4/7虫

2008年04月07日 | 虫写真
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ついに我らがクサギカメムシが姿を現しました!
彼らがどこからともなく湧いてこないうちは、春とはいえません。

それにしても、室内越冬するクサギカメムシは、年々数もサイズも縮小していく気がする。
人々に忘れられていくケルトの神々が英雄妖精→妖精→アリンコと矮小化していくように、クサギカメムシも省みられないことで縮んでいくのかもしれない。


かつては八百万の神々の1柱だったのかも。
臭木椿象命(クサギカメムシノミコト)とかそれっぽいではないか。
そう思ってみればアルカイックな顔立ちである。



昨日の異界探索は不調。
ちんまいシャクトリとハエトリグモぐらい。



キノコはばっちり撮ってます。

大犬の陰嚢

2008年04月07日 | その他植物

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オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)。

早春の道端のアイドル。
ヨーロッパ原産の帰化植物で、春に道端など日当たりのいい場所で鮮やかなブルーの小花を咲かせる。

名前の由来はあまりに有名だが、一応説明しておくと……。
「犬の陰嚢」は要するに、犬のタマタマで、実の形から。
「大」は在来種のイヌノフグリより花が大きいことから。

なんで花を差し置いてこんな名前がつけられたかというと、本家本元イヌノフグリは花が非常に小さく、花後の実のほうが目についたかららしい。


 ゴマノハグサ科 ヴェロニカ(クワガタソウ)属
属名のVeronicaは、処刑場に向かうキリストの額の汗を拭ったとされる女性の名前から。
花言葉は「忠実」


わらわら~。
これだけ群開すると見事。