四季優彩 Annex

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石景山遊楽園にディズニーが待った!

2007年05月12日 00時37分00秒 | アート・文化

ウォルト・ディズニー社が中国の国営遊園地「石景山遊楽園」を著作権侵害の疑いで北京市版権局に告発したそうです。「石景山遊楽園」はテレビなどでも取り上げられ、ディズニーランドのパクリ遊園地として話題になっていましたが、やはりディズニーから待ったがかかりました。

テレビなどで紹介されている映像を見ましたが、一目瞭然でディズニーランドのマネをしていると言うのが分ります。中には「ドラえもんもどき」や「キティもどき」も居ましたけど、どれも酷いレベルですよね。かなり胡散臭くて笑ってしまいました。ショーのレベルも酷かったです。

正直なところ、「石景山遊楽園」がディズニーランドの存在を脅かすレベルの物とは思えませんが、ここまで大胆にパクられると黙ってもいられないでしょう。テレビの取材でキティをパクられたサンリオも調査していると言っていました。

日本人と中国人では根本的に思想や文化、人間性などが違いますので、一概に比較することは出来ませんが、かつての日本も外国の物をパクっていた時代がありました。歴史上でも卑弥呼の時代から中国や朝鮮の文化を取り入れ、信長の時代にはポルトガルなどのヨーロッパの文化を取り入れ、明治の文明開化の時代には盛んに西洋のマネ事をしていました。

日本の産業も外国製品のコピーから始まり、次第に日本独自のオリジナル商品へと発展して行った経緯がありますから、パクると言うことを全否定することは出来ないと思います。マネをされると言う事は良い物だと認められていると言う事ですし、他の国からマネされる立場になったということは喜ぶべきことかも知れませんね。

マネも程々なら良しとしたいところです。著作権や特許、意匠などを侵害するようなことは駄目ですが・・・。

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