スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

おススメCD -ニッケルハルパ

2006-11-10 16:09:07 | おススメCD~Swedish folk
Slatta 2006
トラッド度合 ★★★
アレンジ度合 ★☆☆

前回も紹介したDaniel Petersson(ニッケルハルパ)、Daniel Fredriksson(マンドーラ)のコンビに加え、トマス・アンデション(バイオリン)、マリア・ヨンソン(ヴィオラ・ダ・モーレ)の4人で、ヴェステルボッテン地方(Västerbotten)の曲を弾きます。日本でもフランス輸入版のCDでDanielとMariaは組んでいましたが、ここでまた再び。

とってもGoodです!
地方限定で曲を紹介するCDは控えめで保守的なものが多いですが、このCDは一味違います!何せ、若手中心で弾いてますから!マンドーラとヴィオラ・ダ・モーレが加わっている時点で伝統派だけでなく、アレンジ派も、どちらの趣味の人にも聞き応え十分。

ヴィオラ・ダ・モーレ:バロック時代の楽器とは異なり、スウェーデンフォークで用いられる改造型。バイオリンとビオラの音域を持ち、共鳴弦がある。

ちなみに、このCDジャケットの美しい写真、撮影者は日本人です。

************************
★の意味

独断と偏見でどちらの色が濃いか、★を使って3段階表示しました。

トラッド度合
素晴らしいテクニックや、マニアックな曲など、好きな人にたまらないですが、トラッド色が濃くなると興味のない人には退屈かもしれません。

アレンジ度合
アーティストとしてアレンジもカッコよく、独自の作品を作り上げています。
本来のトラッドの姿からは結果、遠くなります。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ニッケルハルパ・歴史の授業 | トップ | 第2回ニクラス、アレンジレッ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

おススメCD~Swedish folk」カテゴリの最新記事