桃岩展望台から香深に戻ると、ちょうどお昼時でした。
下りとは言え重いカメラ機材を持って降りてきたので、お腹も空きました。
港の近くにある炉ばた「ちどり」に入り、名物の「ちゃんちゃん焼き」を注文しました。
ここの「ちゃんちゃん焼き」は網の上に開いたホッケを置いてその上に味噌とネギがのったシンプルな物で、魚と味噌と野菜を鉄板の上で焼く「ちゃんちゃん焼き」とは全く違います。
しばらく、ホッケを焼いて火が通ったところで身をほぐし、味噌とネギを絡めて食べるのですが、これが絶品です!
脂ののった北海道のホッケにネギと味噌の香ばしさが合わさって、なんとも言えない美味しさです。
渇いた喉にビールを流し込みながら「ちゃんちゃん焼き」を食べる幸せ・・・。もちろん、ご飯との相性も抜群です!
霧の礼文にテンションも下がっていましたが、礼文に来た甲斐があります。
ビールと大盛りご飯と共に、あっと言う間に完食です。
アルコールの力もあって、すっかり戦意喪失です。
この天気では、どう足掻いても良い写真は撮れないので、諦めて、礼文温泉うすゆきの湯へ行き温泉を堪能しました。
前日のスケジュールとは打って変わって、のんびりした1日となりました。猛暑の東京からすれば20℃そこそこの北の果ての島は日頃の疲れを癒すにはちょうど良いです。
温泉を出た後は宿にチェックインして、テレビを見ながらごろごろしていました。
そして、夕食の時間です。今回お世話になった旅館かもめ荘の夕食は実に豪華でした。毛がにに肉、刺身、煮魚、煮物、しゅうまい・・・そして、エゾバフンウニまで、とにかく良かったです。
新鮮な良い素材を使っていて、料理の味付けも美味しく素晴らしい食事でした。某宿泊サイトの口コミを見て、ここに決めましたが大正解です。
天気はイマイチでしたが、美味しい物に沢山出会えた1日でした。
これも旅の醍醐味です!