宮代NOW(GOOな情報)

埼玉県宮代町及び周辺のGOOな情報。

見沼代用水(18)・秀源寺

2012年03月31日 14時24分16秒 | gooな場所


蓮田市閏戸地区にある秀源寺。
見沼代用水左岸から10分ほど歩いた所。


山門の右側には阿形の仁王様。



左側からは吽形の仁王様に睨まれている。
特に悪い事をしているわけではないのだが、つい胸に手を当ててオドオドしてしまう瞬間。



山門をくぐって驚いたのが、なんと鶏のお出迎え。
どこから、いつ来たのか、すぐ目の前に鶏が待っている。



正面に本堂、右手に鐘楼が位置する。



鶏が最初に案内してくれたのは本堂。



右側から見る本堂。



左側から見る本堂。



本堂でのご挨拶が済むと、次は鐘楼へ。



鐘を撞いてみろと言われているような感じがしないでもないのだが、時計をみると13時半を少し回ったところ。
鐘を撞く時間ではないようなので丁重に辞退する。



「ならばこちらへ」というので後に続く。



生垣を抜けると、そこにいたのは山羊。



この地域のことなら何でも知っている長老だという。



境内案内への礼をいうと、鶏は次の参拝の方の案内へと戻って行ったが、私には山羊よりも鶏のほうが長老のように思えた。

(写真と文 by pokkunさん)


見沼代用水(17)・野中の祠

2012年03月18日 21時15分12秒 | gooな場所

見沼代用水にもどり、さらに下流へと進む。
行方橋の下流で左にカーブしてやや東向きになる。


民家がまばらになってきている。


右岸側は、広大な田園に変わった。



田園の向こう側には、伊奈町の住宅が見える。



見沼代用水右岸は蓮田市である。
田園風景の中を暫く歩くと橋が見えてくる。



橋の名は久伊豆橋。
橋の向こう(左岸)に祠があった。



橋のたもとにある祠は、屋根の瓦が重たそうに見えた。



ずいぶん昔からここに有るのだろうと思う。




よく見れば、天保の年号が読み取れる。
ざっと計算しても150年ほど前か。
閏戸村の文字もあるが、現在の蓮田市閏戸地区のこと。



布には「久伊豆神社」の文字がある。
この辺りには字ごとに久伊豆神社があるようなので、近くの久伊豆神社からの張り出しの祠であろうと思われる。



右岸の田畑の向こうには、畑を焼いているらしい白い煙が見えている。

 

(写真と文 by pokkunさん)


唐沢山(2)(栃木県佐野市)

2012年03月08日 06時56分08秒 | gooな場所


 
天狗岩で下界を眺めてから、鳥居をくぐりさらに山頂の中心部へと進む。



山頂にあるのは東西300m、南北150mほどの城址。
その唐沢山城址は、現在では唐沢山神社になっている。



築城のときに掘られた井戸。



千年以上たった今でも、水が枯れたことがないという。



石垣の址だろうか、崩れかけながらも所々に見られる。



三の丸は賓客をもてなすための館があったところ。
その址には、現在は藤棚がつくられている。



二の丸から本丸へかけての石垣。



石垣も土も苔むして、木肌までもが緑色に見える。
画面右の石垣の上部が本丸の址。



石段を上がれば、いよいよ本丸。



今では神社の拝殿、本殿が建てられているため、ここで身を清めてから石段を上る。



あと十数段上れば本丸。



本丸は40m四方ほどの広さ。
石段を上りきった正面に拝殿、その後ろ側には本殿が造られている。



ここに残る石垣は当時のもの、つまり千年以上も前のものだという。



先ほど下から見た石垣を、今度は上から見下ろす。
苔むす石垣のせいで、ここで見えるものは皆な緑色に見える。



約110年ほど前の測量で標高八百尺とある。
現代風に言えば、およそ240mあまりというところ。



その昔、ここから将軍の住む江戸を見下ろしたために廃城になったともいわれている。
が、現在ではスカイツリーから見下ろされる高さでしかない。

(写真と文 by pokkunさん)


唐沢山(栃木県佐野市)

2012年03月04日 16時12分01秒 | gooな場所

唐沢山への南側の登り口。
世間では、いや、たぶん全国的に雛祭りであるが、私の足は冬の間にすっかり鈍ってしまったので足慣らしのためこれから唐沢山に登ろうというところ。



唐沢山は佐野市と田沼町の境に位置する240mの山。
その昔は唐沢山城があったが、今は城址に唐沢山神社がある。



山頂を経由する県道を登る。
看板にあるとおり、山全体が唐沢山神社の神域。



先日の雪が所々に残る道を登る。



途中、ちょっと派手な建物が見えてきた。
神社の山にはあまり似合わぬ建物に見えるが・・



近づいてみると、「6月の森」という施設。
チャペルがあると言う事は結婚式場でもあるらしい。



結婚式には神前式もあるから、神域である神社の山にあっても良いのだろう。



登り始めてまだ3合目だが、ハーブ園のベンチで暫く小休止。



山頂まで、あと1Kmほどのところ。
九十九折の道の白いガードレールが見える。



ゼーゼーと息を弾ませながら登ってきた自転車が、わずか数十mだけの下り坂を足を休ませて走って行く。
その先のカーブを右に曲がるとまた上り坂である。



山に登る理由はこれ。
この景色を見たいがために登る。
画面左上は三毳山(みかもやま)で、右下が先ほど小休止した6月の森のハーブ園。



山頂にあるのは、唐沢山城址と唐沢山神社。
そして、山全体が栃木県立唐沢山自然公園になっている。



唐沢山についての歴史が案内されている。



石垣に囲まれた入口から唐沢山城址に入る。



まず天狗岩の上からの眺望を楽しむ。
南側の佐野市方向には、空気が澄んだ日はスカイツリーが見えるという。



天狗岩から見る西方向は田沼町、足利市方面。
よく晴れていれば雪を被った浅間山、妙義山、赤城山が見えるという。

(写真と文 by pokkunさん)