宮代NOW(GOOな情報)

埼玉県宮代町及び周辺のGOOな情報。

見沼代用水(36)・国道下越

2012年11月23日 16時54分14秒 | gooな場所

   
宮浜踏切から30mほど下流に橋がある。
 


名前は大島橋(おおしまはし)で、人と自転車だけが右岸へ渡れる橋である。
 


橋の中央から見る上流側と宮浜踏切。
 


ここからは見沼代用水の右岸を下る。
国道16号線バイパスがすぐそこに見える。
 


見沼代用水が国道の下を越すというよりは、国道が見沼代用水の上を越すというのが正確であろう。



東側は、岩槻・春日部方面。
 


西側は、川越方面である。
歩行者がJR東北線の東西を行き来するためのものであろう階段があるので登ってみる。
 


階段の上から見た宮浜踏切。
階段は跨線橋の北側にあるので、蓮田駅側は見えるが東大宮駅側は見えない。
 


階段を降りて用水に戻り、さらに下る。
 


すぐに坂下橋(さかしたはし)がある。
 


坂下橋から見る上流側。
国道16号の跨線橋はかなり重圧感がある。
 


なにか工事をやっているらしいが、とにかく右岸を下ってみることにする。
 


工事の予告であって、今日工事をしている訳ではないらしい。
 


ゆっくり歩いて15分ほどで、鳥ケ谷戸橋(とりがやとはし)に着く。
 


鳥ケ谷戸橋から見る下流側。
ここはJR東北本線にある東大宮駅の近くなのだが、遠くのJR高崎線に駅がある上尾市の瓦葺地区である。
もう少し下ったところでさいたま市になるようだ。
 

(写真と文 by pokkunさん)


見沼代用水(35)・宮浜踏切

2012年11月15日 12時49分05秒 | gooな場所

見沼代用水東縁を下ることになった。
掛樋公園脇で東縁と西縁に別れるためか、フェンスに取り付けられた番号は0からになる。
 

西縁は直進して南へ、東縁は左に曲がって東へ流れる。
 

50mほど下って曲がりきった所に、東縁で最初の高橋(たかはし)がある。
画面左は掛樋公園である。
 

 
高橋から見る下流側。
正面にJR東北本線を越える跨線橋が見える。
 


この先の踏み切りは事故が多いため自動車の通行を禁止にしたというが、歩行者と自転車は通れるということだろう。
 

左岸を下るにつれて、踏切の警報音が大きく聞こえてくる。
ここではまだ車道と歩道に分かれているのだが。
 


踏切の手前で車道と歩道がひとつになり、
車止めが建てられている。
 

警報が鳴り、遮断機が降りた途端に列ができた。
緑のヘルシーロードでもあるためか、サイクリングの自転車族の通行も多いようだ。
 


踏切直前は急坂でもあり確かに危険を感じる。
 


宮浜踏み切りは、起点から37.180Kmで1.8mの巾である。
 


歩行者と歩行者、自転車と歩行者、自転車と自転車が入り乱れて通行するのを目の当たりに見て危険を感じ、皆が渡り終えるまで待ってからゆっくりと踏み切りを渡る。
 


進行方向左は、蓮田・久喜・宇都宮方面。
蓮田駅までは2.5Kmといったところである。
 

進行方向右は、東大宮・大宮・東京方面で、東大宮駅はここから1.5Kmほどのところ。
すぐそこを国道16号バイパスが線路を跨いで通る。
線路にある緑色の鉄板の下を見沼代用水が流れている。
 

踏切を渡りきってから振り返ってみた様子。
今まで自動車の通行も許されていたというのが信じられないような踏切である。
 

踏切を越えて、さらに左岸を下る。

 

(写真と文 by pokkunさん)


 


見沼代用水(34)・掛樋公園

2012年11月07日 19時06分41秒 | gooな場所



瓦葺伏越に隣接する綾瀬川右岸に、上尾市によって掛樋公園が作られている。

 

赤い○印のところが掛樋公園。
 


正確には掛樋井史跡公園というようだ。
 


公園の西側(画面左)に見沼代用水、そして北側(画面奥)に綾瀬川が流れる。
綾瀬川の対岸には瓦葺分水工(画面右)も見えている。
 


暫くの小休止にはもってこいの場所である。
 


案内板が作られているので覗いてみる。
 


説明文は消えかかってしまっているが、昔は掛樋を通してあったこと、その後はレンガの掛樋になったこと、さらにその名残のシンガが残してあること などが記されている。
 


江戸時代の木製掛樋の様子。
見沼代用水の水は、掛樋によって綾瀬川を渡り、その先で西縁と東縁に分かれて流れている。
明治期には木製からレンガの掛樋になったが、そのレンガが今もこの公園に残っているという。
 


明治期のシンガの掛樋の名残り。
 


伏越(サイフォン)になった今でも明治期の掛樋のレンガがよく残されている。
 


綾瀬川右岸から見る掛樋史跡公園。
画面右が見沼代用水。
 


さて、ここで一つの問題が発生。
見沼代用水は、ここで西縁と東縁に分かれる。
この先、どちらに行くべきか決めねばならない。
悩んだ時には、もちろんこの方法で決めるに限る。
靴底が上(天気でいうなら雨)ならば西縁、通常の向き(天気でいうなら晴れ)ならば東縁へ進む。
えいっ!
 


靴は通常の向きになった。
これから先は東縁を下って行くことにする。

 

(写真と文 by pokkunさん)