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2016年 あけましておめでとうございます

2016-01-01 11:35:34 | 日記


 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 ちなみに上の画像は12年前の申年の年賀状用の絵。

 今年は資格をたくさん取得しなければならないし、車の運転もうまくならないといけないし、オールドゲームもいっぱい買わないといけないし、ブログも更新していかないといけないので、充実した年にしたいです。

iPhoneアプリ制作:無限大根

2014-01-23 19:31:35 | 日記
 ケータイ(ガラケー)の料金が高かったので、いっそスマホにした方が安くなると考え、11月上旬にiPhone5cに乗り換えました。で、せっかくだからアプリでも作ってみようかと考えて、アプリ開発の本を買って読んでおりました。ところが開発言語はObjective-Cとやらで、どうにもさっぱりわかりません。このまま本を読んでいても全く進まないだろうと感じ、とりあえず本のサンプルプログラムの必要な部分をツギハギして簡単なものをでっちあげ、公開するまでの手順を踏んでみることにしました。そして出来たのがこのアホアプリ『無限大根』です。

  

使い方
 ・大根をタッチで操作して大根おろしを作ります。
 ・大根は無くなりません。
 ・大根おろしは機器を傾けるか指でぬぐうと移動できます。
 ・画面上下に出た大根おろしは回収されます。
 ・時々、様々な効果を持ったものが現れます。

 もちろん無料なので、iOS7以降のiPhoneまたはiPadをお持ちの方は暇つぶしにどうぞ。コレクションを全て揃えると、ちょっとだけいいことがあるかも…。



 ここからは苦労話。

 とにかく、何をどう作ればいいのかわからないので、本を読んでiOS7でできることをピックアップしました。

 ・タッチ操作(あたりまえ)
 ・ジャイロセンサ
 ・サウンド
 ・スプライト表示
 ・物理挙動シミュレーション
 ・アラート表示
 ・設定の保存

 このあたりの機能を使ったものを作ろうとイメージしているうちに思いついたのが「大根おろし」でした。そして12月6日にプログラミング開始し、あとはサンプルプログラムからのコピペで何とかなるだろう、と思ったらそうもいかずに結構時間がかかってしまいました。

 そして12月21日に審査のためにAppleに提出。ところがクリスマスや年末年始が挟まったために審査期間が長引き、年明けの1月4日に審査落ちのメールが来ました。なんせ初めのバージョンでは大根をすりおろすだけのどうしようもないアプリで、あまりにも単純すぎるというのがボツの理由。単純なのは狙ってやっていたので理解されなかったのは残念ですが、せっかくだから幾つか仕掛けを作ってみようと考えました。このあたりのプログラムはいずれも簡単なものでしたが、ネタ出しと材料作りの方にちょっと苦労しました。別アプリ用に作っていた画面効果も組み込んでみました。

 そして1月20日、なんとか作りあげて再提出。23日に受理されて無事に公開。アプリ制作から公開までの流れの雰囲気がなんとなくわかりました。

 今後は実用的なアプリを作りたいですが、ネタが無かったらまたアホアプリでも作ることにしましょう。

2014年 あけましておめでとうございます

2014-01-01 20:21:52 | 日記
年賀状ボツ案集

 



 

 あけましておめでとうございます。今年もこちらのブログをよろしくお願いいたします。週一回以上は更新したいんですけどね…。

 ずらっと並んだ画像は、年賀状案の作成時にボツになったデザインです。せっかくだからここに掲載して供養をいたします。作成には日本郵政のはがきデザインキットおよびテンプレートを使用しました。いずれもテンプレートを適当に組み合わせたものです。

金環日食と流れ橋

2012-05-21 23:40:02 | 日記
 今日は所用があって仕事を休んだのですが、そのおかげで金環日食を見ることができました。



 7時29分頃の太陽の様子。なんとか写真でも金環となっているのがわかります。青いビニールの袋を通して肉眼で見ることもできました。東京・大阪にお住まいで残念ながら今回見逃してしまった方は、ちょうど300年後の2312年にまた金環日食が見られるようなので、楽しみにしていて下さい。または、このブログの右上にもありますよ。

 さて、所用の合間にしばらく時間があったので、前から行きたかった流れ橋に車で行ってみました。この橋は京都府久世郡久御山町と八幡市の間を流れる木津川に架かる橋で、全長350m以上ある日本最長の木造の橋です。なんでも時代劇のロケに使われるとのこと。この橋は、以前に高師小僧を採りに行った八幡から4kmほど上流に位置します。









 私たちが行った時は観光客の団体さんがいて、橋の上は結構混雑していました。橋には欄干がなく、意外と恐かったです。自転車やバイクが往来していましたが、私には無理ですね。

伏見稲荷に初詣

2012-01-09 22:00:00 | 日記
 今年の三ヶ日には初詣に行けず、本日ようやく出かけることができました。例年は春日大社にお参りしているのですが、今年は京都の伏見稲荷に行きたくなったのでした。何年か前にも一度初詣に行ったのですが、今年は稲荷山まで行けたらいいなという希望がありました。

 たまにはJRで出かけようと思い、JR奈良駅から京都線に乗って稲荷駅で下車。駅の目の前はいきなり伏見稲荷でした。



 ここは表参道手前。稲荷らしく狛犬の代わりに狐がいます。何をくわえているのでしょうか?



 表参道を正面から見たところ。さすがに1月9日にもなると、この時期国内第4位の参詣者を誇る伏見稲荷も比較的ゆったりとお参りすることができました。



 ここは本殿手前にある楼門。鮮やかな朱色が美しいです。両側の狐はそれぞれ別のものをくわえています。左は鍵、右は宝珠です。この後、本殿でお参りし、お守りを買って、さらに奥に進んでみることにしました。



 本殿の裏手には千本鳥居があります。まず大きな鳥居が並んでいる下をくぐって行きます。



 すると途中で二手に分かれます。左が往路、右が復路です。鳥居は人がちょうど通れるくらいの大きさになります。



 鳥居群を進むと独特の雰囲気を感じます。特にこの写真を撮った瞬間は前に人がおらず、異世界に繋がっているのではないかという気さえしました。

 千本鳥居を抜けると奥の院があり、そこでおみくじを引いてみたら去年と同じく末吉でした…。嫁も去年と同じく大吉。



 奥の院の突き当たりには、おもかる石があります。詳細は上の写真にも書いてありますが、持ち上げてみて意外と軽かったら願いが叶う、意外と重かったら叶わないというものです。写真右の女性(見知らぬ人)が持っているのがおもかる石。私は持ち上げる前に計算してみました。大きさは2リットル程度、石の密度を3kg/Lとすると、約6kg程度の重さになります。以前我が家には友人からもらった8kgの鉄アレイがあり、それより少し軽いくらいだろうという目星をつけました。ところが実際に持ってみると想像以上に軽くて逆に驚きました。体積を大きく見積もったからでしょうか。ちなみに嫁は始めは持ち上がらなくて焦ったそうですが…。



 奥の院から稲荷山へ行こうと思ったら、所要時間2時間とありました。このときすでに3時半だったので泣く泣く断念。実際は我々の足で2時間かかることもないのでしょうが、また暖かくなったら登ってみることにします。ただここで引き返すのもどうかと思ったので、途中の新池(案内図の中央)まで行ってみることにしました。



 10分足らずで池に到着、その横には熊鷹大神の塚というものがありました。池に張り出した拝所ではロウソクが灯されて盛大に炎が吹き上がっており、異様な雰囲気でした。周辺には多くの塚が祀られており、そちらも近寄り難い空気でした。



 時間の都合で引き返し千本鳥居を帰っていると、それぞれの鳥居に奉納年月日と奉納者の名前が刻んでいました。登る時にはこれらは見えず、降りる時にはしっかり見えるような角度で記されています。うまく計算されていますね。



 本殿手前には狐の顔の部分に穴があいている像があり、お賽銭を投げてその穴に通すと願いが叶うようです。私がトライしてみたら、台座の上に10円玉が乗っかってしまいましたが…。

 帰りは表参道ではなく北側の賑やかな参道を通って京阪電車の伏見稲荷駅から帰りました。初詣をしてようやく新年が来たという実感がわき、気分もスッキリです。今年こそは頑張りますよ。

2012年 あけましておめでとうございます

2012-01-01 14:31:48 | 日記


あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

昨年は私自身も日本国内も大変な年でした。
体力とか給料とかいろいろ低下していますが、
今年は去年のマイナスをカバーしてなおかつプラスに持っていくべく頑張ります!

今年の初ゲームは「THE はじめてのRPG」でした。
現在は火山島に向かうところです。
積みゲーも解消したいですね。

個人的2011年

2011-12-31 13:47:40 | 日記
 2011年は大変な年になりました。昨年の大晦日には「中国や北朝鮮や民主党が日本の危機を招いた1年」と書きましたが、今年は地震、津波、原発事故、台風が日本を襲い、ついでに韓国までもが日本へのゆすりたかりを強化してきました。民主党政権はこれらに対し後手にまわるどころか悪化させるような対応ばかりでした。その上、消費税やTPPについては国民の議論をまるで無視した独裁を進めております。民主主義を無視した民主党を民主的から政権を返上させるにはどうすればよいのでしょうか。というわけで今年も恒例というわけではないのですが、去年と同じフォーマットで「2011年個人的10大ニュース」をまとめます。


1. 東日本大震災、原発事故、台風が日本を襲った
 3月11日に東日本大震災が発生した瞬間、ここ奈良もゆっくりと大きく揺れました。すぐさまテレビを見てみると東北で巨大地震が発生したとのこと。その後テレビにかじりついていると、次々と入る悲惨なニュースと映像。津波に飲み込まれていく町、爆発した原発建屋、災害や事故に立ち向かう自衛隊員とアメリカ兵。これらのことがあって、私も何かできることがないかと考えるようになり、その後の仕事探しの方針も変わることになったのでした。夏の終りには台風が猛威をふるい、奈良県や和歌山県では大変な被害が発生しました。ここ奈良市内は幸いにも大きな被害はありませんでしたが、同じ県内ということで安否を気遣う連絡をいくつかいただきました。震災も原発事故も台風も被災地の復興はまだ進んでいませんが、私にできること、それは仕事として関わるだけでなく信頼できるところに募金したりデマを広めないことなども含め、継続していきたいですね。

2. 仕事に就き、3ヶ月で辞め、再び仕事に就いた
 昨年夏まで勤めていた研究所を辞めたのは日本の工業に直接関わりたかったためですが、震災があってからは、日本が大変な時にのんびりしていられないという焦りと、自分が離職していたのも天命かもしれないという思いがわき、4月には職が決まりました。そこはタービン等の部品を作る企業であり、原発事故を受けて新たな発電機が必要な状況で力になれるかと考えておりました。ところが体調を大きく崩してしまい、3ヶ月で辞めることになってしまいました。その後は役に立てなかったとの思いによってさらに体調が悪化したような気がしました。もともと私は潰しの利かないバックグラウンドを持っているため再度の職探しも困難ではありましたが、縁あって現職をいただくことができました。福島の問題にも関わる業務をしており、私のバックグラウンドとなる知識も必要とのことなので、精一杯頑張りたいと思います。なんとか年内に決めることができたのは幸運でした。

3. 体調が悪かった
 前職は結構な肉体労働でしたが、それでも仕事のきつさだけなら耐えるつもりでした。ところが通勤時間の長さが致命的で、昨年のこの時期の体重は64kgだったのに58kgを下回る程まで落ちてしまい、目眩や立ちくらみ、動悸でフラフラになってしまい不本意ながら退職することにしました。しかも作業中に右手中指をハンマーの柄と装置に思いっきり挟んでしまい、爪が根本から取れてしまいました。退職後、心身ともに充実させるために生駒山を越えようしたら、山道で転んで左腕を強く打ち付けて痛めてしまいました。現在は爪も腕も治り、目眩と立ちくらみもほとんど無くなりました。再就職してからは動悸もかなり減ったような気がします。

4. Twitterはじめた
 体調が最悪だった時期、このままズブズブと沈んでしまうのはマズいと考え、人目について自らをコントロールするためにTwitterを始めました。現在は通常のつぶやき地獄の日野日出志botを登録しています。本来ならば発信したい情報があり、それを拡散する手段として使いたいところですが、私にはその見識も技量も無いために極めて個人的に使っています。それでも失業中に世の中から遠ざかっているという恐怖を大幅に軽減できたのはありがたい効果でした。そういう使い方のためにあまりつぶやかず、多くの方をフォローしてはいませんが、今後うまく使っていきたいところです。

5. 伊勢参りをした
 今年は遠出をほとんどせず、東京にちょっと出かけた以外は伊勢参りをしたのが唯一の旅行でした。周辺の賑わいと境内の神霊的な雰囲気は大変印象的でした。一泊でしたが名物料理もちょっとずついただいて、就職活動がうまくいかずにくさっていた当時の自分にはいい気分転換になりました。時々行きたいところですね。

6. 「チンギスハーン 蒼き狼と白き牝鹿IV」をプレイした
 プレイステーションの「チンギスハーン 蒼き狼と白き牝鹿IV」をプレイし、その経過をブログに連載しておりました。もともとブログでなにか連載のようなことをしてみたくて準備をしていたのですが、ちょうど震災が起きてしまい、ブログを書く気分が消沈してしまいました。けれどもたまたま奥州藤原氏でプレイを始めていたので、東北支援という意味も持たせ、少しでも気分を明るくしたいと考えてプレイと連載を続けました。源義経とチンギス=ハーンが協力して世界制覇を目指すという痛快な展開になったのは面白かったです。その後も勢いに乗ってフビライ=ハーンの時代もプレイし、ビザンツ帝国が世界を治めるまでプレイしました。連載もまたやりたいのですが、なかなかマッチしたゲームの題材が我が家にないのが惜しいです。「チンギスハーン」の場合は世界史で誰もが知っている名前が出てくるから、比較的誰にでも興味を持ってもらえたのではないかと分析しています。

7. 「グラディウスIII」のA装備で1周クリアした
 ゲームネタが続いて恐縮ですが、クリアが難しい「グラIII」のA装備はかなり弱い装備で、プレイする人はほとんどいません。この装備でのプレイは途中でミスすることも多く、そこからの復活を強いられることになり、結果的にかなり上達して「グラIII」をプレイするのがかなり楽になりました。現在はC装備に挑戦していますが、さらにへっぽこ装備なので苦しんでいます。プレステ2のゲームにおいて、私のループゲームのクリア認定条件は「全装備でそれぞれ2周クリア」というものなので、その他の装備でもまだまだ苦しみそうです。思えば「グラIII」が発売された1989年からずっと22年間プレイしていたということになりますね。「グラIII」に関してはゲームクエストの投稿文もありますが、なかなか恥ずかしい文章です。

8. 奈良の店がミシュランガイドに掲載された
 なんと奈良の飲食店がミシュランガイドに掲載されました。我が家の近所にもそのうちの何件かありますが、中には「ここってそんなに凄い店だったのか」と驚くようなこともありました。掲載された店は老舗料理店というのは少なく、新たなチャレンジをしている店が星を獲得したという例が多いようです。いずれどこかの店で食事をしてみたいですね。

9. カレーに凝ってみた
 秋から嫁が仕事をするようになり、夕食はある程度私が作っていました。そんなこともあって、自然と金曜日はカレー曜日になり、いつも一ひねりしたカレーを私が作るようになりました。最初は色々と入れたりしていたのですが、結局普通のカレーが一番うまいという身も蓋もない結果になってしまいましたが…。トマトを一つ湯通しして皮を剥き、潰して煮込むのがいいですよ。入れ過ぎるとカレーが真っ赤になって不気味です…。

10. 年齢が…! 髪の毛が…!
 書きませんけど、いい年齢になりました。この歳のわりにはいつまでたっても精神が幼稚なのは自覚しています。ただ肉体は正直に歳を重ねているようで、髪の毛の一本一本が細くなってきました。ぱっと見はまだ髪の毛フサフサですが、このまま毛根が衰えてフェードアウトしていくのではないかと心配です。前職でヘルメット被って猛暑の中汗だくで作業していたのも原因の一つではないかと考えてますが、復活はするのでしょうか?


 私の2011年はこのような顛末でした。来年もまた、このブログにもおいでいただけると嬉しく思います。皆様も良いお年をお迎えください。

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今日のおまけ画像



 お恥ずかしいものですが、私が毎日嫁に作っていた弁当の一つ。その後弁当作りのスキルが上がり、バリエーションも増えました。

メリークリスますなあ…

2011-12-24 20:55:40 | 日記
 今年はあっというまに過ぎてしまって、年末という実感もないままクリスマスイブとなりました。節電のためか、街でのイルミネーションもかなり控え目な印象を受けます。我が家でもささやかなクリスマスを楽しんでいます。



 料理は昨日作ったカレーの残り、ケンタッキーフライドチキン、ローソンのケーキという結構なささやかっぷり。昔買った安いワインも一口いただきました。



 ちなみにこのネコ様は、とあるクリスマスイブに我が家にやってきたのでした。

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 仕事の方ですが、2ヶ月ほど前に応募したけど書類審査を通らなかった企業がありまして、先週そこから連絡があって、今週の月曜から勤め始めました。ベンチャー企業なので規模は大きくありませんが、独自の技術を持っているようです。被災地の復興にも関わる業務もあり、今週は関連の作業を手伝っています。

 通勤時間はここ奈良から1時間10分ほど。以前の職場(兵庫県明石市)までは2時間20分かかっていたので、ちょうど半分になりました。とても楽になりました。ただ、作業内容によっては夜遅くなることもありそうです。じっくり取り組みたいと思います。

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 体調は万全ではなく、しばしば動悸がありますが、大きな問題はありません。落ちた体重がもう少し回復するといいのですが…。

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 ゲームライフは、プレステ2の「ナイツ」と「THE はじめてのRPG」が中心。「グラディウスIV」もたまにやりますが、ほとんど義務感でプレイしている状態。ゲーセンでは「グラディウスIII」のエディット装備で1周するのが恒例になっています。今日はなぜかキューブラッシュで苦戦し、最後の一機でやっと抜けたというかなりきわどいプレイでした。グラIIIの隣には「怒首領蜂(どどんぱち)」が置いてあり、今日はカップルがわいわい言いながらプレイしていました。さすがクリスマスイブですなあ…。

Twitter始めました

2011-10-12 19:33:24 | 日記
 Twitterを昨日から始めました。馬鹿をさらすのが怖くて今までは近寄らなかったのですが、むしろ人目に付くことで誰にも恥じない生活を送ろうと考えたのが理由です。もちろんブログはこれまで通りに続けます。よろしかったらフォローしてださいね~。とりいそぎ報告まで。

死ぬかも知れない、と思った話

2011-09-12 21:38:36 | 日記
 昨日の記事で書いたように、山道で駆け下りていたら転んで左腕をしこたまぶつけて、現在も痛くて十分に動かせません。心身ともに気合いを入れるどころか、足から尻にかけての筋肉痛で立ち上がるのもしんどいし、そんな自分にヘコみまくっています。山をなめてかかってはいけません。

 山をなめるな、と書いて思い出した話があります。私が大学の学部4年生の時のことですが、友人(小笠原ハワイに一緒に行った)および先輩の大学院生2人の合計4人で富士山に行こうということになりました。ちょうど9月のこの時期でした。

 日程は1泊2日を予定しており、2日目に登ろうということになりました。ところが1日目の移動中の車内でラジオの天気予報を聞いていると、次の日は雨が降るという予報でした。そこで急遽ですが富士登山をその日のうちにしてしまおうということになりました。

 車が富士山五合目に着いたのは14時でした。こんな時間から登ろうという人はほとんどいません。山小屋の営業も8月で終わっているからです。経験がある方はご存知でしょうけれど、富士登山というのはかなりの苦行です。森があって鳥がさえずるでもなく、小川のせせらぎがあるでもなく、目の前には巨大な斜面があるばかりです。夕方暗くなる前に、この斜面を登ってさらに降りてこようということになったのです。普通なら無理だと思うはずなのに、なんせ斜面のてっぺんには頂上が見えているため、これくらいならいけるだろうと誰もが考えていたのです。

 私はこの時が2度目の富士登山でしたが、幼少の頃の最初のトライアルでは八合目あたりで引き返したのでした。その時のリベンジということもあって、正常な判断ができていなかったのかもしれません。

 さて、富士の登山道は当然ながら左右に蛇行しています。まっすぐ登るにはあまりにも急だからです。したがって頂上がなかなか近づいてこないのです。その上、地面は砂利のようで意外と足を取られるため、体力がかなり消耗します。4人の中で一番体力が低い私は随分と皆の足を引っ張ってしまいました。そしてへとへとになって頂上に着いたのが4時間後の18時でした。

 頂上に着いたはいいけれど、こんな時期には誰もいません。当然自販機なんてあるわけがありません。日もだいぶ傾いており、周囲はみるみる暗くなっていきました。さらに悪いことには雲が出てきて視界が非常に悪くなってしまいました。電灯なんかもありません。頂上で15分くらい休んだ後、先輩が急いで帰ろうと言い出しました。私はすでに疲れ果てており、野宿をする覚悟でした。それに真っ暗な山道を今から降りる方が危険ではないかと考えてもいました。先輩にそう言ったのですが、気温も低いしここにとどまるのは危険だろうということで、結局頂上で15分休んだだけで急いで降りることになりました。

 もう必死で斜面を駆け下ります。雲が晴れる様子は全くなく、周囲はますます暗くなっていきます。もちろん明かりもありません。体力も気力も限界です。助けてくれる登山者はどこにもいません。下り始めてから30分程度、いよいよ何も見えなくなりそうになった時、本気で死ぬかも知れないと覚悟しました。それでも足を止めずに駆け下りていたら…。

 突然雲が晴れ、登り始めた満月に足下が照らされました。暗闇に目が慣れていたので、月明かりだけでも十分なほど周囲がはっきりと見えたのです。この時ばかりは奇跡が起きたと感じましたね。4人は声を上げて喜びました。

 そして2時間半かけて五合目まで戻ってきました。時刻は21時前です。ここから河口湖方面に移動し、「信玄ほうとう」を食べ、空いている旅館を見つけて休むことができました。

 翌日、天気予報ははずれ、空は晴れていました。富士周辺をのんびりとドライブし、奇石博物館などに寄って楽しみ、夕方には東京の大学に戻ってきたのでした。

 というわけで、山をなめてはいけません、というお話。そういえば本日9月12日は中秋の名月ですね。我々4人を救った満月を見て感謝しながら、だんごスイーツをいただくとしますよ。

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今日のおまけ画像



 冬の晴れた日には大学から富士山が見えました。富士山の手前は神奈川県の丹沢山地です。