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ロングイェールビーン出張 追加

2012-05-20 20:52:44 | 旅行
旅行記のネタが無くなったので、これまでの記事で載せられなかった写真を選んで掲載。

これまでの記事はこちら → ロングイェールビーン出張 1 2 3 4 5 6


出張で行ったスピッツベルゲン島(ノルウェー)のロングイェールビーンは、北緯78度という北極圏にあります。
私が行った8月は24時間太陽が沈まない時期でした。


スピッツベルゲン最大の町のロングイェールビーンですが、U字谷の中にある小さな町です。


ボートトリップ中に海鳥が好奇心で船に並行して飛んでいました。


フィヨルド内の岸壁には海鳥の巣がありました。赤く見えるのは海鳥の糞でしょうか。


山の上から流れる氷河。かなりの急勾配です。


氷は真っ青です。


スピッツベルゲン島のロシア領、廃墟となった炭鉱の町ピラミッデン。いい寂れ具合です。


ピラミッデンで稼働していたコマツのパワーショベル。


ピラミッデンの幼稚園だった施設。珍しく青い建物です。


幼稚園の二階ロビー。内部も鮮やかで、氷河の絵が飾られています。


幼稚園の給食室跡。お気に入りの一枚。


ボートトリップ帰りに見た岸壁のうちの一つ。横方向の地層と縦方向の侵食が美しい。


テーブル型の山。フィヨルドの地形は面白いです。


ワークショップがあった大学を裏から見たところ。モダンな建物です。


ワークショップ会場での一枚。時刻は午前0時前。


大学建物内部は暖かな雰囲気。


島は石炭の採掘が重要な産業で、写真のようにゴンドラで運ばれた後、手前の石炭火力発電所で燃やされます。


石炭火力発電所で発生した廃熱はパイプラインを通じて町全体に送られ、暖房として使われています。

ロサンゼルス友人宅訪問 その3

2012-04-08 22:06:34 | 旅行
ロサンゼルス友人宅訪問 その2の続き

 ロサンゼルスでは色々食べました。YOSHINOYAは何かメニューに違和感を感じましたが、韓国料理の「スンドゥブ・チゲ」はおいしかったです。なんでもロスのコリアタウンで人気を博したとかで、店も賑わっていました。ラスベガスで寿司を握っていたように日本人になりすまさなくても、こういうオリジナルで勝負すればいいのにね。



 ロスでは中古ゲーム屋も覗いてみました。なぜか日本のゲーム(日本語版)がそれなりの幅を占めていました。日本人ばかりを相手にしているわけでもないでしょうから、日本語のまま楽しむゲーマーもいるということなのかも。



 この日は車で、ロサンゼルスの東へ約150km、砂漠のリゾート地であるパームスプリングスに向かいました。その途中では風力発電の風車がアホみたいに並んでいる地帯がそこかしこにありました。この辺りでは昼夜問わず一方向から風が吹いているのでしょうか。この写真はいまいちですが、なかなか壮観な眺めでした。パームスプリングスでは特に何をしたわけでもありませんが、砂漠の中ということでとにかく暑かったです。



 この風景、いかにもアメリカ西部です。そういえばこの辺りにもサンアンドレアス断層が走っているんですよね。



 西に帰る時、正面に見えた夕日。なんだか好きな写真です。



 次の日はロサンゼルスから南東に約150km、国境を越えてメキシコの町ティフアナまで行ってみました。ここはハイウェイの国境ですが、アメリカからメキシコに行くには全くのノーチェックで、誰でも勝手にアメリカを出ることができます。



 アメリカ側はのどかできれいな街並でしたが、メキシコに入ると急に街並が狭くなり、スペイン語の看板があふれてきます。この辺をGoogle Mapで見てみると、国境の両側で街並が全然違うので面白いですよ。



 街を一回り見物してアメリカに入ろうとすると、今度はパスポートを厳しくチェックされます。ハイウェイはチェック待ちの車でひしめき合っていました。その車のドライバーを相手にハイウェイの脇にはいろんな土産物屋がありました。



 友人が撮ってくれた写真ですが、アメリカ側に入って国境近くの様子。メキシコ国旗の根本手前に見えるフェンスが国境です。



 国境のすぐ北側はサンディエゴです。青く穏やかなサンディエゴ湾が印象的でした。奥には湾を横断するコロナド橋が見えます。



 湾の内陸側の岸にはアメリカ海軍基地があり、軍艦が見えました。



 帰国日、ロサンゼルス空港です。友人が成田に向けて出発し、1時間後に私が関西空港に向かいました。この旅行では友人達に随分とお世話になりました。西海岸は気候も温暖で、日本からもそれほど遠くなく、また何度でも行きたいところです。

ロサンゼルス友人宅訪問 その2

2012-02-26 23:00:44 | 旅行
ロサンゼルス友人宅訪問 その1の続き

 ラスベガスに泊まった次の日の目的地は、250kmほど離れたアリゾナ州のグランドキャニオンです。



 まずはラスベガスの空港から飛行機に乗り込みます。正面の十数人乗りのセスナ機に向かいます。前の二人は操縦士と副操縦士。



 私の席はパイロットのすぐ後ろでした。いろいろな操作を見ることができて面白かったです。



 離陸すると、幾何学模様のようなラスベガス郊外の上空を越えて東へ。途中にはフーバーダムによって作られた人造湖のミード湖の上空を通りました。気流がかなり悪くて機体が大揺れでしたが、結構楽しいフライトでした。操縦士もノリノリだったようで。



 ミード湖からコロラド川をさかのぼっていくと、段々と谷が深くなっていきます。



 1時間程でグランドキャニオン国立公園空港が見えてきました。そこからバスで30分くらいで…。



 グランドキャニオンに到着! ここはコロラド川の南側にあるサウスリムという観光スポット。北側にはノースリムがありますが、サウスリムの方がメジャーだそうです。渓谷の下までは1000m以上。徒歩で往復するツアーもあるそうで、参加してみたい!





 何千万年もかけて侵食された何億年分もの地層が見事です。





 「野生の動物は野生のままに」と書いてあります。リスに餌をあげるなという表示ですが、ちょうどそこでリスが餌を求めていました。



 ネイティブ・アメリカンのホピ族の建築様式を再現したというホピ・ハウス。ワイルドながら、涼しそうな建物ですね。



 おまけ。友人が撮ってくれた私の写真。足下は絶壁で、落下するかと思いました。というのはもちろんウソで、むこう側にはちゃんと地面があるので恐くはないですよ。



 ラスベガスへ帰る飛行機からの眺め。グランドキャニオンは日本では見られない素晴らしい光景でした。また何度でも行ってみたいですが、友人は飛行機の揺れがイヤになったようで…。

つづく

ロサンゼルス友人宅訪問 その1

2012-01-29 23:10:09 | 旅行
 友人がしばらくロサンゼルスに赴任しており、せっかくだから遊びに行こうということになって、2003年に別の友人と行ってきました。カリフォルニアは二度目の訪問ですが、以前紹介した地質見学の時から10年近く経っていたので、ちょっとした懐かしさもありました。ちなみに学会やら何やらでこの時までにも何度か海外に行っていましたが、これが純粋に観光で行った初めての海外旅行でした。

 この時はデジタルカメラの持ち合わせがなく、空港で買った「写るんです」で撮影した写真なので画質が悪いです。それにいい写真があまり撮れませんでした。何とぞご了承ください。そのかわり少し大きめにしました。



 ロサンゼルス空港に着いて現地の友人と合流したあと、その友人の運転する車でまずは周辺のドライブ。ここはダウンタウンで、日本人街「リトル・トーキョー」の近くです。そこでは本屋等が日本の物を売っていました。他にもこの周辺には怪しげな店や建物があり面白かったです。



 次はハリウッドに行ったのですが、有名なハリウッドサインの写真がうまく撮れなかったのが残念です。写真の場所では地面にハリウッド俳優のサインと手形が刻まれていました。ここはスタートレックのコーナーですね。中央にエンタープライズ号が描かれています。レナード・ニモイのサインは見えませんね。

 この後はビバリーヒルズを散歩。ビバリーヒルズには私の好きな作曲家のストラヴィンスキーが晩年に住んでいたので、ぜひ行ってみたいと思っていました。もちろん、行ったからって何があるわけでもないのですが…。



 さらにその後は海に面したサンタモニカ市に移動し、出島のようなサンタモニカ・ピアの見物。ここはちょっとした遊園地になっています。桜田淳子はいませんでした。あんなに「来て来て」と言っていたのに。

 この日の夕食は巨大な肉と大量のマッシュポテト。あまりにも量が多くて食べきれませんでしたよ…。アメリカ人はあれだけの量を普通に食べているんでしょうね…。





 次の日はロサンゼルスから北東300kmほどにあるラスベガスに向かいました。懐かしのモハーベ砂漠をひたすらドライブです。途中には偽ラスベガスみたいなちっちゃな町が幾つかありました。



 我々が宿泊したホテル「モンテカルロ」です。巨大ですが、なかなか落ち着いた作りになっていました。初夏とはいえラスベガスはとても暑かったのですが、汗が全くでませんでした。出ないと言うよりは、出るなりすぐ乾くと言った方が正確ですが。



 ラスベガスにはフリーモント・ストリートというアーケード街があって、名物になっています。まずは暗くなるまで街角で休憩。



 いよいよ暗くなってきました。派手なネオンが楽しげです。



 画質が悪くて申し訳ないのですが、フリーモント・ストリートのアーケードの下側が電光掲示板になっており、夜になるとアニメーションのショーが上映されます。ずっと上ばかり見ていて首が痛くなりましたが、その美しさと巨大さに圧倒されました。



 これは友人が撮った写真。二つ上の写真の右側に電光掲示板がありますが、そこでの映像にお姉さんが食べ物をグチャグチャと汚らしく食べるという下品な映像がありました。なぜわざわざそんな映像をでかでかと流すのか理解できません…。

 夕食は街のカジノの中にある寿司屋で食べましたが、あまりおいしくありませんでした。寿司職人は日本人かと思って日本語で話しかけても反応なし。あれはきっと韓国人だったのでしょう。その後はストラトスフィア・タワーに登り、ラスベガスの夜景を楽しみましたが、写真がヘボくてお見せできるようなものでないのが残念。



 さてホテルに戻ってカジノに挑戦。と言ってもディーラーがいるようなテーブルに行ったわけではなくスロットマシンばかりでしたが。トータルで2万円くらい負けたかもしれません。どこかの製紙会社の社長の息子に比べるとささやかな額ですけどね。写真は真っ暗ですが、実際はもっと明るいです。







 ラスベガスのホテルはそれぞれがテーマパークのようになっていて、趣向を凝らしたものになっています。二枚目のピラミッドは「ルクソール」というホテルで、夜になると頂上にある世界一強力な光源から空に向かってビームを発するというのが凄いんだか笑えるんだか。さすがはラスベガス、としか言いようがありませんね。

つづく

カリフォルニア地質見学 後編

2011-12-17 22:14:08 | 旅行
カリフォルニア地質見学 前編の続き

 旅行日程の前半ではデスバレーからヨセミテ公園までカリフォルニアを大きく移動してきましたが、後半はサンフランシスコ周辺の見学です。



 セントラルバレーは、東はシエラネバダ山脈、西は海岸山脈に挟まれています。セントラルバレーのアトウォーターを後にし、海岸山脈で地質の見学。写真は途中で立ち寄ったサン・ルイス貯水池。手前に見える島は貯留量が減ると地続きになるようです。奥には海岸山脈の山々が連なっています。



 この日からサンフランシスコ近郊のパロアルトに3連泊。パロアルトと言えばシリコンバレーですね。路傍の休憩所に猫がいました。



 パロアルトは世界でもトップクラスのスタンフォード大学に隣接しています。この名門大学は敷地も広大で、33平方kmあるそうです。東京ドーム700個分の広さで、世界第2位。この写真は大学の敷地に入ってしばらく行くとたどり着く広場です。



 スタンフォード大学のキャンパスはきれいですっきりしており、屋根が赤で統一されています。写真の奥の右にはフーバータワーという塔があり、誰でも登ることができます。



 フーバータワーの展望台からの風景。見渡す限り大学の敷地内です。展望台には我々一行の他に日本人観光客も何人かいました。そういえば鳩山由紀夫元首相が博士号を取得したのがスタンフォード大学。この風景を見ていたんでしょうねえ…。我々がスタンフォード大学に来た目的は、地球科学の著名な教授の講義を聴くためでした。もっとも、さっぱり英語がわかりませんでしたが…。



 次の日は再び地質見学。この写真には古い時代のモホ面(モホロビチッチ不連続面)が地表に露出している現場です。モホ面とは地殻とマントルの境界面です。地殻は玄武岩でできており、マントルはカンラン岩でできていて、組成や密度が違うために地震波の速度がここで変化するために発見されました。沈み込んでいるプレートの一部が北米大陸にへばりつき、隆起したために古いモホ面が地表に現れています。この写真では中央縦(白い組織のちょっと右)がモホ面で、左がマントル、右が地殻です。岩盤の色が左右で極めて微妙に異なっています。ちなみに、よく勘違いされることですが、地殻とプレートは異なるものです。地殻は化学的な組成で区分されたものであり、プレートは物理的な挙動で区分されたものです。プレートは物理的に硬い領域で、地殻とマントルの一部が含まれています。



 次の日はサンフランシスコのベイエリアにやってきました。ここはゴールデンゲートブリッジのたもと近く。この岩石はチャートといって、太古のプランクトン等が海底に堆積して固まった非常に固い石です。ルーペで拡大するとプランクトンの殻が見えたりします。写真の人は引率の某先生。この近くで私が岩石を眺めていたところ、長さ10センチほどもある巨大なナメクジが私のズボンを登ってきており、大陸は何でもでかいなと感心でした。



 そしてこちらがサンフランシスコの代名詞、ゴールデンゲートブリッジ。そういえば先日に「サウンドブリッジ」の記事を書いたな…。



 午後はウォーターフロントの観光地フィッシャーマンズワーフで自由行動。日本人も多く、日本人の客引きが日本語で「冷やかし入店大歓迎!」と叫んでいました。



 夕方には下町の背後にあるツインピークスに移動。標高276mで、サンフランシスコを一望できる展望台がありました。市街地の向うはサンフランシスコ湾。ゴールデンゲートブリッジは写真のさらに左側。



 最後には太平洋側に出て、海辺でみんなで感慨にふけっておりました。この向う側に日本があるのですね…。



 最終日はまっすぐサンフランシスコ国際空港に向かって帰国。写真はパロアルトのホテル。旅行期間中はずっとこのようなマイカー旅行者用のホテルに泊まっていました。映っている人物はずっと同室だった友人。

 というわけで、私の最初の海外旅行は無事に終わったのでした。大陸の雄大な景観とダイナミックな地質構造、異国の文化を少しではありますが味わうことができました。カリフォルニアは日本からアクセスしやすく、気候も温暖で良いところでした。初の海外がカリフォルニアでよかった~。

カリフォルニア地質見学 前編

2011-12-11 19:22:41 | 旅行
 今回は私が初めて海外に行ったときの写真です。以前ハワイの写真を掲載しましたが、その前年にはカリフォルニアに地質見学に行きました。なんせ古い写真をスキャンしたものだから画質は悪いし、記憶も定かでない部分もありますが、久々の海外物の写真ということで載せてみます。

 カリフォルニアはアメリカ西海岸にあり、プレート境界上に位置します。しかもプレートが地球深部から湧き出しながら、その部分が北米大陸の下に沈み込んでいるという複雑なプレート境界になっています。プレートの沈み込み帯に位置しているという点では日本と同様ですが、より大規模な構造を目にすることができました。



 いきなり変な写真ですが、ロサンゼルス空港から乗ったバスから撮ったサンアンドレアス断層の断面です。ハイウェイが断層を横切っています。もちろん断層には幅があるので、この周辺一帯が断層という意味です。サンアンドレアス断層はカリフォルニアにたびたび大きな地震を引き起こしている断層で、プレートが生成するラインの間にあって断層を境に横ずれ運動が起きています。



 ロサンゼルスから北東にバスは進み、モハーベ砂漠にやってきました。砂漠といっても砂丘があるわけではなく、植物も生えています。初の海外旅行で、大陸の大きさを実感した土地でした。



 山を幾つか越えると、向うに広々としたデスバレーが見えてきました。



 デスバレーは乾燥地帯の中でも海抜高度が低く、海水面以下の土地もあります。この写真のバッドウォーターもそういう場所で、低地に流れ込んだ水はそこで蒸発し、塩分だけが地面にどんどん取り残され、一面が塩の海になっています。



 デスバレーは国立公園で、ビジターセンターもありました。砂丘の上に登ったりして楽しむことができました。



 リッジクレストという砂漠の町で一泊し、次の日は北へ向かいます。まずシエラネバダ山脈を西へ横断します。ここは山脈の南端に近いイザベラ湖。



 山脈を越えている最中にも岩石など見るものがありました。このあたりは白い花崗岩が露出しています。



 シエラネバダ山脈を越えると、セントラルバレーという広大な盆地になります。その中にあるベーカーズフィールドという町で昼食。カリフォルニア滞在中の食事の二回に一回はマクドナルドでした。バスの運転手が言うには、結局マクドナルドが一番うまい、とのことでした。けれども日本のマクドナルドよりパンがパサパサで、飲み物がアホみたいにでかいのには参りました。



 セントラルバレーを北上し、再びシエラネバダ山脈にちょっと入ったあたりの町(確かヨセミテフォークス)で宿泊。写真だとわかりませんが、西部劇に出て来るようなワイルドな雰囲気の町でした。



 次の日はもちろんヨセミテ国立公園です。ここは有名なヨセミテ渓谷。白い花崗岩に残雪が積もって、美しい風景でした。写真一番奥中央にはヨセミテのシンボルとも言えるハーフドームが小さく見えます。右やや手前にはU字谷からブライダルベール滝が流れ落ちているのが見えます。



 ブライダルベール滝を見上げたところ。落差186m。ヨセミテ公園には他にも多くの滝があります。アメリカ最大の落差の滝もあるそうです。



 この日はセントラルバレーの町(確かアトウォーター)で一泊。夕暮れ時の一枚。宿の自販機で飲み物(25セント)を買おうとしたけど買い方がわからずゴチャゴチャやっていたら、宿のお姉さんがやってきて教えてくれました。その時、売っていたルートビアって何かと聞いたら、コーラとビールを混ぜたものでチェリーコークに似ている味だと言ったので買ってみると、正露丸のような味でした。ルートビアとは石垣島で再会するのですが、初めて飲んだ時はなかなかのインパクトでしたね。

つづく

東京見物 後編

2011-10-29 21:57:09 | 旅行
東京見物 前編の続き

 浅草で一泊し、翌日もう一度仲店通りを散策しました。古めかしい店ばかりで、見ているだけでも楽しめます。





 お土産などを買った後は、浅草から水上バスに乗って隅田川を下りました。船着き場は浅草駅のすぐ近くにあります。



 出航直後の吾妻橋の下にさしかかったところ。正面から最新鋭の上りの船がやってきたのが見えます。



 吾妻橋をくぐり、最新鋭の船とアサヒビールのウ○コのツーショット。前編でも書きましたが、今ならこの写真の背景には東京スカイツリーが見えるでしょう。



 しばらく下って、佃島のあたり。近代的な高層マンションが建ち並んでいます。



 さらに下って、上流側に振り返って撮った一枚。嫁の向うには有名な勝どき橋が見えます。左の広い建物は築地の市場。



 途中で船は浜離宮庭園に寄り、終点の竹芝桟橋に向かいます。終点近くでは東京湾の向う側にお台場が見えます。右の建物は(デモがあったことで)有名なフジテレビです。私が高校生の頃は家からお台場まで歩いて行ったものですが、当時は開発される前で見渡す限り空き地でした。せいぜい船の科学館があったくらいでしたね。

 次は竹芝桟橋から浜松町まで歩き、山手線で二駅隣の品川に移動し、水族館のエプソン品川アクアスタジアムに行きました。以下、水槽の写真をどうぞ。

















 イルカショーもやっていて、大変な人気でした。



 当時この水族館の目玉は水槽の下をトンネルが通っているというものでした。私の顔が邪魔ですが、水中にいるようです。



 トンネルの上をノコギリザメが泳いでいます。現在はこの水族館でいろいろなアトラクションが楽しめるようです。

 というわけで、この後は品川から新幹線に乗って奈良に帰ったのでした。長年東京に住んでいた私にとって、東京に観光に行くというのは不思議な感覚がありましたが、東京に住んでいたらわざわざ行かないようなところに行ったりして新鮮でした。また嫁に東京案内したいですね。今度は高尾山なんかもいいな…。

東京見物 前編

2011-10-13 21:34:21 | 旅行
 今回は2005年の8月に嫁を東京に案内した時の写真です(これが二度目でしたが)。私は首都圏で生まれ長いこと住んでいたため、東京でホテルに宿泊するという体験は何度あっても新鮮です。



 まず新宿にやってきました。ここは新宿駅東口のアルタの近くで、写真のすぐ左側にアルタがあります。ちょうどお昼時で、笑っていいとものカメラがアルタ前にスタンバイしていました。この写真に映っているカメラのさくらやには、昔よくゲームソフトを買いにきたものでした。アルタの中で昼食をとって、次は西口から都庁に向かいました。



 都庁ビルの展望台から南東方向の眺め。写真右の大きな緑地は明治神宮。中央やや右上の高い建物は六本木ヒルズです。私は20歳までその周辺に住んでいたのでした。六本木ヒルズにも友人が一時期住んでいました。というのも、友人はヒルズが開発される前にそこにあったマンションに住んでいたからです。





 次の目的地は靖国神社で、都営新宿線に乗って10分程度で着きました。当時は小泉内閣で、この時期ニュースで話題になっていたため、嫁がぜひ行きたいと希望したからです。私の方は、昔に大晦日に友人達と夜中歩いて、ここで初詣をしたことがありました。ここはいつでも多くの人が参拝しており、この日ももちろんそうでした。



 境内にある遊就館では戦没者の遺品等が展示されています。中に入るといきなり零戦や大砲が展示されています。こちらも多くの見学者がいました。



 次は九段下から地下鉄で20分くらい移動し、浅草に到着。写真は雷門前、浅草寺(せんそうじ)の山門です。左側が雷神、右側が風塵。奥の参道は仲見世通りで、両側の店では土産物、饅頭、せんべいなどが売られています。



 土産物屋のひとつ。いい雰囲気です。



 こちらが浅草寺の本堂。聖観音像が安置されています。東側には浅草神社(あさくさじんじゃ)があります。読み方もややこしいですが、寺の境内に神社があるのも不思議です。

 ここで一旦宿泊するホテルにチェックイン。場所は浅草神社側の出口を出てほど近いところでした。



 夕食を食べに夜の街に出発。ここは吾妻橋の交差点で、向こうに見えるオブジェがある建物はアサヒビールです。通称「ウ○コ」です。現在なら、この写真の左側には東京スカイツリーが見えることでしょう。



 浅草から地下鉄で一駅隣の蔵前で降りて、割烹 吉葉(よしば)に来ました。ここではちゃんこがいただけるのですが、店の真ん中に実際に使われた土俵があるのが面白いところです。



 真夏のちゃんこは暑かったですが、大変おいしかったです。

つづく

石垣島旅行 その3

2011-09-27 20:05:34 | 旅行
石垣島旅行 その2の続き

 3泊4日の石垣島旅行最終日は買い物して帰るだけでしたが、天気がとても良くなりました。



 宿泊したペンション赤がわらの中庭です。始めからこの天気が続いていれば良かったのですが…。



 海の向こうには、前日に渡った竹富島が見えました。



 中庭にはこのような場所があって、休憩や食事ができるようになっています。

 そういえば石垣島にはヤモリがたくさんいて、「家守」として大事にされているそうです。ここのペンションの客室にもいました。夜中にキチキチという鳴き声を出してびっくりしましたが、慣れたら何ともなくなりました。虫を食べてくれるとのことです。



 昼食は港近くの繁華街に出て沖縄名物タコライスをいただきました。自宅でも簡単に作れておいしいです。



 その後、お土産を買ったりしましたが、疲れたのでカフェに入って一休み。窓から外の路地を見てみたら猫が歩いていました(見えるでしょうか)。



 猫といえば、石垣空港で見たタクシーの中には屋根に猫のランプを載せているものがありました。それともこれは西表島のイリオモテヤマネコでしょうか?

 というわけであまりいい写真がありませんでしたが、石垣島はのんびりとしてて食べ物もおいしく、素晴らしいところでした。島らっきょうもおいしかったです。石垣空港は滑走路が短く十分な燃料が積めないとのことで、帰りは那覇空港で一度降りることができました。沖縄本島もあらためて行ってみたいです。他にも西表島、宮古島、小浜島、波照間島、与那国島など、沖縄県には行ってみたい島がたくさんあります。次はどこに行こうかしら。

石垣島旅行 その2

2011-09-16 20:54:24 | 旅行
石垣島旅行 その1の続き

 石垣港から船に乗るとわずか10分で竹富島に到着です。竹富島は直径3kmほどの小さな島ですが、竹富島の集落は国の重要伝統的建造物群保護地区になっているそうで、赤瓦の屋根を持つ建物が並んでいます。

 竹富東港から15分くらい歩くと集落に入ります。ここで自転車を借りて島をぐるりと回ることにしました。



 この日もスカッと晴れなかったのがちょっと残念。まず目指すのは島の西側のコンドイビーチ。



 コンドイビーチに到着。天気が悪いですね。このビーチ周辺では星形の砂が採れ、幸運のお守りとなるそうです。砂とは言っても元々はプランクトンの殻ですが。私たちも形のいいものを何粒か拾ってきました。



 コンドイビーチにも猫がいました。上の写真の右の小屋では人が寝ていて、そこに居着いている猫のようです。



 ここは遠浅になっていて、沖の方までかなりの距離を歩くことができます。沖まで歩いた後、集落の中心部に向かいました。



 おみやげ屋などいくつか見て、休憩のためにグリルガーデンたるりやに向かいました。この店は集落のほぼ中心に位置します。



 店にはとぼけた犬がいて、なぜか私たちの足下にやってきて伸びてしまいました。



 建物の方には猫もいました。この島ではとても多くの猫を見かけました。





 しばし休んで、再び出発。花と緑と石垣がいっぱいの風景です。



 たるりやの近くには「なごみの塔」という高さ7~8mの塔があって、登ることができます。塔の上部はとても狭いですが、360度の眺めが楽しめます。建物の屋根の赤瓦がとても美しいです。



 集落には観光用の水牛車がのんびりと巡回していました。次に行った時は乗ってみたいですね。



 集落をぐるぐる走り、自転車を返却し、竹富東港に戻ってきました。向こうに見えるのが石垣島です。

 石垣島は随分と近代化していましたが、本来はこの竹富島のような風景だったのでしょう。いつまでもこの街並を受け継いでいって欲しいですね。

つづく