心の悩みは、社会が正しいという前提があって、それに適応できない自分を感じることから始まることが多いように思います。
かつては、自分の欲求が満たされないのは、社会のシステムが悪いからだと政治や社会の変革に情熱を傾けました。その次は、組織や家庭のあり方に変革することで自分の満たされない思いを変えようとしました。
しかし、システムを変えるには、仲間が必要で、エネルギーもいります。衣食住がある程度満たされると不満のパワーが減少し、集団の中でのいじめや、家庭内暴力、親と子の殺人にまで発展するバトルへと次第に矮小化してきます。
社会が変革できなければ、宗教に帰依する方法があります。つまり、自分を捨てて、神の意志に従う。現世とは違った価値観に従うことで、現実の世界で満たされない思いを実現していく方法があります。
社会のシステムを変換するエネルギーもなく、神に自分を委ねることはいやだ。とすれば、自分自身で解決していくしかありません。
でも、一人で解決するには、ストレスが多すぎる場合、誰かに相談することも必要です。
(ホームページはこちらです)
http://www14.plala.or.jp/yorii-will/