米軍制服組トップのマレン統合参謀本部議長が8日、「北朝鮮の脅威に対し、我々は団結しなければならない。米韓合同軍事演習への日本の参加を望む」との考えを表明した。一方、北朝鮮の金正日総書記は9日、中国の戴秉国国務委員と平壌で会談した。北朝鮮による韓国・大延坪島砲撃後、金氏と外国高官の会談が伝えられたのは初めてで、情勢の安定化や中国が提案する6カ国協議について話したと見られている。
マレン統合参謀本部議長の「米韓合同軍事演習への日本の参加を望む」との意向に対して日本は拒否する姿勢を示しているが、これは当然のことだと思う。なぜなら、このタイミングで日本が参加することは北朝鮮に「日本を攻撃する口実」を与えるだけで日本には何もメリットがないからだ。
北朝鮮は米韓日の3カ国の中で最も日本が与し易いと考えているだろう。もし北朝鮮が米国もしくは韓国を攻撃すれば、北朝鮮は即座に反撃を受けるだろうが、日本だけは違うからだ。おそらく1度目の攻撃を受けてもすぐには反撃せず、2度目の攻撃を受け、そこから国会承認を経てようやく反撃するというのが日本のスピードだ。
今、米国と韓国がエキサイトしている状態だ。日本としてはじっと黙っているか、もしくは米国・韓国をなだめる役割を果たすのが賢明だろう。中途半端に首を突っ込んで北朝鮮に「口実」を与えるようなことは絶対に避けるべきだ。
菅直人首相が、朝鮮半島有事の際の邦人救出に向け自衛隊派遣を想定した協議を韓国側と行いたいとの考えを示したことが波紋を呼んでいる。韓国では「不適切な発言だ」と警戒感や戸惑いが広がっているとのことだが、これは当然の結果だと私は思う。
かつて日本の植民地だった韓国の地を自衛隊が再び踏むとなれば、大きな問題になる。韓国のイ・ミョンバク大統領にしても国民に対する説明が出来ないだろう。
菅首相としては、拉致被害者の救出に向かう「通り道」に過ぎないという判断をしているようだが、これは極めて非常識だ。常識的に考えれば、「この辺りに拉致被害者がいるかもしれないので探してきて欲しい」と米国・韓国のいずれかに「業務委託」するものだ。
またそもそも、日本の自衛隊に菅首相が言うほどの「実行力」があるのか私には疑問だ。近年の自衛隊が参加した主な多国間訓練を見ても、数十人程度の極めて規模が小さい訓練が殆どで、数千人規模の訓練の経験はほとんどないからだ。
さらに言えば「朝鮮半島有事の際」と言うなら、拉致被害者の件だけでなく日本の国防についても真剣に議論しておくべきだ。万一北朝鮮が日本を攻撃してきたら、菅首相は日本をどうやって守るつもりなのだろうか? 拉致被害者の救出も大切だが、国防がおろそかになってしまっては元も子もない。
朝鮮半島有事の際、一体どんなことが起こり得るのか? それらの問題をどう解決していくべきなのか? パッと思いついた1つの問題だけを対処療法的に手をつけるのではなく、菅首相には今一度考えなおしてもらいたいと思う。私としては、これほど脳天気な人が日本の首相で良いのかと言いたくなってしまう。
【今週の問題解決視点のポイント】
論理的に考えを広げ、その上で可能性の高いもの、緊急度合いが強いものなどを選択する。
マレン統合参謀本部議長の「米韓合同軍事演習への日本の参加を望む」との意向に対して日本は拒否する姿勢を示しているが、これは当然のことだと思う。なぜなら、このタイミングで日本が参加することは北朝鮮に「日本を攻撃する口実」を与えるだけで日本には何もメリットがないからだ。
北朝鮮は米韓日の3カ国の中で最も日本が与し易いと考えているだろう。もし北朝鮮が米国もしくは韓国を攻撃すれば、北朝鮮は即座に反撃を受けるだろうが、日本だけは違うからだ。おそらく1度目の攻撃を受けてもすぐには反撃せず、2度目の攻撃を受け、そこから国会承認を経てようやく反撃するというのが日本のスピードだ。
今、米国と韓国がエキサイトしている状態だ。日本としてはじっと黙っているか、もしくは米国・韓国をなだめる役割を果たすのが賢明だろう。中途半端に首を突っ込んで北朝鮮に「口実」を与えるようなことは絶対に避けるべきだ。
菅直人首相が、朝鮮半島有事の際の邦人救出に向け自衛隊派遣を想定した協議を韓国側と行いたいとの考えを示したことが波紋を呼んでいる。韓国では「不適切な発言だ」と警戒感や戸惑いが広がっているとのことだが、これは当然の結果だと私は思う。
かつて日本の植民地だった韓国の地を自衛隊が再び踏むとなれば、大きな問題になる。韓国のイ・ミョンバク大統領にしても国民に対する説明が出来ないだろう。
菅首相としては、拉致被害者の救出に向かう「通り道」に過ぎないという判断をしているようだが、これは極めて非常識だ。常識的に考えれば、「この辺りに拉致被害者がいるかもしれないので探してきて欲しい」と米国・韓国のいずれかに「業務委託」するものだ。
またそもそも、日本の自衛隊に菅首相が言うほどの「実行力」があるのか私には疑問だ。近年の自衛隊が参加した主な多国間訓練を見ても、数十人程度の極めて規模が小さい訓練が殆どで、数千人規模の訓練の経験はほとんどないからだ。
さらに言えば「朝鮮半島有事の際」と言うなら、拉致被害者の件だけでなく日本の国防についても真剣に議論しておくべきだ。万一北朝鮮が日本を攻撃してきたら、菅首相は日本をどうやって守るつもりなのだろうか? 拉致被害者の救出も大切だが、国防がおろそかになってしまっては元も子もない。
朝鮮半島有事の際、一体どんなことが起こり得るのか? それらの問題をどう解決していくべきなのか? パッと思いついた1つの問題だけを対処療法的に手をつけるのではなく、菅首相には今一度考えなおしてもらいたいと思う。私としては、これほど脳天気な人が日本の首相で良いのかと言いたくなってしまう。
【今週の問題解決視点のポイント】
論理的に考えを広げ、その上で可能性の高いもの、緊急度合いが強いものなどを選択する。
自衛隊の問題点は装備品以上に自衛隊から官邸までの情報伝達システムの方が問題です。自衛隊関連法で自衛隊から直接、防衛大臣や総理大臣に報告が出来ないのですから。防衛省の内局の官僚システムを通してでないと報告できないという構造を変える方が先決でしょう。
武器輸出三原則緩和の先送りもそうです。装備品のハイテク化、価格の高騰により1国のみで開発することは困難になってきておるだけではなく、兵器を輸出することにより相手国の軍事力をソフトウェア、部品供給でコントロールしようとする発想は日本の政治家にはないのでしょうかね?
イランのF-14が部品供給停止で部品の共食いにより機体数を減らしていったように。それに現代なら特定の暗号通信を受信したら兵器の性能が下がったり、システムダウンさせることも可能でしょう。
核戦争になれば面積の小さい国が先に滅びるだけ。
アジア人同士は戦争せず。これをアジアに広める。
戦争に勝った国は孤立しますか?
孤立と鎖国は違いますよ。
まったく意味が分かりません。
など、相変わらず平和ボケ論が根強いですね。
外交で重要なのは、先読みと駆け引きです。
「平和でバラ色な世界が実現する」という妄想の国民や政治家が
減少しなければ、外交力はますます凋落するでしょうね。
正しい意見なら、相手国は100対0で条件を飲むと考える発想が
外交では通用しないと、そろそろ気づくべきだと思います。
彼らは好き好んでわが国を占拠している不法残留者が殆どである。
従って、蔑視と無視しつつも、有事対応策の報復先としてリストアップして「その日」に準備すべきである。即ち、各人が近隣の不法滞在者をリストアップしておき、有事において、すかさず血祭りに挙げる準備である。
ただし、ちょっかいを出してきたら一刀両断の元に成敗する為の環境を作っておかねばならないが、夢想さえ出来ぬボケ民主では期待は無駄である。
ただ、今年春先に空き缶内閣は崩壊し、次回総選挙で民主党は、かつての社会党の末路たる社民党同様に消滅の途を辿るであろうから、それ以降なら期待できる。
いずれにせよ、一国も早い民主党壊滅を祈り、三代馬鹿君主が君臨する王朝国家の蒙昧活動に備えるべき時である。
破れかぶれのように見えますが
しかし北朝鮮は自分と相手の外交カードの枚数を常に
考えて切ってきます。
そのカードの中で日本攻撃は
北朝鮮にとって自らの外交カードを著しく減らしてしまう手段のように感じます。
よって日本攻撃より先ずは朝鮮戦争の方が先ではないでしょうか。
何かあるとすぐに元大統領たちが飛んでいきますね。何を打ち合わせたのでしょうか。
アメリカは日中韓を分断することで東アジアに覇権を確立します。北朝鮮はその協力者であり、代理人です。
アメリカは北朝鮮を絶対に攻撃しません。核があってもです。核で日本を脅せば、日本から金を引き出せますから。
みんな立派な役者です。戦争マフィアなんです。すべて金儲けのため。ついでにアジアのゴイム人口を減らせるし。
こんな米朝と、まともに付き合ってはいけません。
また、いったい何のために戦争しないとならないんですか? 彼らに、何のメリットがあるんですか!?
韓国にしても同じです!
戦争をする理由とメリットがあれば、韓国だってとっくに報復攻撃をしていますよ。
我々日本人はあんな茶番劇に惑わされず、静観しているのが唯一の選択と断じます。
戦争になったらどうするかということより、戦争にならないようにどう行動するかが日本の課題です。
今回、中国ロシアは戦争回避に動き、成果をあげています。日本は出遅れました。というよりその気配さえありません。そんなことでは情けないと思いませんか。
朝鮮有事はアメリカの捏造です。アメリカはアジアで戦争を煽ってアジアを分断し、覇権を維持し、金を儲けるのです。
今、金のある日本と中国をなんとしてでも巻き込みたいのです。そんなものに同調すべきでないのは当たり前です。中国は分っています。日本も朝鮮戦争に参加してはなりません。戦争回避の一点です。
また、干渉されないことも大事。
と言われて、韓国側(他の国でも)が侵略されるかもと懸念を示すと言うことぐらい、
さすがに政府もわかっている気がします。
国内の人気をとるためのデモンストレーション、
もしくは、横断されるのが嫌なら、拉致被害者の安全を確保してくれ。と言う交渉材料につかうのかもしれませんよ