宮代NOW(GOOな情報)

埼玉県宮代町及び周辺のGOOな情報。

熱海梅園

2012年01月25日 21時10分47秒 | gooな場所


海からの富士山を見るには天気がイマイチ。
天気の崩れは、東側の方が時間的に遅いはず。
そこで、予定を変更して梅を見に熱海駅前へ。
梅まつりの看板は出ているのだが、道順の案内がない。


大きな観光案内板を見るも、なかなか梅園が見つからない。
やっと見つけたその場所は、一番左の一番上の隅の所。



なんと隣の来宮駅の近くなのであった。
これからまた一駅だけ電車に乗るにも、肝心の電車が来るのを待たなければならない。



たった一駅ぐらいならば歩いてしまおう。
駅から海の近くまで降りて、また山側に上らなければならないのだが、熱海の街を眺めながらのんびりと歩く。
向うの山の中腹には熱海城が見えている。



来宮駅に到着。
ここまで来ればあと一息で梅園だが、ずーっと長い上りなので何回も休みながら歩く。



熱海駅を出てから、約1時間で梅園に到着。



梅まつりは1月1日から3月4日まで。
もうすでに始まっている。



梅まつりが始まっているにしては人出はまばら。
入園料は、今はまだ無料だという。



さっそく中に入ると、ほとんどの梅はまだ咲いていない。



咲いているのは、早咲きの八重寒紅。



甘酒、にごり酒、梅酒の文字ばかりが目に入ってしまう。



梅園は初川に沿って細長い。



今年は、開花が3週間は遅れているという。
例年ならば12月中旬には咲き始めるので、今年も1月1日を梅祭りの初日にしたのだという。



梅の咲いていない梅見の滝。



滝の裏側に回りこんで見るが、



やっぱり、梅の見えない梅見の滝。


八重寒紅は咲き始めている。
が、全体を見ればまだまだ一分にも満たない。


暫し、梅園内にある足湯を楽しむ。
梅を見ながらの足湯であれば、申し分ないのだが・・・



足湯の近くで始めて白梅が見られた。
足湯があるので、周りより幾分温かいのかも。



足湯に浸かりながら紅白の梅を楽しみたかったのだが、足湯を出てからの発見であった。



園内に移築されている中山晋平の家。



中山晋平と言えば、「ゴンドラの唄」、「カチューシャ」、「雨降りお月」などが思い出されるが、ここ熱海に住んでいたとは知らなかった。



さて、何と書いてあるのか達筆すぎて分からない。



案内板によれば、芭蕉の句であるという。
これもまた始めて知ったこと。



熱海といえば、金色夜叉の貫一とお宮。
画面右が貫一の梅、左がお宮の梅。



海岸にある「お宮の松」は有名だが、この梅園も物語の舞台の一つであったとは。



「お宮の梅」はまだ開花せず蕾だが、「貫一の梅」には一輪だけ白い花が咲いていた。



梅の蕾は赤いものだが、数ある蕾の中に緑色のものを見つけた。



青い花が咲くという。
緑と書いてあおいと詠む場合もあるので、蒼い花あるいは緑い花だと思うが、ぜひ開花したところを見てみたいものである。



今回は海からの富士山も、梅園を彩る梅も見られず。
すべては天候次第ということを改めて知らされた。
しかし、この梅園に来て始めて知ったこともある。
中山晋平のこと、芭蕉句碑のこと、貫一とお宮の梅のこと。
犬も歩けば・・・ということか。
なにはともあれ、甘酒でもいただくことにしよう。

(写真と文 by pokkunさん 2012年1月22日現在の情報)


見沼代用水(14)・伊奈記念公園

2012年01月17日 20時42分32秒 | gooな場所

池田橋から下ること約20分。
見えてきたのは県道上尾久喜線の橋。
県道に架かる橋の割には名前がない、いわゆる名無し橋。

見沼代用水下流に向かい左(北東)へ向かえば、蓮田市平野地区から白岡町大山地区を経由して久喜市方面。

南西へ向かえば、綾瀬川を渡り伊奈・上尾方面。
伊奈記念公園までなら行けそうなので行ってみる。

歩き出せば早いもので、30分ほどで学園通りに到着。
画面右の建物は、県立伊奈総合学園の校舎。
画面左に見える林が伊奈記念公園。

伊奈町のヒーロー、伊奈忠次公の看板に迎えられる。

記念公園入口のバス乗り場もあるので、いざとなればニューシャトルの最寄り駅へも行ける。

大きな岩には、若人へのメーセージが刻まれている。

「念ずれば花ひらく」
う・・・む、なるほど、実に含蓄のあるお言葉。

学園通りを左に曲がれば伊奈記念公園。

この公園は町民の憩いの場。

歩く人、遊ぶ人、休む人、暇つぶしの人。
たくさんの人が思い思いの楽しみ方をしている。

この辺りが公園の中心部あたりだろうか。

公園のシンボルになっているモニュメント。

記念公園の案内板。
広い公園に実に多くの施設がある。
有名なバラ園もこの公園の中に造られている。

記念公園とは言うものの、
いったい何を記念した公園なのか。
その答えは、この看板にあった。
村から町へと替わった時の町制施行の記念であった。

 

(写真と文 by pokkunさん)


見沼代用水(13)・平源寺

2012年01月09日 20時47分15秒 | gooな場所


見沼代用水右岸をのんびり下ると、やがて県道77号線に架かる橋が見えてくる。
画面左が蓮田駅方面、右が菖蒲・桶川方面。
先に立ち寄った八幡神社の脇を通っていた県道と同一の県道路線で八幡神社よりも蓮田寄りの地点。

橋の名前は「池田橋」という。
県道77号線の蓮田駅方面を背にして菖蒲・桶川方面を撮影。
約70m先に3階建ての建物が見えているが、
そこの手前を左に曲がると由緒ある寺があるという。

寺の名前は平源寺。



この寺は、平野小学校の開校の地。



平野小学校は、明治9年にここに開校したという。



別の土地に移転するまでの33年間、平野小学校はこの寺の中ににあったという。



山門をくぐると、正面にあるのが本堂。



至近から見上げる本堂。



目を閉じて耳を澄ますと、子供たちの声が聴こえてきそうな錯覚を憶える。



鐘楼越しに見る本堂。
かつては、この鐘を子供たちが撞いたのかも知れない。



寺を辞して振り返ると、山門の屋根の向うに本堂の屋根が重なるように見えた。



現在の蓮田市立平野小学校。
池田橋から蓮田駅方面に5分ほどのところで、県道77号線沿いに鉄筋コンクリート造りで移転している。



池田橋に戻り、さらに下流へと下る。

 

(写真と文 by pokkunさん)


見沼代用水(12)・標識

2012年01月02日 21時46分45秒 | gooな場所


さらに見沼代用水を下る。
やがて見えてくるのは下浦地(しもうらぢ)橋。

設置されているカーブミラーから、ここが蓮田市であることが読み取れる。


それにしても、川岸というのは標識板や表示板が多いものだ。
しばらく、この付近の標識板や表示板を見てみよう。



これらは用水管理者によるもの。
そもそも、この用水に魚がいるのだろうか。



これも用水管理者によるものだが、片方の管理者はテープでその名前が消されている。



フェンスにも表示板があるが、何を表しているかは素人には分からない。
おそらくこれは管理者側の保守用の番号であろう。



用水路管理者と警察による注意・警告板。



このような注意・警告板を出さなければならない、という事はそれだけポイ捨てなどが多かったということ。



用水は両岸とも管理用の通路なので、一般車輌の通行は禁止されていることを知らせている。



自動車に対する注意・警告板だが、板を設置した組織がどこかは読み取れない。



板の裏側。



こちらも設置管理者不明。



書いてある事自体は、とても良いことが書かれている。



北浦地橋の周りだけでもこれだけの警告板やら注意板やら標識板。
全体としてはどれだけの板があるものだろうか、などと無駄な計算をしつつ、用水を下流へと下る。



下る途中、こんな表示杭を発見。
上平野地区というのはこの辺の地区名だが、いったい何を表すものなのかはまったく分からない。

 

(写真と文 by pokkunさん)