入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

    ’17年「初夏」 (23)

2017年06月27日 | 入笠牧場からの星空


 この時期、月にちなむ話題とくれば、少し早くてもやはり七夕を取り上げたい。ただ、梅雨のど真ん中では天の川や、年に一度の牽牛と織女の逢瀬を眺めることはむずかしいかも知れない。また天の川の位置も東に低く、どうせなら月遅れか、旧暦の7月7日の方が、夏と秋が行き違う季節の祭り、という意味でも相応しいと言う声もある。ちなみに調べてみると、旧暦の今年の7月7日は、8月25日、もうここでは秋風が立つころだ。
 それにしても、芋の葉の上の露(つゆ)を使って硯で炭をすり、願い事を短冊に書いて竹の葉に飾るなどというようなことを、今でもあの人は変わらずしているのだろうか、浴衣姿で。



 このごろは木星そのものよりも、イオ、ガニメダ、エウロパなど木星の衛星が注目されている。特にエウロパは、厚い氷の下には水があるかも知れないと、衛星の内部構造やその活動が話題になった記憶がある。クラークの「2010年 宇宙の旅」ではそれを予言し、前提に物語が展開されていた。
 以前、かんとさんの教えを受け、低倍率で木星を眺めたことがあったが、この時も木星よりか、それを取り巻く針の穴のような衛星の小さな光の点が、闇の中に幾つか観測できて感動した。

 きょうの写真は2枚とも、5月のまだ相当に寒かった夜、かんとさん忍耐の作品。

キャンプ場及び山小屋の営業内容につきましては、「H29年度の営業案内」「続H29年度の営業案内」を参考にしてください。




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