四季優彩 Annex

身近な自然を中心とした写真ブログです!

夏の北海道へ⑤(利尻島)

2012年08月09日 23時14分09秒 | 旅行記

翌朝、目を覚ましてカーテンを開けると、前日よりも更に視界が悪くなっておりました。

部屋の窓から見えるはずの利尻島も霧で見えず・・・。

晴れていたら利尻へ移動する前に、もう一度、桃岩展望台へ行こうと思っておりましたが、島を低い雲が覆っておりましたので諦めました。

宿の女将さんが「花はあまり咲いてませんが、8月下旬から9月の辺りの方が天気が安定していて、お薦めですよ!」と教えてくれました。

*不本意ながら以前、桃岩展望台付近で撮影した礼文島から利尻島を眺めた写真を掲載致します。こんな景色が見たかった・・・。

File2100

朝食を食べて宿の車で香深港まで送って頂き、10時35分の利尻島の沓形(くつがた)行きのフェリーに乗りました。

この日は風が強く波しぶきをたてながら船は進みます。沓形までは40分ですので、今回は2等に乗りました。

程なくすると沓形港へ到着。礼文島を覆っていた様な低い雲は無く、日も差していました。

沓形からバスで、もう1つの港がある鴛泊へ向かいました。

利尻富士の頂には雲がかかっていましたが、強風のおかげで、どんどん流れて行きます。ひょうっとしたら山頂が見られるかもしれない・・・と期待しつつ、バスから利尻富士を眺めていました。

30分ほどで鴛泊に到着、ちょうどお昼でしたので、港に面した食堂でエゾバフンウニのウニ丼を食べました。

208 利尻昆布で育った利尻のウニは礼文のウニと同様に甘味と旨味が深く、そして磯の香りのする逸品です。

3300円(時価)と豪華なお昼ご飯ですが、利尻、礼文産のエゾバフンウニは漁の許される夏だけに味わえる特別なウニなのです。そして、昨日に引き続き昼からビールを飲んでしまいました。

ウニ丼を堪能して、店の外から利尻富士を眺めると、あと少しで雲がとれそうな感じでしたので、タクシーで姫沼へ行きました。

姫沼は利尻を代表する景勝地で姫沼の後ろに雄大な利尻富士を見ることが出来るところです。風が無い日は水面に逆さ富士が浮かぶのです。

183 雲が取れそうで取れません。タクシーを止めておいて頂き20分ほど粘りましたが、諦めて空港へ移動しました。

利尻から1日1便しかない14時10分発の新千歳行きの便に乗り、利尻、礼文をあとにしました。

197 16年ぶりの最果ての島では天気に恵まれませんでしたが、その分、美味しい物を沢山食べました。

また、いつかリベンジしたいです。

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