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ツバメ

2007年05月17日 21時45分38秒 | 宮代町の鳥
ツバメ日記は私の別なブログで紹介しているので、そちらを見て欲しい。

よって、このブログは、ツバメとのタイトルだが、実際は、ツバメの巣について・・・。

我が家の玄関に巣を作ったツバメ、昨年は、ぞんざいなつくりの巣立ったためにヒナが落下、上手く育たなかった。このため、昨年、この巣を撤去、今年、新しい巣を作ってくれることを期待して見守っていた。

最初は、巣が消えて、戸惑ったのか、なかなか我が家に寄り付いてくれなかった。
しかし、10日ほど前から、撤去した巣をなぞるように新しい巣を作る番が現れ、現在、完成した。



昨年の巣とは雲泥の差、本当に職人が丹精込めて作った、芸術品というような巣である。これならば、すばらしい子育てが出来るだろうと、期待を持って、営巣を見守っている。

いや、今日は、我が家の巣の話ではない。

我が家にツバメの巣があると、他の巣のことも気になり、ツバメが飛んでいると、どこに巣があるだろうと探すようになる。

某日、田を歩いていたら、ツバメが飛び交っている。
そのうちの番が、しきりに、小さな橋の下に入っていく。
その様子から、古い巣があって、それを自分たちの巣として使うか検討しているようである。

ただ、背の低い橋なので、そのなかにある巣は外からは全くわからない。

川岸に下りて、巣を探してみた。
かなり暗い。

なんとか、巣らしきものが見える。
望遠レンズで狙ってみた。



ええええええ!!!!!!
この巣どうなっているの??????

橋の縁に作られた巣はよく見かける。これでは、カラスに狙われるだろうなあと思いながら、見ていると、大体1年で使われなくなる。

しかし、この巣は、カラスや他の外敵に狙われることはまず、ありそうに無い。
それより、なにより、この巣はどうやって作ったのだろう。

もう少し、アップにしてみた。



ツバメの巣作りで、ツバメが一番入念にすることは、落下を防ぐために壁と巣の接触面積をいかに沢山確保するかということ。
我が家のツバメの巣を見ても、壁と接触する部分は、これでもかというくらい、広く泥が塗られ、落下しないよう、気を配っている。

なのに、この巣は、橋から飛び出した、鉄筋一本をベースに巣を作っているのである。強度を持たせるために、泥より、繊維質を沢山使い、全体も軽くするよう工夫が凝らされている。

まさに、最先端の知識と技術を持って作られた巣という感じだ。

ツバメの世界にも、職人芸の建築家がいたのである。

恐れ入りました。脱帽である。


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