“本城くんブーム”あたりからラグビーを見るようになった、一般的女子です。
スタンドから「(代わりに)瀬古出せぇ、せこおぉー!」のヤジが飛んで
(↑そのシーズン、チームは少し不調だったと記憶…)
周りでどっとウケていた、あの頃・・・
何年前?えっと、もう四半世紀以上も前ですか。やれやれ。
歴史はあるが 中身が無い→それは、私!!!!!!
未だにルールがよくわからん。
なぜここで笛が鳴らず、なぜそこで笛が鳴るのだ?
そんなギモンは一試合中“茶飯事”です。
それでも ラグビーは面白い。
野球は高校野球という人がいるように
ラグビーは大学ラグビー、私の中ではそんな感じがある。
高校ラグビーは
華奢なイメージがあって(頼まれてもいないのに)ハラハラしちゃうし
社会人ラグビーは
おっさんおっさんしてて(ゴメンヨ そんな風に見えちゃうの・・・)
………残るのが大学ラグビー、でした。
それがあるとき
「早めに子どもが生まれる という人生だったら
この選手たちって息子と言ってもいい年齢なのか」なんていう
超個人的な思いが 突然前面に噴き出してきて
そうなると 大学チームの観戦時まで高校ラグビーみたいにハラハラし始め
そのうちに 時々見る の頻度になっていった。
で 興味が薄れていた頃にやってきた
内野くん似の選手がいるよ情報、である。
どれどれと見たものでした。
2年近くたとうという今、録画しておいたのを久しぶりに見ている。
有賀選手は
〔内野くん似、野村将希ミックスタイプ〕辺りに見える。
「♪でもそんなの関係ね~」…というか、
そんなことはどうでもよくなってくる。
前半、有賀チームはなかなか攻めきれない。
つまり、15番有賀があまり画面に現れない。
会えないと会いたくなる・・・オイオイどんな心理なんだ状態で
後半に突入。がんばれの応援むなしく、有賀チームは敗退した。
勝者チームの監督がインタビューを受けている。
うれしそうだ。
その監督の声を背に テレビカメラは優勝したチームの選手たちを映していく。
はしゃいでいるなあ、今の若い人たちなのね。
途中、クリクリ坊主ヘアスタイルの選手が3人並んでいて
互いの肩を組んだり そのクリクリ頭を撫で回したりしながら
「ハゲ!ハゲ!ハゲ!」と大はしゃぎだ。
カメラは 敗者チームのキャプテンに切り替わった。
泣いていた。主将・有賀が泣いていた。
「文四郎さまが泣いている。」
有賀の涙を見たとたん、
そこは テレビドラマ「蝉しぐれ」の世界になってしまった。
ハゲ・ハゲ・ハゲ3人組なんか とってもよい演出だ!?
敗者って 美しくなってしまうんだなあ。
時は流れて、2007年ワールドカップ決勝戦。
ぼうっと眺めていると やっぱり世界は広かった。
10番ジョニー(イングランド)と12番フランソワ(南アフリカ)がやってきた!
!?ポール・ニューマンvsライアン・オニール!?←そんな風に見えちゃう。
(あぁ、また妄想ゲームになってきてしまった。。。
試合見てんだか イケメン見てんだか・・・。)
………、世界は強くて 美しかったとさ。 どっとはらい。
[2012/10/20 編集]