしいこと」という、かなり大きな目に見えない圧力、あるいは固定観念ってありませんか?
私も20代の途中から30代のはじめ、漠然と結婚はするもの、とおもっていましたし、結婚しないという選択肢もあるはずなのに、「しない」を選んだ方が挙証責任、つまり理由を説明しないといけないような負担を感じていました。
でも、今結婚しない比率が高くなっている。
一 . . . 本文を読む