入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

      ’17年「初夏」 (3)

2017年06月03日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

      Photo by Ume氏

 今朝は4時起きして、赤羽隊2名を釜無山の登山道入口まで送ってきた。彼らは昨日、青柳から歩いてきて入笠山頂からテイ沢を回り、夜は当小屋に泊まり、きょう本番の長丁場に出発していった。気温は零度、霜が降りていた。
 管理棟を出発しようとしたら、解放してあった囲い罠に鹿が2頭、こちらの動きに感ずいて出口を探しながらうろたえていた。恐らく2か所あるゲートのうちの国有林側から入ったのだろうが、前回に捕獲したのが先月の15日だったから約半月が経ち、鹿の警戒が解けたのかも知れない。あるいは解放してあった罠に、もっと以前から自由に出入りしていた可能性もある。きょう仕掛けて首尾よく明日捕獲できれば、農作業の一段落した鉄砲撃ちらには都合が良いだろうが、そこまでムキになる気はない。そういえば、HALもいたのに、犬も鹿もお互いの存在を気付かなかったのだろうか。

 土曜日だというのに山は静かだ。テイ沢へ行く人も、来る人も見ない。昨日そこを通って来た赤羽氏によれば、倒木が何本かある由、その始末もしておかなければならない。10時半ごろだったと思うが、赤羽隊は無事、白岩岳山頂に達したとの連絡があった。

 第1牧区の牧柵補修が一応済んだので、早昼を済ませてテイ沢へ行ってみた。かなりの大木が3か所で倒れて登山道を塞いでいたが、中でも下から9番目の丸太橋より少し登った所にあった倒木は2本が、登山道のみならず沢まで堰き止めていた。 ここで悪戦苦闘したため時間切れとなり、とりあえず他の2か所の倒木も切るだけは切っておいた。
 今夜は女性1名を含む3名のキャンパーが、法華道(赤坂口)を通ってやって来た。とても良い登山道だったとの感想、種兵小屋の努力だ。赤羽隊は今夜はその種兵小屋泊まり。

 いい季節になりました。お出掛けください。営業内容につきましては、「H29年度の営業案内」「続H29年度の営業案内」を参考にしてください。 
 
 
 
 


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