入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’24年「春」(71)

2024年05月20日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

 
 雨は小降りとなり、鳥の声もするようになった。午前7時少し前、この様子だと、予報よりか天気の回復は早まるかも知れない。
 きょうは里に用事があり下らなければならないが、はっきりしないもののこっちにも要件があり、もしかすれば呼び上げられるかも知れない。

 やはり雨は止んだ。しかし鳥の声はしない。しばらくしたら、また降るのだろうか。
 コナシ、モミ、白樺、そして落葉松と、それぞれの葉の色は緑を基調にしていても樹種によって色は違う。昨日、北門の近くのコナシが予想以上に早く花を咲かせ始めたというのに、ダケカンバとミズナラは鋭い枝先にようやく茶色の葉を付けたばかりだ。

 さきほど、一瞬だったが太陽がその位置を雲の中に見せた。取り敢えず里に下り、東部支所の窓口が開き次第用事を済ませ、時間がかかりそうだがもう1件の事も終えて、できるだけ早くここへ戻ることにした。出来れば家にも立ち寄ったり、食料も買い込みたいところだが無理だろう。
 あっ、日が射してきた。外へ出てみたら、部屋からは見えなかったが空の大半には青空が拡がっていた。もう、大丈夫だろう。

 入牧が6月20日に決まったと下から言ってきた。乳牛と肉牛それぞれ同数に近く、約50頭くらいになるらしい。かつては200頭近く上がってきたが、これも時代の変化と思うしかないのか、児童の数が減り、給食に使われる牛乳の需要も影響しているに違いない。
 それでもここが牧場である限り、牧場ばかりか周囲の自然も守られるだろう。今富士見町がやっている交通規制、いろいろ問題もあるが、大型の観光バスが来るようなことがない点はだけは評価したい。
 
 誰も気付かず、知らない。自己満足だけで、充分にいい年月、時が過ぎていく。カッコーの声がしている。

 本日はこの辺で。
 なお、お知らせしているように、今月の13日から25日まで、事情により小屋とキャンプ場の営業を中止しています。ご迷惑をおかけしますが何卒よろしくお願いいたします。
 山小屋&キャンプ場の営業案内は下線部をクリックしてご覧ください。

 
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