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スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

ミーティングでストレス

2007-04-23 23:04:06 | スウェーデン生活
今日はウロフの授業で前回録音した3曲の復習。
それから学校が始まって以来習ったことの総復習。

チューニング方法も再確認
1 ブリッジからサデル(ネック部分)まで40cmであることを確認
2 開放弦を合わせる
3 一音ずつ、そして共鳴弦も合わせる
4 löv(弦に触れる部分)をあわせるときはペンチでひねる
5 3と4をする度に2に戻る。

今日はすっかり疲れてしまった。
というのも、夜の学生ミーティングでストレスいっぱいたまったので。
19時から21:30までかかった。
その後、宿題を始めたらなぜだかイライラして途中でなげだしてしまった。

週末にコンサートのリハをする場合は参加できない人は本番もいれたくないとか、週末は金曜の何時からを意味するのかとか。
そして、Tシャツのデザインを決める話し合い。
アイデアが16通りでて、過半数以上に達するまで何度も投票する。
出てきたアイデアにちょっとした注文をつける人がいれば「締め切りは先週だ」と怒られる。

この投票方法はみんな嫌がったのだけど、会則に載せたルールでこれ以上スマートな方法は
ないとアメリカ人が主張。
これのどこがいいの?というブーイングの中、強行決行。

ともかく決まったと思ったらニッケルハルパの絵なんか欲しくないとダンサー達が半ば感情的。
じゃあ、投票だ!と再びわーわー大騒ぎ。

アイデアの締め切りは先週末のはずだ!と仕切っていた人はペンを投げ捨て退場。
じゃあ、ニッケルハルパの鍵盤部分だけをつかって工夫したデザインは?と言うとブーイングの嵐。
嵐を受けた人もペンを投げ捨てぶちきれ。
じゃあ、過半数を超すまで投票しよう!と再びアメリカ人が言うと、あっちもこっちも、何のメリットがあって!?とキレまくり。

この学校はニッケルハルパコースとダンスコースの二つのコースからなるが、今年のダンスコースの特徴は伝統やニッケルハルパを嫌う。
ダンスも伝統的なものよりも、新たな振り付けを考えようとする。
ウップランド地方の曲もいやがる。
授業を休んでイベントに参加するなど先生達へも挑戦的だ。

でも、元来ニッケルハルパ教育機関として基金を設立して始まったこの学校で、
伝統楽器や伝統そのものを排除しようとあまり極端に走ると、
私はついていけない。

愚痴大会はこのへんにして今日はもう寝ます。

Frifotのコンサート

2007-04-12 23:27:34 | スウェーデン生活
Frifot(フリーフォート)のコンサートに行ってきた。
さすが、満席。ソールド・アウト!

今回のコンサートはなぜか彼らのHPには載っていない。

ウプサラという街はスウェーデンで4番目に大きいといわれているけど、
そんなウプサラでもバスで20分くらい行くと草原と森というすごい田舎にでる。

今日のライブはそんなところにあるTant Gröns Skafferiというお店のカフェスペースで。
このお店、エコな食品、石鹸や、ラーバン・グッズなどを販売している。
写真はセッティング会場

3人のメンバーがそれぞれソロや別のグループで活躍する著名ミュージシャンなので最強グループといった感。
エンターテイナーとしてもトップクラス。
秋には新作CDリリース予定らしくこの日は知らない曲が半分以上フリーフォート

ところでフリーフォート。
あまりに有名すぎて、フリーフォートのやるような音楽がスウェーデン・フォーク(伝統音楽)なのだろうと
思っている人も多いと思う。
スウェーデンのフォーク(伝統音楽)は地域で曲調がガラッと変わる。
3人のメンバーのうち二人がダーラナ地方出身なので、私からするとフリーフォートの音はダーラナ的な音色。
スウェーデン・フォークを代表するもう一つのバンド"ヴェーセン"は
オリジナル曲中心なので地域性の例えには使えないけど、
ニッケルハルパがリードするだけあってフリーフットみたいな西側の香りはあまりしない。

私も以前はダーラナの曲ばかり弾いていた。
でも、久しくニッケルハルパ文化にどっぷりつかっていたせいか、今日はさらに輪をかけて新鮮に感じた!!
リズムもゆらゆらとうねってグルーブ感たっぷり。心揺さぶられる。
ステージ最後の曲はCD、sluringの1曲目。
これ聞かずには帰れないでしょ!
おなじみ、アッレ・メレルの”右手でギターを弾きながら、左手のハーモニカ2つ吹きまくる”大技。大喝采でラスト。

今日は、友人が関係者ということもあって早めに来ていいよと言われ、リハの様子から見ることができた。
本番と変わらぬ熱気ですごい!

この友人に「しーっ。静かーにね」と口に指を立てて言われたので、お行儀よく、さりげなーく、
そして意味もなく無関心風を装いながら、聞き入った。
リハなのが勿体ないくらいの気迫。
といってもここはエコ商品のお店。
居合わせた人はラッキー。
買い物客はみんなリハの目の前をスタスタと歩いていくのだ。

リハと本番の合間の休憩は、ぴりぴりしているだろうからと避けていたら、
向こうから「Hello again!(また会ったね!)」と気さくに話しかけてくれた。
ホンマかいな!?「また」って誰のことかわかってんのかな?と、ひねくれモノの私が
内心疑っていると見透かしたペール、「ファールンで会ったよね」と。
さすが。一流ミュージシャンは記憶力も抜群らしい。

このフリーフォート、日本で今年の秋にライブ予定。

この日の夜、友人と車でToboへ帰った。
街灯もない森の中の道。
標識もほとんどないのでこの道であっている?と確認しながら進む。
この友人に事前にネットで調べたという道順が書いた紙を渡され、「私、運転中だから声にだして読んで」と。
紙を見ると地図ではない。説明文が続く紙だ。どれどれ?と文字を見つめると...
「Kör vänster till E4...」
は!?スウェーデン語!?
「ショ、ショール。ヴェ、ヴェンステル...」と読み終わる前に道を通り過ぎるんじゃないかと
ハラハラしながら必死で読み続けたのは言うまでもない。
そんなこんなで帰り着いたのは0時前。
でもね、やっぱりこんな日はセッションしないとね。
他の友人達を交えしばし演奏。
時計を見ると2:00am。
こうしてToboの夜はふけていくのです。

飾りつけ

2007-04-03 23:19:05 | スウェーデン生活
写真左は、学校の中も復活祭の飾りつけが始まっている様子。
今日は部屋のあちこちに卵を飾っていた。

写真右は、今日のベジタリアン・メニュー。
以前も書いたように、肉を食べないベジタリアン用や、アレルギーの人向けのメニュー(ミルク、ナッツや小麦のアレルギーなど)など、色々と作り分けていてる。
今日は私達、普通の人はパンケーキが夜ご飯。
ベジタリアンは、数種類のチーズとほうれん草の入ったラザニア。
いいなぁ…。

やっと先週の木曜からの歩行困難が筋肉痛に変わり、今日はずいぶんマシになった。

今朝は恒例fys(体育)から。
バウロン(パーカッション)とTral(歌)によるJigにあわせて腕立て。
曲の最後のほうにかかると、「うぉー!」という声があちこちから。
この光景。まるで映画でみる囚人鍛錬所か、軍隊養成所か…。
いいえ、ここは音楽学校です。

フォーク・ミュージシャンの心得?

2007-03-31 23:38:28 | スウェーデン生活
今日は、仕事のある人や遠方の人のためのディスタンス・コースが開催される日。
夜はその人たち向けに、アンデシュ・リリフォシュとボッセ・ラーションによるコンサートがあった。
私達は、学校で行われるイベントには自由に参加できる。
時間に間に合うように、冷凍チキンをオーブンでじゅうじゅう焼いて、冷凍野菜をいため、タイのチリソースをかけて食べた。
アンデシュは、フォークミュージックに貢献した人に送られる金メダル所持者。
ボッセは、ウップランド地方の有名フィドラー、ヴィクスタ・ラッセの甥にあたる。(写真左)
その後のFIKA(ティーブレイク)では、ハロンのチョコケーキ(写真右)。

それから、今夜も恒例セッションです。
(セッション:みんなで一緒に自由に弾くこと)
延々、弾いていると夜中の1時をまわっていた。
そして、こ腹がすいたねぇ、と数人で学校のキッチンをあさり、再びFIKA!
黒いパンに、バターをたっぷり塗り、チーズをのせ…こんな夜中に食べていいのか!?

ところでこういうセッションでは、うちの学校の生徒(ディスタンス・コースのことではなくて)はあまり出てこない。
出てくる人はだいたい決まっていて、約3分の1。

スウェーデンのフォーク・ミュージック(民族音楽)演奏者は、私の勝手な分類によると2つに大別される。
ミュージシャン・タイプか、フォークミュージシャン・タイプか。
注:どちらもプロかアマチュアかは関係ない。

ミュージシャン・タイプの人は、肩書きあるような立派な人とは弾きたがる。
でも、普段の生活で同じように学んでいる人達とはあまり弾きたがらない。
セッションが「交流」だという感覚があまり無い。
「作品」としての音楽、「芸術性」のほうに目が行きがちで、日々の練習は怠らないし、もちろん向上心もある。

フォークミュージシャン・タイプの人は、伝統的にセッションが「交流」であることを意識しているので、
レベルに関わらず色んな人とセッションをする。
自分の知らない曲をそこから仕入れたり、人の手法を盗んだり、自分の好きな曲をみんなに教えたり、
音楽談義を他の人と楽しんだりする。

さて、日本にも来日コンサートしたヨハン・ヘディン(Johan Hedin)はどちらでしょう?
人から聞いた話からすると、後者。フォークミュージシャンだと思う。
色んな集まりに顔を出しては、楽しくみんなと弾く様子をよく聞く。
同じく来日コンサート経験者かつ優れたプレーヤーである、ビョーン・シュトービ(Björn Ståbi)、
ペーテル・ヘドルンド(Peter Hedlund)などはどうでしょう?
彼らも、私は後者だと思う。
実際に、その辺の草むらで老若男女みんなと戯れながら演奏を楽しむ姿を何度も目にしている。

「伝統」という言葉は少々かたい感じに聞こえるけど、ここでいうフォークミュージックの「伝統」とは「交流」のことで、
この「交流」があったからこそ「伝承音楽」(口伝えの音楽)が成立し、クラッシック音楽と違って
地方や村ごとの個性をぷんぷん臭わせながら独自の文化を形成してきたのだと思う。

かっこいいフォークのCDが出回り、コンサートが頻繁に行われ、ロックとの融合も進み、
フォークミュージックの「伝統」に対する考えが若い人の間で二極化していっているのかもしれない。
若さゆえ他の「交流」に忙しいだけかもしれない。

まあ、固い話はおいといて。
昨夜は、ケーキも食べれたし!カッコイイ曲も仕入れたし!
夜中のチーズを囲んでの雑談は、みんなどこかネジがゆるんでいて楽しかった。
木曜のハリング・ダンスで未だにまともに歩けない足を引きずって部屋に戻ったのは02:30am。

ネッケンと女トロールの曲

2007-03-27 23:34:47 | スウェーデン生活
写真左は本日のご飯。
よく出てくるチキンのクリーム煮。刻んだオリーブやハーブがたっぷり。

さて、写真中央
今日は春の日差しで、FIKA(ティーブレイク)はみんなコーヒーを持って外へ。
見ていて面白いことに、一人また一人とみんなやって来ては椅子を持って太陽に向かって一列に座ること。
(唯一、背を向けている人は、テーブルで本を読んでいる)
そういえば、北国スウェーデン人は太陽が大好きと聞いたことがある。
もちろん私は陽に背を向けて、みんなのほうを向いて座った。
だって、肌に悪いし、まぶしいし。
「なんでこっち向くのよ!?」と言うので「日本は世界のあっち側にあるから陽に背を向けるんだ!」と
自分でも意味不明なことを返すと「Jaha-!!(そっか)」と妙に納得された。

そうそう、春といっても雪は解けきれていません(写真右)。

今日はいつもの体育、演奏の授業、それから歌の授業。

演奏の授業では、「あの曲ならいたい!というのがあったら録音用に弾くから言って」と、ディッテ。
みんな、どんどんリクエストする。
うち一つは、3/21に書いた、ネッケン(水の精=悪魔)と女トロールの曲
その時は「靴をめぐって争う話」と聞いたのでそう書いたけど違ったみたい。
土地をめぐって争う」曲なのだそう。
この曲には色んなバージョンがあり、ディッテのバージョンは?と尋ねたのだ。
私が知っているのは、ヴィクスタ・ラッセのバージョン。ディッテはオーガスト・ボリンのバージョンだった。

靴をめぐって争う話」はこれとは別で、ディッテが教えてくれた。
ネッケンとトロールが靴を賭けて競争をしたそう。
とても仲の良い夫婦(恋人かも)をどちらが仲を引きさけるか、という競争。
ネッケンはトライするも失敗。
この女トロールは、男の人に「彼女は夜、あんたを殺しにやってくる」と吹きこんだそう。
そして、何もしらないその女の人は、喜ばせるためのサプライズを計画していて、夜中にそうっと部屋に入ってきた。
で、勘違いした男の人がその女の人を殺してしまい、勝負は女トロールの勝ち。
そして、ネッケンがこのトロールに靴を渡すのだけど
「参りました、あなたは私より怖い悪魔だ」と側に近づけず、ながーい棒の先に靴をかけて遠くから渡したんだそう。
そして「悪魔が長い棒の先に靴をつけてトロールに渡す絵」というのが、テンスタ(Tensta、ウップランド地方)の教会に残っているらしい。
一度みてみたい。

夜は明日のニクラスの宿題。
4編成のアレンジを考えてくる宿題で、4人探してきてその曲を練習もしておかないといけない。

今日は、ある人の用意してきた2拍子の曲から。
出だしのカウント(例えば「ワン、ツー」とカウントしてから「♪ラララ」と歌いはじめる)に、なぜか私がついていけなくて戸惑ってしまった。
彼女のカウントは「en och två och」(英語なら、ワン・アンド・ツー・アンド)という。
スウェーデン語の「och」のタイミングで入ってくれと言うのだ。
でも、彼女のカウントが始まると私の脳内で勝手に自動翻訳機のスイッチが入るのか、出遅れるのだ!
やれやれ!と思っていた、そんな時。

私達が練習している部屋に一人、入ってくるなりぶちキレて怒鳴りはじめた。

その人は、自分の宿題を弾いてくれる人を探していたらしい。
そして、その人は誰からも誘われなかったらしい(小さな誤解があった)。
スウェーデン語は分からないが、自分だけノケモノにして!と言っているみたい。
もちろん、私は状況が良くわからないので成り行きを息をひそめて見守る…。

でも、突然どなられると、人は普通、気分を害すもの。
「誘われなかったって言うけど、自分から尋ねもしなかったくせに何言ってんのよ!」みたいなこと(想像)を他の人たちが言い返し始めたのだ。
すると最初にキレた子は「Skit samma!」とはきすて飛び出していった。
スウェーデン語は分からないといっても、skitが「クソ」だということくらい分かる。
いいのかな。ほっといても。

と思っていると、次は新たに二人やってきて、私達に向かって怒鳴り始めた。
同じく想像力をフルに働かせると、どうやらブチキレタ子が寮に戻って(すぐ隣の建物)みんなの前で号泣したようなのだ。
で、「あんた達、なんでそんなひどいことしたのよ!」みたいな喧嘩が新たに勃発。
そのうち一人は怒って飛び出し、一人は泣いて飛び出した。

結局、ついていけない私は傍観するばかりだけど、そのうち何やら声のトーンは落ち着いていき、泣いてとびだした子も戻ってきた。
そして、みんなでハグ(抱き合う)していた。
いやはや、これは大変だ。
これはスウェーデン流なのか(?)。

みんなが落ち着いた頃をみはからって、そうっと尋ねてみた。
「skit」って「クソ」でしょ。「skit samma」って何?
なあーんだ、聞いてほっとした。
「もういい!」って投げ出した状況のときに使う言葉なんだって。
明日のニクラスの授業では機嫌を直してくれているといいけど。

ゆで卵の食べ方

2007-03-24 23:15:55 | スウェーデン生活
エスビョンはスキーに行くといっていた。
なので、この週末は楽器製作はお休み。
久々に街(ウプサラ)に出よう!とはりきって駅に向かうと、電話が。

携帯ディスプレイには「エスビョン」と。
なんで?「スキー場から?」と電話にでると、「いやぁ、この週末はスキーやめたんだ!別のときに行こうと思って。で、何してるの?」とエスビョン。
そうなんだ。今でかけるところと言うと、明日の都合を聞かれた。
明日の午前中だけ行くかもしれない。
最近、ゆっくりしたお休みがないので疲れ気味。

ウプサラにつくと、さっそく、ティーショップ(10/22, おススメショップで以前書いたTehornan)へ。
今日買ったのは、ルイボスベースにベリーとヨーグルト(!)の入ったブレンド。
あまーい香りがします。

そして、ぷらぷら歩いていると、あっちもこっちもお店は卵ばっかり。
復活祭(イースター)関係のもの。卵の飾りを家のあちこちに飾るんだって。
へーんなの。(←尋ねたスウェーデン人も、変よねぇ…と言っていた)

写真左:霧の景色。春霞?(でも、日本仕様の手袋だと指先が冷たくなるくらい)
写真右:卵グッズ。
そして写真中央は、朝食で食べるゆで卵置き。
かわいかったのでパチリ。

ここで、スウェーデン流ゆで卵の食べ方を紹介。
×タブーな食べ方…卵置きから卵をつかみ、テーブルでコツコツとヒビをいれ、むいた殻をお皿におく。
○正しい?食べ方…卵置きにのせたまま、スプーンで卵の頭をカチカチと叩く。卵を手に取り、むいた殻は卵置きの中にいれる。
ちょっとしたことだけど、タブー版をしてしまうと生理的に「!?」と感じるものがあるらしい。
とはいえ、うちの学校にいる若者にはマナーなんて存在しない。

さて、その後は行きつけのCD屋さん。
やはり、ここに来るとついCDを買ってしまう。
イマドキのもの(←といってもジャンルはフォーク)は品揃えがよくないので、90年代とかの古いマニアックものを購入。(でも…これもヤフーオークション行きかな。あまり好きではなかった)
レジで並んでいると、前にいた人がレジ奥の棚を指さして「アッレ・メレルちょうだい!」とおっきな声で言っていた。
まるで行きつけの酒屋でおじちゃんが「熱かん一丁!」って叫んでるみたいなかんじで。無愛想のひげ面おやじが「ハイよ」と棚から持ってきた。
指した指先の棚には最近出た「アッレ・メレル・バンド」のCD。
アッレ・メレルって、フォーク(伝統音楽)界ではとっても有名な人。
どんなのか気になるけど、最近、買いすぎてるのでやめた。

その後は、学校のスタッフとばったり会ったので、Waynes coffee(おススメショップ参照)でお茶して帰った。

部会!?ミーティング

2007-03-13 23:34:23 | スウェーデン生活
火曜の朝一はいつものFys(体育)から。
写真はその様子。これは、横になり曲に合わせて足を上にあげる運動。
他には二人がかりでよってたかって押さえつけ、足を押したり引っ張ったりするストレッチなどもやっております。

そして今日のFika(ティーブレイク)。
砂糖菓子、アイス、バナナ、チョコソース、生クリームがテーブルにならんでいます。

それから夜はミーティング。ぶはーっ!疲れた!
これはこの学校の学生によるアソシエーション・ミーティング
大学の「部会」みたいなものなのかな。大学時代はお気楽サークルでお気楽ミーティングしか経験していないので知らないけど、部活所属の友人が「今日は部会がある」と憂鬱そうな顔をしていたのを思い出す。そう、やっとその気持ちが分かる。私もこれがある日は憂鬱。
スウェーデンのルールは知らないけど、このアソシエーションは、学校に出資している公共団体の下に位置づけられ、会則も取り決め提出もするし会計などすべて報告義務がある。

まあ、とにかくこのミーティングは長い!数時間かかって疲れる。
そして、意見も主張もガンガンのダンスコース・メンバーに主導権をとられっぱなしで演奏コースの私達はほとんど無言。
それはともかく。みんな私のために英語でやってくれるので感謝しないといけない。

そして、議題はお金が絡むのでいつも大変。
それぞれの出身各地からツテか何かでまあまあの数の演奏依頼が来る。
今は学校終了後の夏のイベントに集中気味。
私達は自分達の望むままにいくらでもコンサートなどして収益を得てよいことになっている。(アルバイトの認められていない、私のような外国人はどうなるの?違法?)

今回はボルネスからの依頼。先方が「頼むといくらかかるの?」とだけ聞いてきたらしい。
「時間は?」「いくらくれる?」「交通費は?」「平日?週末希望?」たくさんの質問の中、情報がそろっていないのに、議論は長くなる一方。
フォーク経験の長い議長が「経験では、ワンステージ依頼があれば5000kr(!?)はもらっていた。みんなはいくら欲しいの?」と尋ねようものなら、わーわーとあっちもこっちも意見が飛び交いはじめる。そんなの時間と場所と開催目的と人数とお客さんの種類によるから、具体化するまで決めようがない。

他の議題は、学校からの依頼で、新学生を募る夏のPRツアー(演奏やダンス・パフォーマンスをしに夏の間にあるフェスティバルを全国規模で周る)してくれる人を探しているらしい。もちろん経費や謝礼もでるらしい。
ダンスコースの一人が、「表現方法や意見の異なる人とは組みたくない」ようなことを言っていた。
気持ちは分かる。けど、はっきりモノを言いづらい私としては、こういうデリケートな部分ってどうやって進めていいのかいまだにさっぱり分からない。

それから前回のコンサートの売り上げをどう使うかについてなど。
ほぼ、Tシャツを作ることで一致。
春のコンサートは4,5回するので、その売り上げの話もしないといけない。
すると、数名が「教会に一部寄付しないと!」と。みんなも「そりゃ当然だろ」という雰囲気だったのが印象的。
教会に寄付!?ごめんなさい。全く思いつきませんでした。

そんなこんなで、やっと解放され、明日のニクラスの宿題を慌ててして戻ってきたところ。
あぁ、明日も長い一日になりそう。

スウェーデンのポテチ

2007-03-09 23:59:31 | スウェーデン生活
最近、非常に忙しい。宿題、授業、練習。その上、週末は楽器作り。
なので、合間をみて今日はウプサラに買出しへ。
久々の街は、ウサギやら卵やらヒヨコやら色んなデコレーションであふれていた。9匹のヒヨコのセットがあまりにもかわいくて買いそうになったけど、やめた。使い道がよくわからない。日本に持って帰ったらトイレにでも飾る羽目になりそうだ。そんな行く末はヒヨコ達に気の毒だ。
おそらくもうすぐやってくるイースター(復活祭)関係のものだと思う。
写真をとりかったけど今日はウプサラ滞在時間30分、買うもの買ってとんぼ返りという旅程だったので残念。

ところで、部屋で一人でビールを飲むよ、と言うと大体ギョッとされる。
日本人でもスウェーデン人でも。
でも、週末にブログを書くとき、たまにこの写真のようにビールとチップスをつまみながら書くことが。一週間、疲れ果てているので(腹筋が最近、縦にわかれてきてショック。鍛えすぎ?)、たまにご褒美。

約5%のstark(strong)ビールは酒屋に行かないと売っていないので、たいていスーパーで手に入る3.5%のmellan(medium)ビールを買う。
写真のFALCONというビールは、缶をよく見たらカールスバーグと書いてあるので、スウェーデンビールではない?
おいしいビールといえば、ガムラ・スタン(旧市街)で飲んだZEUNERTZというビールがおいしかった。コンテストで受賞したようなこともラベルに書いてある。名前はスウェーデンっぽくないけど店員さんがスウェーデンビールだと言っていた。

一緒に写っているチップスは、DILL(ディル、ハーブ)テイスト。色んなメーカーがこの味のチップスを出しているので、よほど人気なのでしょう。写真とは別のメーカーで、dill&garlicというのが特においしかった。
海外に旅行に行くとなんか塩辛いのが食べたいけど沢山ありすぎて分からない…ということがよくある。スウェーデンなら、間違いなくdillテイストに決まり!

それから、さりげなく写っているキラキラのクマさんは、反射板。服やバッグにつけます。
スウェーデンという国は、どこも田舎で街灯でギラギラした日本とは違います。なので、夜道は車から分かるようにと、多くの人が反射板を体中につけています。

さて、今日はディッテの授業。
集中的な弓の練習。
例えば、弓を持つ指全体と小指の練習。
親指と小指のみで弓を持ち、弓を上下させる。

部屋の中央には、でーん!とでっかいオクターブ・ハルパの黒塗り木箱のケース。
ディッテが弾きながら、アイリッシュの葬儀みたいと。
アイルランドでは、死体の入った棺おけのふたを開け、その周りでみんなでパーティのようにお酒を飲んだり演奏したりするらしい…。
すると、クラスメートのL「じゃあ、この木箱のふた、開けて練習しようか?」
いやいや。いいです、Lちゃん。なんか出てきそうで気持ち悪い。
結局、私達はその閉じられた黒塗りケースを囲んで練習を続けた。

その後タンゴを弾き、それから、木曜にも書いたGärdebylåtenを短調(ハーモニスク)に変えてみんなで演奏。オリエンタルな感じ。とくにパーカッションの低音が効いている。
ディッテもかなり気に入ってくれて録音していた。
それから、ディッテが持ってきたCD(ブルース・コードのみ入った、いわゆるカラオケCD?)に合わせて、みんなで即興。
さすがに全員ノリノリで一斉にアドリブやると、音も姿も幼稚園児の集団のよう。
校長のミッケが面白ろそうに覗きにやってきた。「ブルース・ブラザーズ&シスターズだね!」と言い残して姿を消した。

今日はスウェーデンの音楽からは離れた一日だった。

曲の好み、音色の好み

2007-03-05 23:27:50 | スウェーデン生活
まだまだ大雪の可能性はあるものの、週末からずっと暖かく雪も少しずつ解けていっている。

さて、今日はソニアの授業。
再びダーラナ地方のくらーい曲を習う。
もともと、ニッケルハルパを始める前はダーラナ地方の曲を中心に弾いていたので、今でもそれっぽいメロディを聞くと一番耳になじむ。
でも、これは好みの問題。
ダーラナ地方はマールンという町に有名なフォーク・バイオリンの学校があるけど、ウップランド地方の曲が大好きなクラスメートLは、この学校に興味がないと断言。ウップランドより西側の曲はどれも苦手だと言っていた。

昨日は、エスビョンに本体に刻むシンボルなり、トップ部分のデザインなり考えるように言われたので、今日はみんなのをじっくり観察。(写真)
一つずつ違う。最終的にはボディ・カラー、ボディの装飾も考えないといけない。
でも、ちーっともアイデアがわかない。
これから学校の図書館に行って、写真を見に行くつもり。

好みの問題といえばもう一つ。
昨日、私の使っているウッレ・プラン作のニッケルハルパを持っていき、エスビョンに見てもらった。
C線上の問題を説明すると、なぜかエスビョンがちょっと触ると問題が無くなってしまったのだ。な、なんで?理由を聞くのを忘れてしまった。
ちょっとした箇所で他にも手を入れる箇所があるけど(人によっては不要というかも)、音色そのものについて「warm, deep, and rich sound(暖かく深く豊かに響く音色)でとても良い」とのこと。これはずっと持っておくべき楽器だ、と。
そう言われると、とってもウレシイ。
この音色と対象的な、はっきりした音色の楽器を持つ人達に”音がこもっている”とか、”買い換えないの?”と言われたことがある。
人から言われるとすぐに自信を失くす私は、好みの問題か音色の問題か判断できなくなっていたのだ。

以前クリア系の音色が好みだと書いたこともあるけど、そういえばバイオリンはくぐもった暖かい音色が好きだったことを思い出した。
クリア系VS暖かい系。
うーん、今はどちらも好き。

冬景色

2007-02-22 23:45:14 | スウェーデン生活
引き続き、スポーツ休暇中…。

今日はエスビョンがあちこち車で連れてってくれました。
Forsmark(原子力発電所もあるエリア)にあるステキなレストランでランチの後、brukという製鉄などを行う村のような集落(実際にはÖsterbybrukと Lövstabruk)を見学。

1700年代後半から近年にかけて(現在は閉鎖)、世界の鉄の5割を供給し続けたのはこのウップランド地方のbrukなのだそう。

エスビョンは実はこのÖsterbybrukの製鉄所の修復プロジェクトのリーダー。なので、冬期で閉鎖されていたところ、鍵を借りてきて開けてくれた。
そしてDannemoraにある、鉄を掘っていた場所も訪ねました(数百メートルの深さ)。

写真
左上:エスビョンの車窓からの眺め。一面雪。この時、晴天でマイナス8度。
右上:目と鼻の先にムースが3頭も!非常に珍しいらしい。
左下:ToboとÖsterbybrukを結ぶ道の途中にある教会。1300年代からの古い教会。
冬期は閉鎖しているのか、近くにすむパイプオルガニストの家まで行き教会の鍵を借りて中へ。エントランスの天井画は非常にシンプルで独特な絵。これは修復していない当時のままの絵なのだそう。スウェーデンの古い教会は一見の価値あり。とても独特です。(2/25のブログ 写真説明-ストックホルム中世博物館)
右下:3~4歳用ニッケルハルパ。エスビョンの作。作りは細部まで丁寧で、音色も響きがよく、子供用にするにはもったいない気が…。
この日、私の、底をくっつけた(くっつけてもらった?)ニッケルハルパにも対面。いよいよ楽器っぽい姿になっていた!

知人にばったりでびっくり

2007-02-15 23:48:02 | スウェーデン生活
午前はダンス、午後は演奏の授業。
ダンスはエンゲルスカとワルツ。

ワルツでは、先生のアンドレアスに「トップが重いから、もっと地面からのパワーを感じて」。
なんとも抽象的なアドバイス。
言ってる意味わかる?と聞かれても、なんとなく分かったような、分からないような。
言われたイメージを頭に浮かべて踊ってみると............
「Bra!」(いいねー!)とアンドレアス。
ふぅーむ。うーん。頭ではピンとこない...。

さて午後の演奏の授業。
レッスン前は必ずストレッチなど柔軟運動をします。
最近は、担当を決めて二人ずつ、ウォーミングアップの運動(体とボーイング練習)と音楽(CD)を考えて用意してくる。
今日は私とCの担当。
二人で考えているときに、Cが床にうつぶせになって「スーパーマン」(床にお腹をつけ両手両足を宙に)をやりたいと主張。私が「床は汚いからヤダ」と主張。それでもCはやりたいらしく丸め込まれてしまった...。が、やはり、やりたくない!と訴え最後に逆転勝訴。よかった。
授業の終わりには、次回やる数曲を録音。うち一つはタンゴ。

夜は、恒例のトボトシュダグ(Tobotorsdag, 訳すと「トボの木曜日」。月に2回ほど音楽イベントがある)。
Tenstaというところからスペルマンスラーグ(演奏グループ)がきてダンスと演奏。(写真右)
うち一人どこかでみた顔だと思ったら、知った人、Jだった。
びっくり。こんな外地で知人にばったりなんて、しかも日本で知り合った人にばったりって、そうあるものじゃない。
このJは、2年前?愛知万博のときに北欧館で何度か一緒に演奏したのだ。
当時は、また会うことはないだろうくらいにしか思ってなくて、連絡先を交換しなかった。(実際は、そんなこと思いつくヒマもなかった)
さっそく休憩で話しかけるとフルネームで覚えていてくれた。

向こうも、こんなスウェーデンの田舎で私にばったりなんて思ってもみなかったようでびっくりしていた。

ニッケルハルパの世界は狭い!

おフランス製?

2007-02-11 20:50:21 | スウェーデン生活
昨日は一昨日の話を書いたので、今日は昨日の話。

楽器製作はエスビョンの家族でインフルエンザが流行っているらしく今日はキャンセルの連絡。
一度に10台作っているエスビョンが「他のニッケルハルパは進んでるけど、君のだけ遅れてるから、なんとかしないとねぇ…」と言われて、”いっそのことエスビョンが作ってくれたら”、なーんて言いそうになってしまった。
いかん、いかん。
でも、聞いた話では、エスビョン・チョイスの材料を使い、エスビョン監督のもとで作った楽器は、音色は他の職人が作ったものよりも良いか、ひけをとらないか、くらいのレベルなのだそう。
ともかく、タイムリミットの時間だけはどんどん過ぎていく。友人に3月のシンフォニーオーケストラのコンサートでシベリウスを弾かないかと誘われ(バイオリンでね)、とっても魅力的だけどお断りせざるを得なかった。週に2回もストックホルムでリハをやるんだそう。週末は明けとかないと楽器が作れない。(それ以前に、私にシベリウスでなんて弾けるのか)

Erika&Ceciliaのライブの話を書いたとき、フランスの職人、ジャンクロードコンディが流行っていると書いた件。
誤解の無いように補足すると、流行っているのは彼の弓
ウロフ、ディッテ、昨日のErik(Erika & Ceciliaではない)をはじめ、楽器にうるさい人達の間で人気。
このフランス人はニッケルハルパも作っていてデザインがとても美しい。(ちなみに英語のメールは無視られます)
でも、音色は昨日書いたようにライブのとき、ほとんど聞こえなかったので私の感想はまだ書けません。
(3月3日に追記)

その話を学校関係者にすると、「フランス製のニッケルハルパに買い替える前は、彼女はいい音を出していた」と言われた。その人によると「ニッケルハルパ的な音色じゃない」そう。これは、”フランス人なんかに!”というライバル視からか、本当に本場の音とは違う音色になってしまっているのか?判断するのはまだ早い。ただ、装飾部分のデザインが豪華でいかにもフランス風の雰囲気に仕上げているので、この点だけみるとスウェーデン製と意図的に区別している気がする。
外国製の話で思い出したけど、日本では浜松楽器博物館オーストリア製のニッケルハルパが展示してある。
スウェーデン土着の民族楽器なのにオーストリア製??
購入の経緯を何も知らない私が言うのも変だけど、入手困難な楽器ではないから不思議...。

昨日の話に戻して、この週末はDistance course(普段仕事している人向けのコース)が開催されている(年間4-5回の泊まりがけコース)。ハッセ・イッレ(Hasse Gille)というこのブログにも何度か登場しているおじいちゃん先生が夜遊びに来てくれ、私達もどうぞと言われたので参加。ミニ・ライブをしてくれた後は、ハッセを交えみんな週末コースの人たちとセッション。
久々に楽しいセッションができた!
やはり大人と弾くほうが楽しい。

あごひげがおへそまで届きそうな(しかも一部みつあみにしていた)おじいちゃん、指先もなめらかに動きめちゃめちゃウマイ!この人がとっても美しいスモーランド地方の曲を弾きだしたので、みんなで教えてくれー!と言って習った。
一人また一人と帰り、私ともう一人、最後は二人だけに。

頭が働かないし、指先もなんだかやけに重いと思って時計を見ると午前3時。
飛んで帰ったのは言うまでもありません。

Erika & Ceciliaのライブ

2007-02-10 21:23:15 | スウェーデン生活
昨日の続き。
授業の後は、Erika & Cecilia( おススメCDで紹介した女性デュオ)のライブにストックホルムまで行った。3月10日に新作が出るので盛んにライブをしているみたい。
一人はバイオリン、もう一人はニッケルハルパ。

授業の後にストックホルムというのは可能だけど、結構しんどくて夜ご飯無しで向かわないといけない。
そんなの一人じゃ行きたいくないので何人か声をかけ、4人で行くことに。
すると、調理師スティーナは何と親切なことに、焼きたてのピザをひとりづつ冷えないようアルミでくるんでバナナと一緒に渡してくれた。ありがとう!


電車(11/19に紹介した、SJ(国鉄)ではなくペンデルトーグで行くので激安で行ける)は途中まで、ニクラスと一緒だったので、ニクラスが降りた後さっそくピザを食べた。でも、電車でピザってすごいなぁ。日本だったら超ヒンシュクもの。

電車の中では、「クラスで誰が一番フォーキーな服装か」という話題で盛り上った。
フォーキーという英語があるのか分からないが私たちの中では通じる。
カタカナではフォルクローレとか、フォルクロアと言ったほうが雰囲気が伝わりそう。
つまり、スウェーデンの民族衣装で使われるようなデザインの刺繍の入った服や、民族衣装風デザインのスカーフ、アクセサリ、色使いなどのこと。(民族衣装ってスウェーデンのね。メキシカン・ポンチョとか多国籍なものは含まない)
それで、私がフォーキーな格好をしたい!というと、ストックホルムの南、Slussenという駅の次の駅(名前を忘れた)で降りると、セカンド・ハンド・ショップヴィンテージ・ショップがあるので少しは見つかるだろうとのこと。

ライブはStalletで行われた。お酒や軽食も食べられる。ブルーノートみたいに広くなく、パブみたいに汚くなく、いかにも北欧風の落ち着いた雰囲気。よくフォーク・ライブしているので(今月はTriakelもある、行くべきか迷い中)、旅行のついでにいかが?

まずは7時からKMH(王立音楽院)の学生によるライブ。とってもさわやかな女性4人でアカペラ(もちろんフォーク)。かなり良かった。

8時からは、メインのErika & Cecilia
Erika(バイオリン)の弾き方は、とても情熱的でまさにステージ向け。
日本で発売されているCDには「ビブラートたっぷり」とあるけど、あれは間違い彼女は一切ビブラートはかけません
ものすごく細かなdrill(トリル)を多用。
キメの細かさと多用っぷりでは、DRAUPNER(同じく日本で発売されている)のフィドラーGörgen(最速drillと言われている)といい勝負。
今回のレパートリーは、ウップランド地方、ダーラナ地方、ヘルシングランド地方の曲をバランスよく弾いていた。ウップランドの曲は知らないものが多く、ダーラナとヘルシングランドは知っているものばかり。一緒に来た友人達も同じことを言っていた。
つまり、彼女たちのルーツはやはりウップランドで他の地方の曲はあとから習ったものなのでしょう。

Ceciliaのニッケルハルパはなんと4列(普通は3列)。
今、スウェーデンで人気のフランス人、ジャンクロードコンディの作品(実は私もこの人に弓を注文中)。デザインも見えないところまで凝っていて、さすがフランス人のデザインだとこうなるか!という感じがする。
(補足:人気は弓。本体については…2/11の日記で)
まるでルーブル美術館にある螺旋階段のような優雅で美しい彫刻がほどこしてあった。
Erikaの演奏は今日のライブでは、完全に伴奏に回っていた。メロディーを取ることはワンフレーズあったかなかったかくらい。今度のCDではどうなんでしょう。
ちなみに、Cecilia、私たちが今ニクラスに習っているように以前うちの学校でメインではない講師として教えていたそう。

二人は歌も歌う。Erikaはロー・ヴォイス(ハスキーではない)で固く透明感のある声。ジャズを歌わせたくなる。Ceciliaは、対照的にハイ・キーで透き通った声。もちろん、歌でリードをとるのはCecilia。

さぁて、ライブの後は、もちろんErikaとCeciliaによる"spel till dans"。
ダンスの伴奏をしてくれます。お店の人が椅子を半分片付けダンスフロアに早変わり。
Toboの田舎からやってきた私たちは、ごっついブーツ。とても踊りにくかった。
ボンドポルスカを弾いてくれるのでさっそく踊ったけど、ここはストックホルムだから?
だれもボンドポルスカを踊る人はいず、みんな通常のポルスカステップで踊っていた。
(ボンドポルスカは、うちの学校がある辺りの地方のもの)
なんだか、地方色というものをストックホルムで感じてしまった。

日本人が踊りたそうにしていても、こういう場で「踊ろう」と誘ってくれる人(友人を除く)は、よほどの物好きでない限りあまりいない。
フォークをやってるの?言葉通じるの?と思うから当然。
でも、この時、私は友人とボンドポルスカやワルツを踊った後だったので、「こいつはフォークをやっている」との認識を周囲が持ってくれたらしい。何人か知らない人とも踊った。うち一人は、1/26に上昇株かも?と書いたニッケルハルパプレーヤーだった(まだKMHの学生)。
なので、やっと今回Erikだと名前が分かった。ダンスも詳しいみたいで、ショティシュでは、何も言わずに急にもう一回転多い(元の位置に戻ってこれず場所が入れ替わる)ターンをヤツは強行した。ごっついブーツで踊ったのでいっぱい足を蹴飛ばしてしまった。
彼はかなり意欲的で、ダンスの伴奏は延々続いてしんどいのでしょっちゅう休憩が入るのだけど、その休憩中、Ceciliaから楽器を弾かしてくれと受け取るとステージに上がり「Erikです。休憩の間、僕が演奏します」と勝手にに弾き始めてしまった。多分、長いこと弾いていたと思う。そのままErikaとCeciliaは友人達とテーブルについて飲み始めてしまった。

ダンスも後半になってくると「ダンサーが帰るまで弾く」みたいな感じになって、いつが「オヒラキ」かはっきりしなくなるので特に問題はないと思う。
ともかく、私たちは田舎の住人なので、終電に間に合うように11時には会場を後にしないといけなかった。

写真は、カメラを持っていくのを忘れたのでビラを写したもの。
左は、ストックホルムの音楽博物館で、ニッケルハルパを実際に弾かせてくれる体験イベントがあるので興味のある方はいかが?当日、やってくる(先生役?)のプレーヤーはマグヌス。この学校の卒業生で、ニッケルハルパチャンピョン、KMH(王立音楽院)も卒業、すばらしいプレーヤーです。

GIGAのCDの行方

2007-01-27 23:54:15 | スウェーデン生活
ウプサラ、オーレンスのすぐ側。Holmlunds。
友人に教えてもらった手頃価格でかわいい服が売っている店。
表向き(内装も)が味気ないので、言われないと入らなかったと思う。
値札が数カ国通貨で表示されているのでひょっとしてヨーロッパ・チェーンみたいなブランド?
先週行くと、かわいいワンピースやトップスがあれもこれも欲しく、二つだけ買うことに(一つは写真)。さっそく今週も行ってみると、ぱっとしなかった。しかも先週置いてあって迷った服の多くは姿を消していた。回転が早い分、ハズレの日もあるのかな。

今日は、そのまま近くのCDショップへ。見たことのないヨハンのCDや、HarvのCDなど手にして迷ったあげく、日本でも販売しているDaniel Petersson&Daniel Fredrikssonのvirekと、Gigaが出している3人で弾いているBodaのCD、計2枚を購入。
今、聞きながら書いているところ。
Gigaの社長さん(と言っても一人経営)は昨年亡くなったそうなので、在庫が無くなった後も引き続きGigaのCDが入手可なのか、今後の経営はどうするのか店員さんと雑談してたけど「どうなるのかな?」で話が終わってしまった。
知っている人がいたら教えてください。

マイナス14度

2007-01-22 16:18:22 | スウェーデン生活
今日はお昼はマイナス2度。夕方にはマイナス14度
夜は何度まで下がったのかな?
といっても大して寒さは感じません。(いつか私の防寒具を大公開します。)

氷柱に注意してね、と言われた。2,3年前にストックホルムで落ちてきた氷柱が頭に直撃し、子どもが亡くなったらしい。注意とはどうすればいいの?と聞くと、「家のそばに寄らないこと」だそう。

写真左上: Toboの駅へ歩く途中。日曜日の写真なので雪は少なめ。

右上:粉雪が舞っているのがわかりますか?窓越しに撮影。

左下1/12の馬をもう一度見たくて。♪雪やこんこん~♪じゃないけど、雪が舞う中、大喜びで2頭がじゃれながら走り回っていた。見てると馬って頭いいのが分かる。微妙な感情表現まで伝わってくる。もちろん、犬よりも知能が上。馬を知っている人には当然って言われそうだけど、馬のことは何も知らないのですごく実感。

右下:散歩途中の風景。この家を通りこした先で、どぶに両足つっこんでしまった!
というのも、うすーい氷がどぶに張っていて、その上に雪が降り積もっていた。氷を割ってつっこんだ片足を引き上げようと、力んだ左足も氷が割れてちゃぽんっ!
靴の中まで泥水が。泣く泣く引き返して靴を脱ごうとしたら、ジーンズのすそと靴の紐がカッチンコッチン。紐がほどけないー!
友人KとLがドアに突っ立ている私を見て哀れに思い、手で靴紐をぎゅっと握って解かしてくれた。ありがとう。