四季優彩 Annex

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トリノで未だにメダルゼロ!

2006年02月17日 00時00分15秒 | スポーツ

トリノ オリンピックが始まって、もうすぐ1週間になりますが、日本選手のメダルの獲得は未だにありません。オリンピック前にはメダル候補と言われていた選手が沢山いたのですが・・・。

あるアメリカのスポーツ誌の国別メダル獲得予想で、日本は2個と予想されていましたが、本当にこれが当たってしまいそうですね!

ただ、冷静に考えるとオリンピックでメダルを獲ると言うことは、素人が考える以上に難しいことなのでしょうね。オリンピック前には、テレビなどで盛んにメダル候補と称して、いろいろな選手を特集していましたが、実際のところ過大評価しているように思えます。

例え、ワールドカップで表彰台に上がったからと言ってもジャンプや、スキーの各競技、スピードスケートなどは1シーズンに何試合もあるうちの1つに過ぎないのですから・・・。4年に1度のサッカーのワールドカップとはまるで違います。

オリンピックと言うのは、上位選手の誰もがメダルを狙ってきますし、コンディションもオリンピックをピークの状態に調整してきます。ですから、本当に実力がある選手しかメダルを獲ることは出来ないのです。

では、今まで出てきた日本人選手の中で、本当にその実力を持っていた選手と言うのは、私が思うにスピードスケートの加藤条治選手だけだったような気がします。世界記録保持者の加藤選手が実力を出し切れば、他の選手は誰も及ばないのですから・・・。しかし、加藤選手の場合は経験が無かったので、オリンピックと言う晴れの舞台で実力を出せなかったのでしょうね。それでも6位と言うのは凄いです。かつての王者の清水選手が19位だったことを考えると、実力が出なくても世界で最高の大会で6位ですから・・・。4年後にはもっと期待が出来るでしょう。

もちろん、他の日本人選手が実力がないと言う訳ではありません。加藤選手の他にも、そのときの状態や他の国の選手の調子などで、メダルを獲れた可能性のある選手も沢山いたと思います。

また、メダルには届きませんでしたが、スピードスケート500mの及川選手や岡崎選手は4位と言う好成績を残しました。及川選手はあまり期待されていない中で実力を出し切りましたし、岡崎選手は椎間板ヘルニアを克服しての復活劇ですから・・・。

そして、モーグルの上村選手もあの大舞台であれだけの大技を決めたのですから凄いです。私自身は5位でも立派だと思います。たまたま、上村選手以上のパフォーマンスをした選手が4人いたと言うだけで、もし2人しかいなければ銅ですし、4人とも何かミスをしたなら金だったのです。精一杯やって、他の選手が上に行ってしまえば仕方ないでしょう。

これから後も、オリンピックは続きますが、各選手にはメダルと言う十字架を背負わないで、自分の力を出し切ることを考えて頂きたいものです。せっかくの舞台ですから、どうか悔いの無いように頑張って欲しいものです。

コメント (5)
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