スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

人間工学?

2007-02-27 23:53:51 | 授業 その他
今日は、ergonomiskの専門家によるレクチャー。
辞書をひくと「人間工学の」というなんとも恐ろしげで不可解な日本語が出てきた。
要は筋肉とかエクササイズとかに詳しい人ってこと。

1ヶ月前に、姿勢を見てもらうため一人ずつ、演奏を4方向から映したDVDを送っていた。これを見た、

専門家先生による所感
注:ニッケルハルパのことはこのDVD以外、何も知らない。

--人の正しい姿勢を考えるとこの楽器は、立って弾くものだ。
座って弾くと、骨盤が傾き重い楽器で不均等な負担が体にかかる。
--椅子に座って弾くときは、角度(前下がり、後ろ上がり)を調整できるような椅子が好ましい。椅子の背に座って、半分立ったような姿勢もOK。
一番良くないのは、膝の上に置いたニッケルハルパを猫背で構え、顔を上げた状態。
せめて、首からバンドをかけまっすぐの姿勢で弾いたほうがいいとのこと。

その後、楽器をもった立ち姿を一人ずつチェックして行き(私は背中の筋肉が極端に少ないといわれた)、演奏の姿勢から分析した効果的なエクササイズをいくつか紹介してくれた。

全部は書ききれないので、二つ紹介。
1、椅子に座り、右手で椅子の右側を持ち、左に体を傾ける。左手は傾けた頭に添え、軽く左へ力を加える。(右の首から肩のストレッチ) →反対側も同様に
2、壁を両手で押し、腕立て伏せのような運動。これは平らな壁ではなく、コーナー(角)を使う。コーナーでやると、平らな壁や床よりも深く出来るので(平らな壁だと頭を打ちつける)。これは「筋トレ&肩甲骨部分のストレッチ」。
コメント (4)
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