スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

ニッケルハルパの左手

2007-02-12 23:16:17 | ニッケルハルパ
今日は授業の後にティエルプ(Tierp)まで行った。
ニッケルハルパを弾く人なら、聞いたことあるなぁと思うかも。
この地方の定番の曲にティエルプスポルスカン(Tierpspolskan)というのがあり、その曲はつまりこのティエルプに伝わる曲ということ。

話題を戻すと、ティエルプに行った理由はDAUMに支払うため。
DAUMはウメオ(Umeå)にあるアーカイブで、ここからヴェステルボッテンの楽譜集を買ったのでその支払い。写真はその本で415曲!!入ってます。
ネットで注文したけど、振込み用紙(ネット決済不可)と肝心の本が2週間まっても送られて来ず。どのくらいかかるのか尋ねると1日で送ってきた。
やっぱり。
忘れられていたか。

ニッケルハルパの左手について
話は変わって、ニッケルハルパの左手。ギターでいうとフレット部分を押さえる手。
ニッケルハルパは右手の弓が難しいと言われている。

でも、左手は左手なりに乗り越えないといけない壁がある。ウマイ人の演奏を間近でみると、左手(指)がとてもなめらかに動く。
今日ならった曲がまさにこの滑らかな動きを必要とする曲だった。指をジャンプさせないように、と言われ、ジャンプしないためには滑らかに指を広げないといけない。
Jは上手い人を見るといつも「見ろよ!あの左手!クモみたい!」と言う。(的確な表現だけど...私はその表現はキライ)
まるで赤ちゃんの手のように本当に柔らかく見える。押えているという感じがしない。
始めて間もない人や、自称”あまり練習してません”という人の左指はカクカク動く印象。

曲を練習するうちに柔らかくなるでしょうが、体のストレッチならぬ指のストレッチも効果的かもしれないと思って日々、実践中。
効果のほどは...様子をみて報告します。

次は弓を持つ右手と書道の話(!?)をいつか書きます。
コメント
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