半縄橋にもどり、見沼代用水東縁を下流へと下る。
下り始めてすぐに「旧半縄橋」がある。
「旧」とあるからには、ひとつ上流側の「半縄橋」よりも古いということ。
しかし、それならばこちらが「半縄橋」で上流側は「新半縄橋」になるのが普通なのではないだろうか。
などと考えながらもさらに下る。
数分進んだところにある橋。
橋の名前は不明、いわゆる「不明橋」または「無名橋」。
名盤が付いていない、または付いていた名盤が脱落したなどのために名前が分からないのである。
「不明橋」の右岸側の住所は、さいたま市東宮下に変わっている。
さらに下ること数分で「七里橋」に着く。
読みは「ななさとはし」である。
道路は県道65号線(さいたま幸手線)である。
北(画面奥)に向かえば宮ケ谷塔交差点で国道16号を越え、岩槻の街中を通り白岡、宮代、杉戸、幸手市方向である。
俗に「御成り街道」とも呼ばれている道路である。
「七里橋」を左岸に渡り2分ほど進むと、杜の枝と枝の間に宮作りの屋根が見えている。
杜をぐるりと回ると、南側に白い鳥居があった。
「宮下八幡宮」とある。
正面からみる拝殿。
かつてこの地は、北足立郡宮下村であったとのこと。
拝殿右側から見る本殿。
本殿の斜め後ろからみる拝殿方向。
拝殿、本殿は杜で囲まれている。
拝殿、本殿を一回りし拝殿正面にもどる。
ここで暫く小休止をさせていただく。
「宮下八幡宮」で小休止のあと、「七里橋」にもどりさらに下流へと下る。
(写真と文 by pokkunさん)