チンギスハーン 蒼き狼と白き牝鹿IV - 藤原泰衡で世界制覇 その5の続き
アンコール朝は非常に攻めにくい場所にあります。さらに象兵という強力な部隊が配置されており、野戦では密林の複雑なマップもあって、意外と手こずりました。それでも数も兵器もこちらが圧倒的に勝っていたので、連戦の末に制圧。これで東海岸は全て藤原泰衡の領土となりました。
さて次の目標です。モンゴル平原では3つの部族(モンゴル、ジャダラン、ケレイト)が互いに争っている上、モンゴルはチベット系のタングート族の国家である西夏とも対立しています。まずは最も東に位置し、一番おとなしく見えたジャダランに総力の半分をぶつけて制圧。モンゴル騎兵はまともにぶつかると強力ですが、長射程の武器を持っていないので時間をかければ攻略は難しくありませんでした。すぐさま燕京と街道をつないで国力の増強です。
そしてすぐにモンゴルの首都オノンを攻撃します。都市の周辺を軍隊が守っており、何度か攻めて武力を削りながら機会をうかがっていました。するとモンゴルが隣のケレイトに総出で攻めにいったので、その隙に那須与一が急襲を仕掛けました。急襲するには当然移動力が必要なため、足の遅い火砲などの兵器は持っていけません。したがってガチの勝負は避けられませんでしたが、敵部隊をひたすら混乱させて辛くも勝利です。
オノン攻めで一度はチンギス=ハーンを捕らえましたが、ここは一旦解放します。モンゴルは西夏の領土だった敦煌を奪っていたので、チンギス=ハーンとの決着は敦煌でつけることにしました。それにしても凄まじい能力の高さです。
そのころ、西夏は長安に都市を作りました。開封から近いこともあり、うっかり制圧してしまったのですが大変な目に遭いました。都市機能がないまま手に入れてしまったので金や食料を補充しなければならず、しかも横から西夏の軍隊がちょっかいをかけてきます。長期戦になると長安がお荷物になるから、残りの半分の戦力をかき集め、源義経を中心としてすぐさま西夏の興慶を制圧。これで西夏は滅亡しました。
こちらはオノン入りした藤原忠時(架空の人物)で、藤原泰衡の長男です。現時点で平泉政権の支配する都市は16で、世界の約1/3を手中にしています。オノンの左がケレイトの首都トーラ、その下が敦煌です。
1205年 冬 アンコールにてアンコール朝滅亡
1206年 秋 ゴルゴナクにてジャダラン滅亡
1208年 春 興慶にて西夏滅亡
そして1208年の夏、なんと突然
藤原泰衡が病に倒れ亡くなってしまった!
次回、新章突入!