さじかげんだと思うわけッ!

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美濃探訪記(6)

2008-08-25 21:19:08 | 旅行記

Kが見つけたという奥美濃カレーが食べられるというところが、「郡上八幡旧庁舎記念館」です。
昭和11年に建てられたという洋風でハイカラな建物です。その名の通り、1994(平成6)年まで八幡町役場として使われていたそうです。平成10年には登録文化財に指定され、現在この内部は郡上全域の特産を扱う売店、観光案内所としてまだまだ活用されています。
その中に、「こびり処」という食堂があるのですが、どうやらそこで食べることが出来るようです。
見れば、記念館周辺には「奥美濃カレー認定」の黄色地に赤で書かれた目立つのぼりが立っています。
実は、奥美濃カレーは体験済だったりします。
去年の6月、富士宮で開催された「B-1グランプリ」で食しました。もうそれで一目惚れです。ほのかな味噌味が、あんなにカレーと合うとは、思いもよりませんでしたね。
そういう背景もあって、ぜひ本場で食べてみたかったわけです。
郡上八幡旧庁舎記念館の奥美濃カレーは、その名も「甘味噌いのちゃんカレー」。
最大の特徴は、猪肉を使ったコロッケが入っているところ。減農薬米、サラダ・漬け物付きで750円ですから、まぁ値段はこんなものですかね。
味はおいしかったですよ。カレーは普通においしかったんですが、やはり猪肉コロッケと味噌が加わると、何倍もおいしくなります。
奥美濃カレーのおいしさを、再確認できました。
郡上といえば、盆おどりや食品サンプルも有名ですが、古くから知られた郡上味噌もまた有名なんですねぇ。清流どころは、いろいろ名物があって、実にうらやましい。

その後は記念館内の売店で買い物をしたり、また橋の上から飛び込む人を見たりしました。
そうこうしているうちに、時間も三時近くなり、大垣のSとの別れの時間となりました。
一度、荷物を置きに行くついでもあって、駐車場へと引き返します。
また来るべき再開を願い、Sとはここでお別れです。Sは華麗に走り去っていったのでした。

さて、Sと別れたとはいえ、まだ3時を回ったばかりです。
まだサンプル体験までは時間があります。気ままに土産物を探すため、「流郷の里」にて買い物に興じます。
また別の食品サンプルの店で物色します。名前は失念してしまいました。さんぷる工房とはまた違ったものが並びます。やはり、いいなぁと思うものは高いですね。
これからさんぷる作りを体験するというのに、買うこともないかなぁと…。
そんなふうにしていると、あっという間に約束の時間近くになりました。
まだ少し早かったのですが、前の組の人の手つきを見ることも勉強になるだろうと、少々早めに店に入ります。

普段は、天ぷらかレタスか、どちらかを作れるそうですが、時節はお盆。大量に客が押し寄せさばくのがやっとのようですので、天ぷらのみの挑戦となります。
見れば、ショーケースの中には俗に天ぷらのタネと言われるような食材のサンプルが並んでいます。
海老・カボチャ・さつまいも・なすなどのほかにも、椎茸や大葉なんていうものまであります。
どうやら、この中からいくつか選んで、衣の部分を作るようです。
今からどれを選ぶか考えます。
天ぷらっておいしいですよね。嫌いなものなんてありませんよ。
うちは結構なんでも天ぷらにするので、パプリカやちくわ、なるとなんかも食べますね。そういった点でも、何を選ぶか決めかねたんですけど、やはり海老は外せません。
普通、天ぷらといえばエビ天を指すのは暗黙の了解…ではないですか? それから、変人として名を馳せるわたしですから、誰も選ばぬようなものをチョイスします。
好き嫌い激しいピーマン、それから一見すると何だかわからない穴子。
この三つを選ぶことを決めました。
そして、とうとうその時が来ました。係の人が
「Kさま、四名様」
と呼ぶので、いざ柵で仕切られた体験場へと入っていきます。

今日の一枚は、昼ご飯で食べた『甘味噌いのちゃんカレー』です。
ぜひ一度、ご賞味あれ。


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2 コメント

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楽しかったなぁ。 ()
2008-08-25 23:56:31
できればも一度やりたいよ、サンプル作り。
今度は、エビ以外のネタにチャレンジしたいね。

あ、そういえば、
ボクもブログに旅行のこと書いといたから
よかったら見てみて。うんこだけど。
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読んだよ。 (office-2003_p-e_0432)
2008-08-26 22:07:13
おれなんかよりも、よっぽどお前の方が文章もアイディアも上手だよなぁ。
お前の才能がうらやましいよ…。
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