さじかげんだと思うわけッ!

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美濃探訪記(5)

2008-08-24 22:31:28 | 旅行記
郡上八幡が発祥といわれており、また全国シェア50%を誇るものといえば、何だかわかりますか?
最近は頭脳系クイズ番組なんかで有名になりましたけど、食品サンプルです。
郡上市に入ってまず目に入ったのが、「いわさき」という大きな看板でした。「いわさき」というのは、世界で初めて食品サンプルを商売にした「株式会社いわさき」のことで、郡上はその創設者である岩崎龍三氏の出身地なのです。
というわけで、その体験ができる施設が、郡上市にはいくつかあります。
もう最初に郡上八幡に行くというときから、Kと食品サンプル工作体験をしてみたいなぁと話をしておりました。
そして、その食品サンプル体験をこの旅行のメインにしようと。
そう勝手に考えていたのです。
郡上八幡城の駐車場わきの、売店のおばさんに教えてもらった「突き当たりを左・右・左」という言葉を頼りにいくと、そこにあるのが「食品サンプル創作館・さんぷる工房」。
もう、すんごい人だかりです。
立地もいいし、建物自体も周囲よりも一つ抜け出しています。とても目立つところにあって、人通りも文句なしです。
とにかく、さんぷる工房に入り、サンプル作成体験の予約をします。聞けば、体験は16時半からになるといいます。しかし、Sは3時ぐらいに帰らねばならないので、これを受けることはできません。仕方なく、K・O・Mとわたしの四人分を予約します。
その後、サンプル工房でしばし買い物。食品サンプルを用いたキーホルダー・ストラップ・マグネットなどが主です。
飲食店のショーケースに入っている本物の食品サンプルも販売されていましたが、値段は張りますよ。5,000~10,000円ぐらいします。
もちろん、わたしは断念しました。みんな、散財して店を出ます。

時間は、13時ぐらいだったでしょうか。そろそろ飯時、ごはんを食べようじゃないかということになりました。
さて、わたしはぜひ、郡上にきたらぜひ食したいものがあります。
それが、郡上周辺のご当地グルメ、「奥美濃カレー」です。
奥美濃カレーの定義は、まず郡上味噌を用い、周辺土地で採れた食材をふんだんに使うことです。
この二つを伴えば、牛だろうが鳥だろうが豚だろうが、ニンジンを使おうがじゃがいもを使わなかろうがいいそうです。詳しくは、リンク先をご覧ください。
で、せっかく岐阜にきたのだから、この奥美濃カレーを食わずにおられようかということで、奥美濃カレーを食せるところを探します。

そんな途中の出来事です。
橋の両側の手すりに多くの人が群がっています。そして、様々な歓声とともに、何かが水に飛び込む音がします。
そう、ここ郡上町を貫く吉田川は、飛び込みのメッカです。多くの観客につられててすりに寄りかかると、意外なほど多くの人たちが川遊びに興じています。
さすが、清流をもって知られる郡上八幡です。
その様子を眺めていると、Kが「奥美濃カレーが食べられるところを見つけた」というので、そちらの方に向かいます。

というわけで、やや短いですが、勘弁していただいて。
今日の一枚は、「おもしろき食品サンプルの世界」。
最近のサンプルの世界は、食品のみならず、昆虫なんかも精巧に作るようです。
いやぁ、生で見ると本当にわからないものです。

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