宮代NOW(GOOな情報)

埼玉県宮代町及び周辺のGOOな情報。

ふれあいロード(安養庵・浅間神社)

2007年11月30日 20時05分58秒 | 宮代の遊歩道(水と緑のふれあいロード)
六花を出て、ふれあいロードに戻りましょう。

最初に交差する道路がふれあいロードです。
そこでふれあいロードを進むのも良いのですが、もう一ヶ所寄り道をしましょう。

今度は、ちょっと、ロードから離れているので、地図を良く確認してください。
向かう先は、辰新田集会所。
場所は、ここです

この集会所には、安養庵という弥陀如来を祀った庵跡と、浅間神社という神社さらには富士塚があるという、なんとも興味深いところなのです。

広い場所ではないので、見落とさないでください。



安養庵は、かっては、現在の藤棚のあたりに草葺のお堂が建てられていたが、(宮代町が設置した「まちしるべ」の掲示板より。以下同)



現在は、集会所内に祀られている。



宗派は真言宗で、本尊は弥陀如来。
また、安養庵には、大師様(弘法大師)も祀られており、田植えの時期を除く毎月14日にシンゴン・シンゴンオトキが行われていた。これは、大師さまに花を供え、太鼓を叩き観音経をあげるという行事である。


浅間神社は、昭和49年に辰新田集会所と棟続きで建てられ、今の姿となった。祭神は木花咲耶姫命を祀る。




富士塚は、土を盛り上げて塚を築いたもので、このあたりでは「センゲンサマ」と呼ばれている。




富士の人穴を母の胎内になぞらえた子育て信仰があり、毎年7月1日は、初山と称して子どもたちの成長を祈るため、生まれたばかりの子どもを連れてお参りをする。



この初山のとき、ミヤマ(三山)といって、杉戸の「河原の浅間様」、山崎の「赤松浅間様」、そしてこの地の浅間様の三ヶ所を参拝する習わしがある。

今年の宮代町の広報誌には、現在も初山が行われている様子が紹介された。

道草が多くなったので、先を急ごう。

先のふれあいロードに戻ろう。

ただ、こうした神社仏閣の類に興味のある方は、ふれあいロードまで戻らず、その手前の道をふれあいロードに沿って歩こう。

この道である

地図に摩利支天神社の字が表記されているが、この付近の皆さんは昔からの方が多く、屋敷神を祀っているところが多い。外部から、見ることができるものを、紹介しよう。









ぶらりと歩きながら、これらをみて、最初の十字路で、ふれあいロードに戻ろう。


ふれあいロードに戻ったところにある家にも、屋敷神が。

川まで出て、手前の川岸をバックすると、田のあぜに



馬頭観音が。



そしてその先には、出てきた六花が・・・。

さて、いよいよ、散歩に集中しようと思うが・・・・。

(以下 次回)

ふれあいロード(六花)

2007年11月29日 20時03分45秒 | 宮代の遊歩道(水と緑のふれあいロード)
蓮谷稲荷神社から、遊歩道に戻っても良いのだが、稲荷神社の隣にある、蓮谷集会所の方の道に出てみよう。



この方向から左手に向きを変えると、モダンな建物と幼児たちの元気な声が聞こえてくる。

公設宮代福祉医療センター「六花(リッカ)」である。地図はここ



六花の公式HPは、こちら

詳細は、上記のホームページをみていただきたいが、概略を説明すると、

■診療所 診療科目…内科・小児科・外科・整形外科  入院…19床(ベッド)
■介護老人保健施設 入所80床(施設入所、ショートステイ)
■通所リハビリテーション 定員30人
■訪問看護ステーション
■在宅介護支援センター
■保育所 町立みやしろ保育園

の6つの機能を持った「地域の保健、医療、福祉を包括し、誰もが住み慣れた環境の中で、生きがいを持って暮らせる社会を目指した、まちづくりの拠点施設」である。

特に、初期診療の拠点となる診療施設は、休日・夜間の救急医療に対応し、一時的な入院も可能。

取材に行ったとき、偶然にも救急患者が搬送されてきた。



散歩の最中に六花を利用することは無いですが、ここには、隠れた穴場があるんです。

それは、これ。



宮代町社会福祉協議会が運営する「ぶどうの樹・六花店」。町内に住む障害のある方々が喫茶・売店の仕事をしています。ここのお勧めは





喫茶コーナーのコーヒー、紅茶、ジュースで、喉を潤す。
散歩は、スタートしたばかりだが、覚えておくと、何かと便利なスポットである。
なお、売店コーナーでは、菓子、パン、弁当、文具、医療雑貨、入院必需品なども販売している。

六花は、介護老人保健施設と保育園が隣接しているので、交流も行われている。



こちらの保育園をはじめ、宮代町の保育園は、ほとんどすべて、自然の中でのびのびと保育する環境にある。
特に、この「みやしろ保育園」は、自然に囲まれ、屋外で遊ぶ姿が度々見られる。



さて、スタート早々、寄り道ばかりだが、そろそろ・・・・。

ふれあいロード(稲荷神社)

2007年11月28日 07時53分40秒 | 宮代の遊歩道(水と緑のふれあいロード)
水と緑のふれあいロードの散策をスタートしよう。

まず現在位置の確認から。

駐車場とコンクリートで整備された農業用水路ぞいの遊歩道を進む。
遊歩道は、一般道と交差するところも多いので、注意が必要だ。

一般道と最初に交差する手前には、このロードの概要とマップの看板があるので確認して進みましょう。





一般道を渡ると、右手に墓地が見える。



加藤家の墓地とある。

墓地と反対側の左手には、杉木立の中に社が。



場所はここ。稲荷神社である。宮代町内にも稲荷神社は複数あるので、当社は通称「蓮谷稲荷神社」。



「蓮谷村の鎮守である。創建についてはさまざまな説がある。一つは、豊臣家の家臣であった加藤外記泰宗が、京都の伏見稲荷の分霊を受け慶長18年6月24日勧進したのが始まりとの説。一つは、名主の加藤伝兵衛(後に外記泰秋と改称する)が、山城国紀伊郡稲荷山の稲荷大明神の分霊を元禄3年9月に祀ったとの説。一つは、名主の加藤平右衛門が中心となって京都伏見の稲荷神社から「正一位稲荷大明神」の神璽を拝受したのが始まりとの説ーーがある」(「宮代町史」平成14年刊より概要)



「蓮谷では、現在でも稲荷神社をムラの鎮守として守ってきた。神社の代表者を総代と言い3人。祭りなどを行う氏子当番は、3人で1年交代。正月の行事のほか、初午、4月1日頃の前読み、7月22日の祭礼、9月の二百十日、二百二十日、10月19日のおひまちに祭りを行う」(同上)

神社には、色々な社や石塔がある。









「この雷電社では、特に祭りは行われないが、雷電様の祠を沼の水で洗うと雨が降るという。昔、雨が降らないので、笠原沼の船着き堀に雷電様を落としてしまって見つからなくなった。」すると、雨が降りすぎて困ってしまった。その後、堀上田で土を上げていて見つかったという」(同)

さまざまに、興味深い神社であるが、あまり長居していては、散歩でなくなるので、この辺で、次に向かおう。

(以下 次回)

宮代の遊歩道を歩く

2007年11月27日 07時31分39秒 | 宮代の遊歩道(水と緑のふれあいロード)
宮代町には、6つの散歩道(遊歩道)が整備されている。
(1)水と緑のふれあいロード(宮代町を基点として白岡、久喜を経て行田まで続くコース)、(2)農のみち(ふれ愛センターから山崎山をむすぶ約2キロメートルのコース)、(3)健康マッ歩宮東コース(古利根川沿いの約3.6キロメートルのコース)、(4)健康マッ歩和戸コース(ぐるる宮代から文珠院橋までの約1.9キロメートルのコース)、(5)健康マッ歩須賀コース(須賀地区の古利根川沿いを通る約1.1キロメートルのコース)、(6)健康マッ歩東コース(隼人堀川沿いを通る約2キロメートルのコース)の6コースである。

このコーナーでは、これら遊歩道を順に歩いて見たいと思う。どこまで続けられるか三日坊主の私には、少々、不安な面がないではないが、とりあえず、スタートしよう。

まず、最初は「水と緑のふれあいロード」から。

この遊歩道は、埼玉県が整備したもので、緑のヘルシーロード1コース、水と緑のふれあいロード2コースからなっており、埼玉県の南東部の水田を潤す、見沼代用水路や騎西領用水、中島用水などの改修に伴って生み出された用地を、自転車や歩行者用道路に整備したもの。
水と緑のふれあいロードは、騎西町から加須市、久喜市、鷲宮町を抜けて宮代町までの騎西領用水路沿いと、菖蒲町を起点に久喜市、白岡町、さいたま市を通り、春日部市までの中島用水路沿いの2路線で総延長は42km。 宮代町を通るのは、騎西領用水路沿いを基幹とするの路線なので、そのうちの宮代町を通る部分を歩くことにする。



宮代町内のルートは、商工会館横から中須用水沿いの約8キロメートル。
町内や近隣の方は、朝夕の散歩に使っているので、すぐに分かると思うが、町外の方で、ちょっと歩いて見たいと思われる方のために、ルートの入り口までを、紹介しよう。

東武動物公園駅で降りて、西口の駅前通りをまっすぐ動物公園方面へ向かう。
一つ目の、信号のところに、ユニークな形をした建物がある。



宮代町民のコミュニティセンター「進修館」である。

進修館を右手に見ながら進むと、右手に四角い建物がある。



公衆トイレ「四季楽」。
トイレは、進修館の中にもあるし、隣の役場の中にもあるが、早朝や深夜(この時間帯には散歩しませんが・・・)には便利だろう。
なお、遊歩道には、トイレなどの施設はないので、ここで済ませて行こう。

公衆トイレ「四季楽」の奥にあるのは、



宮代町役場。

役場を右手に見ながらなお、直進しよう。

まっすぐな道が右にカーブしているところに、大きな私営の駐車場がある。東武動物公園の客を対象にしたものだ。

その駐車場の手前右手に、カラー舗装された小径がある。



ここが、「水と緑のふれあいロード」のスタート地点。

(以下 次回)

ダンスのある街 宮代

2007年11月19日 12時32分52秒 | 宮代町
11月19日午後、進修館に立ち寄った。
華やかな衣装の人が大勢いたからである。

その人たちは、大ホールに入っていく。
中をのぞいた。



綺麗で優雅な舞があった。

宮代町の進修館は、こうしたイベントにも良く似合う。以前も、こうした人に出会ったことがあるので、度々行われているのだろう。

ダンスは全くの門外漢だが、その舞に誘われて、観客席の座る。



踊りの人の中には、お年を召した方も多い。会場の隅では、一曲踊るたびに、酸素を口にする光景も・・・。
相当にハードなのだろう。

にもかかわらず、踊りの間、笑顔が絶えない。
美しい。



日本ダンス議会主催の「彩の国ダンスフェスティバル」の会場であった。

木枯らし1号

2007年11月18日 21時16分34秒 | 宮代町
宮代町は、今日(11月18日)午後から、強い風が吹き始めた。

歩道に、落ち葉が舞う。



空を見上げると、落ち葉が踊っている。



今まで、隣同士だった紅葉が、風にもてあそばれて、離れ離れになる。



あるものは、太陽のスポットライトを浴び、キラキラと輝きながら、華やかに舞う。



あるものは、誰の注目も受けす、その他大勢として散る。



意に反して、遠くに運ばれる仲間もいた。



強い風は、木枯らし1号と命名された。

蒸気機関車の走る街 宮代

2007年11月17日 17時02分42秒 | 宮代町
宮代町では、毎月1回、蒸気機関車が走る。





走るのは第三土曜日、午後1時から3時。





走る機関車は、1891年生まれの、2100形ー2109。





走る場所は、日本工業大学構内。



日本工業大学は、1987年に大学創立80周年記念事業の一つとして、構内に「工業技術博物館」を開設し、一般に公開している。
その展示品のひとつが、明治24年製の蒸気機関車2100形。
展示するだけでなく、毎月第三土曜日に有火運転を行っている。
希望者は、乗ることもでき、鉄道愛好者や子どもたちなど、多くの人が訪れている。

なお、12月と8月は点検のため、運転は休止される。


秋色に染まる宮代

2007年11月15日 08時22分04秒 | 宮代町
宮代町は今、秋色に染まっている。
町の紅葉の見所は、さまざまにあるが、宮代町役場付近もその一つ。



ケヤキが赤や黄に染まり、秋空に映える。



新庁舎の建設で、少々まばらになった感じだが、これから毎年密になっていくことだろう。



庁舎横の機関車のある広場の紅葉も美しい。



某日には、絵筆を走らせている人の姿も見られた。



役場に隣接する進修館に這うツタも秋の装いとなっている。

コスプレの街 宮代

2007年11月11日 17時17分15秒 | 宮代町
宮代町は、休日の一日、若い人で溢れる時がある。
東武動物園に向かうのではない。その手前にある、東武伊勢崎線「東武動物公園」駅西口から2分の、宮代町・進修館 1F大ホールにすいこまれる。
誰もが、キャリーケースを曳いている。

進修館に吸い込まれた人は、出てくると、人が変わっている。













これらの人は、進修館の中庭で記念撮影をしたりして時間をすごす。



東武動物公園に向かう人もいる。

夕方、4時頃には、また、静かな宮代に戻る。