ハーラートップタイの7勝を目指してレンジャース戦に登板した松坂でしたが、7勝目は挙げたものの思わぬアクシデントに見舞われました。
敵地テキサスで行なわれた試合は雨の為、2時間ほど遅れて開始されました。松坂のコメントによると試合前は調子が良かったようですが、試合開始直前に胃の辺りが気持ち悪くなったようです。
そんな訳で立ち上がりにいきなりフォアボールとヒットでノーアウト1、2塁のピンチとなりました。続く3番タシェーラの打球は松坂の足元を鋭く抜ける打球でセンター前ヒットかと思いましたが、ショートのルーゴがいいところに守っておりダブルプレーを取ってくれました。そして、4番ソーサからは三振を取り何とか0点に抑えました。
2回表にレッドソックスが4点を取り、松坂も2回、3回と無難に抑えましたが、やはり気持ちが悪いようで4回には2本のホームランを含む5失点で逆転されてしまいました。テレビで見ていましたが、4回の投球は明らかに球に力が感じられずヘロヘロな状態でした。
しかし、5回表にレッドソックスが2点を取り逆点に成功して、5回裏のレンジャースの攻撃を何とか0点で抑えて降板しました。その後もレッドソックスが追加点を取り、岡島やパペルボンが抑えて10対6で勝ちました。
松坂のコメントやテレビで見ていた様子からすると食あたりでしょうか?とにかく、苦しそうでした。苦しさばかりは本人しか分かりませんが、体調が悪い中で5回を良く投げきったと思います。当然納得のいく投球ではありませんが、先発投手として最低限の役割を果たしたと思います。
次回は体調を整えて、自分の力で8勝目を挙げて欲しいものです。でも、松井ファンとしては、あまりレッドソックスに勝って欲しくもありませんが・・・。