チンギスハーン 蒼き狼と白き牝鹿IV - 奥州藤原氏で世界制覇 その4の続き
前回、将軍達に寝返りを勧めているのは神聖ローマ帝国に違いないと書きましたが、その後の調べではベネチア共和国の仕業でした。神聖ローマ帝国の皆さんに謝らなくては、などとは思いません。なぜなら、ヨーロッパ全ての国がヨーロッパ同盟を結成して、平泉政権に楯突いてきたからです。恐れていた通りになりました。
まずはノヴゴロドから那須与一が一気にキエフを攻め落としましたが、そうしている間にも、ポーランドが支配するクラクフを包囲していたハンガリー軍がコンスタンチノープルに押し寄せてきます(潰し合いを期待していたのに)。例によって総力で前線を押し返しながら、東西に軍勢を分散させて西欧の攻撃に備えます。東の軍隊はペストを攻めて小うるさいハンガリーを叩き、西へ進んだ一派はペネチア共和国を潰します。次はペストとキエフからクラクフを挟み撃ちしてポーランドを滅ぼします。
この間にノヴゴロドからノルウェーのベルゲンに使者を送っています。この使者への命令は「ノルウェーを脅迫し、平泉政権に併合すること」です。ノルウェー国王と会見すると、その国力のあまりの違いに屈服したようで、ノルウェーの人々の血を一滴も流さずに平泉政権が支配することに成功しました。
1220年 盛夏 キエフにてキエフ公国滅亡
1220年 盛夏 ペストにてハンガリー滅亡
1220年 冬 ベネチアにてベネチア共和国滅亡
1221年 新春 クラクフにてポーランド滅亡
1221年 夏 ベルゲンにてノルウェー滅亡
こうして、一年の間にヨーロッパのの5つの国々を征服しました。それでも背後にいる神聖ローマ帝国やフランスが大量の軍隊を派遣してくるので、一瞬たりとも気が抜けません。
現存している国は、イギリス、フランス、神聖ローマ帝国、両シチリア王国、カスチラ王国、ムワッヒド朝の6つ。これらの国に残っている強敵を探してみました。
まずはフランスの尊厳王フィリップ2世。能力的にはアイユーブ朝のサラディンをも超える化け物です。イギリスのリチャード1世との対立はゲーム初期にイベントとして再現されていました。
イギリスの伝説の義賊ロビン=フッド。政治力はからっきしですが、弓の能力はさすがです。イギリスではなく、なぜか北西アフリカのムワッヒド朝に身を寄せていました。配下に欲しい人材です。
ヨーロッパで戦火を広げている間にも街道整備を継続しており、さらにその延長として新たな2つの都市を建設しました。まず黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス地方のトビリシ(グルジアの首都)。ここは東欧と西アジアを結ぶ交通の要所で、補給や交易に必要です。コーカサス地方は私が最も旅行に行きたい場所の一つです。次にカイロとチュニスの間のベンガジ(リビアの都市、反カダフィ政権組織の中心)。ここはムワッヒド朝への侵攻ルート上にあり、前線基地とします。都市の名前は自由につけることができますが、いずれも現在の都市の名前をつけてみました。
こちらはトビリシを建設した耶律楚材(やりつそざい)で、世界最高の政治力(100)を持っています。史実ではチンギス=ハーンとオゴタイの二代に仕えたモンゴルの宰相です。現在の支配都市は43。世界制覇が見えてきました!
つづく