東武野田線の下を見沼代用水がくぐるところからさらに左岸を下流へと下ると1分ほどで橋が見えてくる。
緑のヘルシーロードの案内板からその名が上ケ谷橋であることが分かる。
橋を右岸に渡り線路沿いに行けば七里駅があるはずである。
歩く事3分で踏み切りに出る。
踏み切りに沿って左に曲がる道が、七里駅へ行く道であろうと推測する。
線路に沿って行けば駅に行き着くはずある。
地名が小深作から風渡野に変わった。
風渡野は「ふっとの」と読むようである。
人名、地名の読みはなかなか難しいものである。
銀行がある三叉路まで来ると、七里駅が右手すぐそこに見えてくる。
さいたま市とは言っても野田線の駅。
ローカル色豊かな駅という感じの駅である。
その昔、このあたりが大宮市と合併前の七里村と呼ばれた頃に出来た駅であろうと思われる。
西口とか東口、あるいは北口とか南口というのはない。
乗り降り口は建物の南側に一つあるだけである。
カード式乗車券であるPasumoやSuikaが使える駅であるということが足元に宣伝されている。
大宮方面を上り、船橋方面を下りというらしい。
平日の朝の7時台には一時間に13本もある。
今日の帰りは、おそらくこの駅から電車に乗って久喜駅まで帰ることになるであろう。
乗換駅や運賃を確認したところ、ここから大宮経由、JR東北本線利用だと480円。
春日部経由の東武線利用だと350円。
春日部回りの方が130円も安く久喜まで行ける。
目的地が同じであるならば、安いにこしたことはない。
所要時間については細かいことまでは分からないが、どちらにしてもたいした時間ではないはずである。
だって、どちらにしても久喜市は隣町の隣町なのだから。
(写真と文 by pokkunさん)