宮代NOW(GOOな情報)

埼玉県宮代町及び周辺のGOOな情報。

雷電神社(埼玉県騎西町)

2008年05月29日 16時13分54秒 | 宮代の遊歩道(水と緑のふれあいロード2)
大福寺からふれあいロードへ戻ろうとしたが、田圃のはるか向こうに背の高い林が見えた。
来てみると雷電神社であった。



最近になって立て直したのであろう。
道路に面した所だけが真新しい。



一の鳥居の前にあるハナミズキが満開である。



雷電神社でいつも不思議に思うのは、雷が電気である事を当時に分かっていたのかどうかということである。



当時としては、大工事だったのであろう。
しかし、これだけの規模になると、現代でもかなりの大工事である。



神社へ来ると、狛犬をしげしげと見つめてしまう癖がついてしまったが、ここの狛犬はありふれた普通の狛犬のようだ。



往時の土俵が残されているそうだが、どこが往時の土俵なのか分からないままに拝殿正面を見る。



拝殿の近くまで寄って、他の神社ではなかった物が目に入った。



他の神社にはなかったもの。
ご覧の通り、時計と消火器です。



連想ゲームならば、雷電=落雷=出火=火を消す=消火器。
の図式が成り立つのだが・・・・では、時計はいかに。




(写真と文 by pokkun)

大福寺

2008年05月26日 20時51分55秒 | 宮代の遊歩道(水と緑のふれあいロード2)
国道122号線を渡り、ふれあいロードを西へ進む。
一服したくなる頃、大福寺が見えてくる。



この寺もまた古い寺である。



山門の前に立つと、すっきりとした感じを受ける。



瓦の黒が引き締まった印象をかもしだしているのか。



ここが、その昔大田ケ谷村であったことを石像が示している。



直立する数枚の板碑。



板碑に書かれた文字は梵字だという。
どうりで、読めないはずである。



一番大きな板碑。



山門の正面は本堂。
本堂の手前を左に曲がれば墓地への道。



鐘楼は若い葉に包まれていた。


振り返ると、道祖神越しに山門が見えた。





(写真と文 by pokkun)

国道122号を渡る(埼玉県騎西町)

2008年05月24日 11時54分58秒 | 宮代の遊歩道(水と緑のふれあいロード2)
玉敷神社からふれあいロードにもどり、さらに上流へと進みます。
このあたりのロードは簡易舗装ではなく、ちょっと洒落たインターロッキングでフジとホタルの絵が埋め込まれています。



古宮橋まできました。
国道122号線の手前です。



現在地の確認をします。
国道の横断は危険なので、案内の通り迂回をします。



その前に橋から上流側を見ます。
民家の向こう側が国道です。



危険な道路を迂回するのは、ここが三箇所目だと記憶しています。
案内図のとおりに迂回をします。



けやき並木を5分ほど歩くと国道122号線の交差点です。
ここで国道を反対側にわたります。



横断歩道を渡りますが、信号機の横に案内の矢印がありますので安心です。



交差点から国道の歩道を進みますが、暫くの間はこんな風景です。



なかなか、ふれあいロードが見えてこないので少し心配になった頃になって橋が見えてきます。
ここまで来れば、もう大丈夫です。



国道にかかる橋は寄居大橋です。
ここにも迂回路の案内図があります。親切といえば親切、当たり前といえば当たり前なのかなぁと思います。



この先は、町から外れますので、また田園の中を進むことになりそうです。
ここしばらく起点から何KMかの案内板がありませんが、それほどの距離ではなさそうです。




(写真と文 by pokkun)

玉敷神社神楽展示室(埼玉県騎西町)

2008年05月23日 04時48分28秒 | 宮代の遊歩道(水と緑のふれあいロード2)
玉敷神社を後にしてふれあいロードに戻ろうとしたのだが、社務所の一角になにやら展示室があるという。



展示室に入ると、神楽にまつわる品々が展示されている。
これは、かなり使い古された獅子頭。



オシッサマという行事で使われた三点セット。
箱の中には御神宝を入れたという。
猿田彦の面は道先案内人が被り、剣は御神宝の後ろで守護を務めたという。
オシッサマはお獅子様と書き、その様子が一枚目の写真の中央右の写真だという。



こちらも神楽にまつわる展示品。



神楽で使われた狐の面。



面は18面あり、そのうちの2面が展示されているという。



神楽で演者が手に持つ鈴。



神楽を催すことを許可する神楽裁許状。
千八百年代の始め頃に京都の役所から発行されたものだという。



昔昔の玉敷神社の奉納神楽の様子。



この展示室は社務所の一角にあるため、お参りの人でも存在を見逃してしまいそうですが、展示品の数々は往時の様子を知るうえで重要です。




(写真と文 by pokkun)

玉敷神社(埼玉県騎西町)

2008年05月20日 08時13分08秒 | 宮代の遊歩道(水と緑のふれあいロード2)
祭りの玉敷公園の隣に位置する玉敷神社一の鳥居。



鷲宮町にある鷲宮神社が関東最古の神社だそうですが、玉敷神社もまた相当古い神社のようです。



三の鳥居。
ここをくぐれば、目の前が拝殿。



拝殿の周りの木々の緑が落ち着いた感じをかもし出しています。



拝殿の脇に積まれた「力士」なるものが気になります。



拝殿の脇には、とても大きな銀杏があります。
幹が三っつに分かれています。



銀杏は騎西町指定の天然記念物です。
手前が三っつに分かれた銀杏で、幹周り6m、高さ30メートル。
右奥のものは、幹周り5m高さ30メートル。
どちらも樹齢約500年だそうです。



神楽殿と幹周り5mの銀杏の木。



神楽殿脇から見た拝殿。
神楽殿は、国指定の重要無形民族文化財です。



正面から見た拝殿上部。



それにしても、
気になる「力士」です。




(写真と文 by pokkun)

玉敷公園藤まつり(埼玉県騎西町)

2008年05月17日 21時16分21秒 | 宮代の遊歩道(水と緑のふれあいロード2)
総合公園から藤の遊歩道を西へ向かう。
15分ほどで玉敷公園。
広場から民謡が聞こえている。



天候にも恵まれ、絶好のお祭り日和である。



藤も、ほぼ満開。



これが有名な玉敷の樹齢400年の藤。



俳句会もあったようで、入選作品の短冊が飾られている。



こちらは野点。
樹齢400年の藤の前での野点。
実に優雅、実に贅沢。



広場での踊りが終わると、今度は藤の花の下で琴の演奏。



歴代の藤娘の写真の展示。
騎西町は、実に美人の多い町である。
運がよければ、今日当たり出会えるかも・・



願いが通じたか、今年の藤娘に遭遇。



私も、2、3枚取らせてもらうことに。



普段から外科が専門で、婦人科に縁のない私は少し戸惑った。
ファインダーに写るものが美し過ぎる。



広場でのアトラクションは大正琴の演奏が行われている。
少し心残りだが神社のほうへ向かう。




(写真と文 by pokkun)

騎西町総合公園(埼玉県騎西町)

2008年05月16日 08時08分32秒 | 宮代の遊歩道(水と緑のふれあいロード2)
ふれあいロードを少し外れて南側へ向かうと騎西町総合公園。



公園の位置は、騎西城と玉敷神社の間。



大きな建物があるので来てみた。
建物は、騎西町の体育館で、愛称はフジアリーナという。
公園内は水あり緑あり、憩いの場という感じ。



公園の敷地の真ん中を東西に走る道路で分断されているが、トンネルで公園内を行き来できる。



トンネルをくぐると、北側エリアにも池があった。



池には浮島があり、その向こうにはフジ棚がある。



反対岸に回り藤棚のそばまでくると、藤の香りが漂ってくる。
池を見ながらフジの香りを楽しむ。
なんとも贅沢な一服の時。



足元を見るとタイムカプセルがあった。
「2000年の私達から2050年の皆様へ」とある。
この公園を作った時の記念のもののようです。



右の総合公園が現在地。
ここから「フジの遊歩道」を行けば玉敷神社。



この「フジの遊歩道」を歩いて15分ほどで玉敷神社だという。
玉敷神社の樹齢400年の藤、楽しみに歩いてみることにする。




(写真と文 by pokkun)

寶光寺(埼玉県騎西町)

2008年05月14日 16時24分20秒 | 宮代の遊歩道(水と緑のふれあいロード2)
龍花院の北側にある寶光寺。



山門の奥に本堂が見えている。



山門の左側には六地蔵。



右側には鐘楼がある。
鐘楼の脇に植えられたハナミズキがきれいな花を咲かせている。



山門をくぐると、目の前にある案内板。
嫌でも目に付くところで、その役目を存分に果たしている。



薬師三尊像や鰐口が奉安されているという薬師堂。
薬師三尊と言えば、奈良薬師寺の薬師三尊が東京の国立美術館で美しい背中を披露しているというのを思い出した。



薬師堂の正面が鐘楼の正面。
鐘楼の上がり口になにやら看板がある。



鐘を付く時の作法を教えてくれている。
階段を上がったら右回りに回って・・・・
あれ? 絵を見ると反時計回りだから・・・左回り・・?
ここでは、「鐘の右側をまわれ」ということなのでしょう。



本堂前には満開のツツジ。



ツツジが満開ということは、そろそろフジも満開ではないだろうか。
騎西町の木はフジ。
そして、フジで有名な玉敷神社があるのだが・・・




(写真と文 by pokkun)

龍花院(埼玉県騎西町)

2008年05月11日 20時38分31秒 | 宮代の遊歩道(水と緑のふれあいロード2)
寺や神社に由来する橋の名前が続く。



龍花院橋では寺を探すまでもなく、橋そのものが境内にあるようなものです。



この写真が一番分かりやすいと思う。
山門と本堂の間に橋がある。
早い話が、寺の境内を横切るように騎西領用水(ふれあいロード)を通したということです。



大きな木が葉を茂らせ、うっそうとした感じです。



案内板には、源頼朝の名前があり、昔、学校で学んだ歴史上の人物がなんとなく身近に感じる。



この石塔も、この辺ではあちこちで見られる庚申塔と思われる。



本堂正面に鰐口はなく、すっきりとしている。



本堂西側に六地蔵などの石像が並んでいる。



特に意味はないが、あまり背中を見ることもないので石像の背中を見てみる。



本堂前のシイの大木は、町指定の保存樹木になっている。



本堂は昭和60年に修復されている。
それからでも23年が経過しているが、寺の歴史からすれば微々たる時間である。




(写真と文 by pokkun)

保寧寺(埼玉県騎西町)

2008年05月10日 07時44分25秒 | 宮代の遊歩道(水と緑のふれあいロード2)
地蔵院を辞して地蔵橋を右岸に渡る。
まもなく見えてくるのが保寧寺の竹林。
こちらは北側なので、山門がある南側の方へ畦道をグルリと回りこむ。



山門は、南側の県道151号線沿いにある。



800年の歴史のある寺で、阿弥陀三尊像は騎西町で初めての国指定の文化財とのこと。



県道からここまで50mほどあるが、敷石の上には枯葉などのゴミはひとつもない。
実に手入れの行き届いた参道である。



ここで目に入ったのが屋根の装飾。
龍が空を飛んでいるところである。



山門をくぐる手前で左を見ると、思わずこちらまで笑ってしまうような石像があった。
七福神の一人、布袋様であろうか。



山門をくぐって、右側に鐘楼が位置する。



左側にあるのがこれ。
とりあえず写真におさめたのだが、この七人がどなたなのか理解できていない。



さらに奥へ進むと池があった。
流れる水音と風が心地よい。



池の左側には観音堂がある。
実は、木々の葉の間からこの大きな手が見えた時は少しギョッとした。
でも、その後は思わず手を合わせてしまいます。
ギョッとしてグーといったところです。



木々の中にある観音堂から日のあたる本堂に出ると眩しかった。



軒の内側にまで日の光がよく回り込んでいる。



こんな庭を見ると、まるで京都の寺にいるような錯覚を起こしそうである。



阿弥陀堂には国指定の阿弥陀三尊像が奉安されているというが、そう簡単には目にすることはできそうもない。



ここでも、この首だけの像に少しギョッとさせられた。



南側の山門から入り、北側の竹林から外にでた。
一枚目の写真で竹林の中に見えた石碑であるが、彫られている文字は、読み取ることが出来なかった。




(写真と文 by pokkun)