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入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

      ’25年「春」(27)

2025年04月15日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 午前2時、寝付けないまま居間に移動した。外はかなり激しく雨が降っている。
 北信の住宅内にまで侵入したクマのことを呟こうとしていたら、このブログのサービスが本年11月18日で終了するという。驚いている。
 終了日は牧場の仕事が終わるのとほぼ機を同じくしていて、この独り言を始めた本来の意図からすれば、それでも支障はないと言える。この独り言、当初の目論見と大分ズレてしまいはしたが、それでも続けてきた。もう、10年以上になる。

 牧の仕事を終え、山を下りたら、この独り言をどうしようかとは以前から考えてきた。「入笠牧場その日その時」は終わってしまっても、里に暮らす日々のことでも呟き続けていきたいという気持ちが半分くらいはあった。
「牧場の閉鎖、ブログも閉鎖し、日課が消えようとしています 」とは、星の狩人かんとさんが寄せてくれたコメントで、そう思ってくれる人がいると分かって有難かった、嬉しかった。
 と同時に、こんなふうにしていろいろな事が終わる時には終わってしまうものだな、とも思った。

 普段は残された時間のことをそれほど気にはしていない。前にも呟いたように、身体は特に痛い痒いはないし、考えること思うことも少しも老成の域には至っていないからだ。
 それでも、77年は早くもあり、長くもありで、恐らくこれからの幾年かは、振り返ればかなり呆気ないに違いない。残された課題はいろいろとあるというのに、この調子では間に合うだろうかと案ずることもある。

 まあ、そういうふうだけれど、あまり悲観はしてはいない。もう一度、ヒマラヤの山々を眺めにかの地を訪れてみたいし、「わたしが帰ってくるまで生きていてね」と言って海外の生活に戻っていった若い知人もいるくらいだ。
 あの先生は余命7か月を宣告された後、帰りの電車の中で気落ちしていたご子息を励ますように「あと7か月もあるのだから皆で楽しく暮らそう」と言ったと、そのように言われたご本人が書いていた。感服して読んだ。

 山中湖方面から、キャンプ場の運営につき助言、提案を頂戴し有難く拝読しました。しかし、当地の事情をおっ察し頂けたと思います。
 赤羽さん、この名前もそろそろですね、いろいろ話します。どうぞ、お出掛けください。
 
 山小屋、キャンプ場の営業案内は下線部をクリックしてご覧ください。
 本日はこの辺で。

 
コメント
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