宮代NOW(GOOな情報)

埼玉県宮代町及び周辺のGOOな情報。

アキアカネ

2007年06月24日 06時39分18秒 | 宮代町の昆虫
我が家の玄関先で営巣を行っているツバメもだいぶ大きくなって、そろそろ巣立ちの練習といったところ。

このくらい体が大きくなると小さな虫では腹いっぱいにならないのか、親ツバメも大きな虫を持ってくることが多くなる。その大きな虫のメインは、トンボである。

しかし、今年のツバメはこのトンボを運ぶ回数があまり多くない。時期の問題があるのかもしれないが、トンボを運んでくるのは数えるくらいしかない。

昨年のツバメは、まだ口が大きく開かない子ツバメにトンボを持ってきて無理やり口に押し込んで、それでも食べられず、巣の外に落ちていたこともあった。

今年はトンボの発生が少ないのかなあと思って、野に出てみる。



アキアカネが羽を休めている。
他のトンボも見られる。
極端に少ないようには感じないが・・・。
今年の家のツバメが餌をとる地域にトンボが少ないのだろうか。
それとも、親ツバメの嗜好がトンボではないのかもしれない。

ふーむ。

鳥の密談

2007年06月04日 22時12分03秒 | 宮代町の鳥
田の中で、鳥たちがのんびりと休んでいました。



「おい、サギ君、最近調子はどうだね」とカルガモが尋ねました。



「へえ、ぼちぼちでんな」とサギ。
「それは良かった。でも、あいつはなんだい」と、カルガモ。



「サギを働いてばれそうになったら・・・」



「悪いことをした手を隠しましょう。隠せば、ばれる率が低くなります」



「次いで、首を丸めて、頭を低くしましょう。これでかなり風当たりが弱くなるでしょう。こうして、じっと待つのです。人のうわさも75日。特に、最近の日本人は忘れやすいですから、じっと我慢しましよう」



「なんだい、あいつ。選挙演説かい」とカルガモ。
「いや、社保庁に、サギがばれそうになったときの逃げ道の講義を頼まれたらしい」とサギ。
「ええ!!!!????、馬鹿だね。社保庁に講義。逆だろう、あんたらサギも、社保庁から、サギの仕方を教えてもらったほうがいいぞ。あっちの方がテクニックは数段、面の厚さは数十倍上だぞ・・」



「シィーっ。声が高い。誰が聞いているかわからないぞ」
「わかったよ。声を小さくするから、耳をこっちにもってこい」
「はいはい、これでいいか」

長閑な初夏の田の一場面でした。

コシアキトンボ

2007年06月03日 21時40分12秒 | 宮代町の昆虫
昆虫の名前は、直接的な命名が多いように感じるのは私だけだろうか。



コシアキトンボという。
腰の部分が白く、空いているように見えるからだそうだ。
まあ、直接的な名前でわかりやすく、一度聞いたら覚えられそうである。
しかし、その風情から、もっと別な名前があってもいいのではとも思う。

土曜日の昼下がり。からっとした空気だが、日差しが強い。
長い散歩の終盤。池のほとりの木陰に、撮影時には持ち歩いているピクニック用のシート(腹ばって写真撮影をするとき使用する)を敷いて、ゆっくりと休む。

目の前をカワセミが飛んでいく。この池で一仕事しようと思って来たが私がいたので、あわてて次のポイントに移動していこうという風に見えた。

そんな姿を目で追いながら一服。至福のときである。

と、目の前の池にトンボが、続いて数匹。
そのうちの一匹が羽根を休める。

カメラを構える気はないので、ぼんやりと見る。
そんな私に無頓着になったのか、トンボもほとんど動かすとまったまま。

で、一時してから、カメラを手にする。
逃げられてもともと。そんなに撮りたいという感じは無かった。
でも、カメラはいつの間にかトンボに向いていた。

それでも、トンボは動かない。
数枚シャッターを押して・・・・。また、ぼんやりとトンボを見ながら、ゆったりと・・・。
そのまま横になろうかとおもったが、散歩の人が驚くといけないので、ウトウトという感じ。

数刻して、立ち上がっても、トンボはまだそこに。

ならば、別角度から・・・、



ゆったりした気持ちになって、家路についた。

カワラヒワ

2007年06月02日 20時32分10秒 | 宮代町の鳥
木の中の夏の鳥撮りは失敗ぱかり。
まず、発見が出来ない。発見しても、葉陰に隠れて撮れない。
撮ろうとしても、ピントを合わせているうちに、葉陰に隠れてしまう。

今日は、近くに来てくれたので、カメラを向けたが、やはり、木に邪魔された。



カワラヒワが、若葉をついばんでいた。
鳴き声を立てながら。私はここにいるから撮ってくれといわんばかり。

カメラを向けても、わかっていないのか食事に集中しているのか、逃げない。



これ幸いとシャッターを押す。



美味しそうについばむ。



こちらの存在を確認したらしい。
でも、逃げない。
よほど美味しいのだろう。