宮代NOW(GOOな情報)

埼玉県宮代町及び周辺のGOOな情報。

見沼代用水(11)・八幡神社

2011年12月23日 21時26分39秒 | gooな場所


江戸時代に始まる柴山伏越を過ぎ、蓮田市平野地区の見沼代用水右岸を下る。

柴山伏越から数分ほど下ると折戸(おりど)橋。



画面左枠外に折戸橋、直進する道は右岸に沿った道。
画面右の道の先に林が見えるが、そこに神社があるという。



林を目指して来ると、バスの折り返し所があった。
県道77号線の向こう側の林の中に八幡神社がある。
県道77号線は、画面右が伊奈・桶川方面、左が蓮田市内。



県道77号線を渡り鳥居の前に立つと、かなりうっそうとした林であることが分かる。



八幡神社の林は、蓮田市の保存林に指定されている。



鳥居をくぐって境内を進む。



うっそうとした林の向うに社殿が見えてくる。



林を抜けた所に作られている社殿(左)と境内社。



正面から見た拝殿。



扁額はないが、やはり趣きがある。



社殿の屋根(左)の脇には、幹が真直ぐに伸びた杉の木がある。
保存林の手入れが良く行き届いているようだ。



暫し、マイナスイオンを胸一杯に吸う。



県道に面した所に停留所があるが、保存林の景観に充分考慮して設置した事が窺える。

(写真と文 by pokkunさん)


見沼代用水(10)・柴山伏越

2011年12月15日 16時14分32秒 | gooな場所


現在地の確認。
もうすぐ見沼代用水と元荒川の交わる所。
住所ではまだ白岡町大山地区。
元荒川を右岸へ渡れば蓮田市になる。

画面左が宮野橋で右が常福寺。
道なりに右側のゆるい坂を上って進むと、元荒川に架かる常福寺橋がある。


常福寺橋に出る坂道と見沼代用水の間にある道を進む。



すぐに見えてくるのが柴山堰。



柴山堰の下流側は、10mほどで川が地上からみえなくなる。



見えているのは植え込みだけ。
この植え込みの向うは元荒川の左岸。



植え込みを抜けて元荒川左岸に出ると、右手に常福寺橋、元荒川の向うに下流側の柴山堰が見える。



常福寺橋から見た元荒川左岸。
樹木の向こう側に上流側の柴山堰がある。



常福寺橋から見た元荒川右岸。
樹木の向こうに下流側の柴山堰が見えている。



元荒川右岸から見た様子。
柴山伏越を見学に来た小学生が常福寺橋を渡っている。
見沼代用水は右の樹木の向こう側の堰から、この元荒川の下をくぐってこちら側の堰に流れている。



元荒川の下をくぐった見沼代用水は、元荒川右岸にある下流側柴山堰でまた地上に出る。



柴山伏越は、その仕組みから柴山サイホンとも呼ばれる。



教科書にも載っているらしく、小学生がバスで見学に来るという柴山伏越。



江戸時代の柴山伏越の様子が描かれた絵が今に残されているという。



そして、こちらは現在の航空写真。
画面左に見沼代用水上流側柴山堰、右に下流側柴山堰。
見えている川は元荒川で右下が上流側、左上が下流側。
元荒川に架かる橋は常福寺橋。
見沼代用水上流側柴山堰の下側に屋根だけ見えるのが常福寺。



歴史的にも貴重な遺産とも言える柴山伏越を後にして、さらに下流へと向かう。
ここはもう蓮田市平野地区に変わっている。

 

(写真と文 by pokkunさん)

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見沼代用水(9) 常福寺

2011年12月06日 19時53分39秒 | gooな場所


八幡神社から宮野橋に戻ると、宮野橋の向うにお寺が見えている。

 


宮野橋の真前にあるのが常福寺。

 

寺の東側には見沼代用水、南側には元荒川が流れている。

山門を入ってすぐ右側の光景。



軒先には赤いバラが咲いていた。



本堂の前で赤いバラが咲く、というのは珍しい光景なのかも知れない。



竹林の前の案内板。
見沼代用水に関連した人の墓があるという。



墓は本堂と竹林の間にあるのだが・・



悲しいかな、その字が読めない。



自力で読めないのであれば仕方がない。
案内板の力を借りることにする。
どうやら、見沼代用水普請奉行として建設に携わった井澤弥惣兵衛為永の墓だという。
もし、この人がいなかっならば、この見沼代用水は今ここに存在しないということ。



宮野橋から見る上流側



宮野橋から見る下流側。
すぐ目と鼻の先に堰が設けられている。



画面左が宮野橋。
右奥が元荒川に架かる橋。
これから進むのは、それらの間にある所である。

 

(写真と文 by pokkunさん)