4/19虫

2008年04月19日 | 虫写真
(ゴマフリドクガ?)
2007年7月写真。

当ブログの読者なら、この季節、ケムシ切れの禁断症状で気も狂わんばかりになっているかと思われます。
イモケムの季節はもうすぐ、夜明け前こそが一番暗いのです。
写真を眺めて来るべき至福のときを夢見て、この苦しい時期を乗り切ろうではありませんか。


(ベニフキノメイガ??
かなり怪しい。頭部はハマキっぽい)



布団にまで入り込んでいた、人なつっこい子。
イモケムと添い寝してこそ本物です。



(キノコの一種。07/8)
キノコは年中あるので心配なさそう。


4/19

2008年04月19日 | サボテン
実生のエルネスティー、まったり開花中。


相変わらずもったいぶった咲き方のピンクニンフ。
植え替えたばかりなのでちょいと花がへたれ気味。

植え替えはそろそろひと段落。
ほぼ毎日なにかしら植え替えてたからなー。
あとは本格的に気温が高くなる5月待ち。

今のところ植え替え後の腐れはなし。
ただ冬の寒さでかなり枯らした。
サンゴアブラギリ、パキラ、クロトン、接ぎ木用竜神木いくつか、三角柱、あとザミアもやばそう。
金鯱や世界の図がダメージを受けていたのも驚き。耐寒性はあるものと思っていたが。
竜神木もボロボロ。かなりバラして挿し木した。
この冬どんだけ寒かったんだ。



と、それはさておき。
サボ種蒔いてしまいました。
いくらなんでも早すぎる気がするが、去年は早めに蒔いたもののほうが生存率が高かったので、今年も早めに。
内訳は、

三角ランポー玉 12
兜混合 30
ギムノ混合 たくさん(細かくて数えられず)
菊水冠 たくさん(上に同じ)
巾広豪刺日の出丸錦 10
山川巾広豪刺王綾波 10
武者影 20
精巧殿 12
牙城丸 15
アデニウム 1(まだ気温低すぎるので実験)

以下は自家採種。
大統領 たくさん
宝山 残り全部
エルネスティー 残り全部
ハオルチア(交配親は忘れた) 3
ドルステニア 50くらい(種は腐るほどある)


あまり殖えても困るので、ダメならダメでいいやぐらいの気持ちで。
買った種はまだ半分残してあるし。
獅子王丸と縮玉の種も大量に残っているが、もはや蒔く気なし。

片栗

2008年04月19日 | その他植物

新着写真。

カタクリ(片栗)。

ごぞんじ春の妖精。
まだ他の植物が葉を広げる前の雑木林の中、花を咲かせ日差しを受けて栄養を蓄え、他の植物が茂り始めるころには地上部を枯らして長い休眠につく。
こういうサイクルの植物を、ヨーロッパでは「スプリング・エフェメラル」(春の妖精)と呼ぶらしい。

地下茎からは上質のデンプンがとれ、それが「片栗粉」。
もっとも今の片栗粉はイモのデンプン。
また新根は古い根茎の下につくので、だんだん地中深くに潜っていくらしい。

「片栗」は、根の鱗片が栗の片割れに似ていることからというのが一説。
古名は「傾籠(カタカゴ)」で、花が籠を傾けたように見えることから。
「カタカゴ」が「カタクリ」に変化したらしい。


 ユリ科 エリトロニウム(カタクリ)属
属名のErythroniumは、ギリシア語のerythros(赤)が由来で、ヨーロッパ原産種の花色から。
ちなみに洋種の園芸品種には黄花などもあり、日本のカタクリよりは育てやすいらしい。
花言葉は「初恋」「嫉妬」「淋しさに耐える」


これは蕾。
ユリ科だけあって葉の出方がチューリップっぽい。


開きかけ。
花びらは曇りや雨のときは閉じ、天気がいいと全開して反り返る。