スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

おススメのニッケルハルパ職人を尋ねる

2006-12-04 23:17:31 | ニッケルハルパ
今日はディッテとの個人レッスン。
ボーイングについての新アドバイス:
アップボウでは肩など一点に向かって動かすように。
そうすると手首が自然と柔軟に動く。
手首を柔らかく返そうと意識すると「やりすぎる」場合があるので。

いよいよ、16日のクリスマスコンサートに向けリハが本格的始動!
皆で弾く曲以外で私の出番は
中世の曲ワルツスレンポルスカ、(ダンスの伴奏で)ポルスカ

このスレンポルスカ(slängpolska)、Holger(オクターブハルパの俗称。でかくて低い音)2台と普通のハルパの3人で。
スレンポルスカは(曲にもよる)、ポルスカ独特の1拍目と3拍目にアクセントというのではなく、ビートのきいたノリのいい曲。
これをHolger2台、重低音でガンガンで飛ばして行きます!
イエーイ!これは黒上下にサングラスでもしてカッコつけたい感じ。
ディッテも交えてアレンジの打ち合わせをした時、ディッテもノリノリで珍しく色んなアイデアをくれた。まだラフなデザインなので、固まっていくのが楽しみ。
でも、おかげで左手と首の痛み復活…。

そして今夜は先週から白熱している全体ミーティングの日。憂鬱だ…と思っていたら。
「今日は1時間早く開始しよう」と。
でも、どうせ終了は数時間後なんでしょ…と思っていたら18:30にあっけなく終了。というか皆、猛ダッシュで飛び出していった。
なーんだ。18:30からのテレビ番組(昨日の記事)がお目当てらしい。子供だなぁ。

さて、話題が飛んでばかりですが、今日、ウロフにおススメのニッケルハルパ職人を尋ねました。
Mikael Grafström
だそう。この学校の卒業生でもあり、まだ若い上に緻密な作りが特に群を抜いているとのこと。(「若い」職人はこの楽器にはメリット。何せ、職人によってデザインが違うこともあり、一度買うと職人と二人三脚でやっていくことになる。)
ウロフが仮定の話として次に買うとしたら、この人の楽器は間違いなく選択しに入ると。
最近の新人(!?)なので、まだ手がとどく価格らしく、それも徐々に上がっていっているそう。そう言われると欲しくなる。これが株なら間違いなく買いの情報!?
けどね、ヨーグルト買うにもケチってる私がもう一台楽器なんて買えるはずがない!
他にも、詳しいクラスメートから安いのにいい楽器の職人さんや鍵盤部分を黒檀で作ってくれそうな職人(湿気、ひずみに強い。価格も跳ね上がる)などなど教えてもらう。

写真は、学校にある小さな部屋。
普段だれも使ってないけど、ソファやライトで落ちついたいい感じ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« グルッグの作り方 | トップ | ニッケルハルパについての本 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ニッケルハルパ」カテゴリの最新記事