七里総合公園から膝子橋(ひざこはし)を左岸に渡ると、用水路に沿って平行に走る県道の向うにお寺があるというので行ってみる。
県道を越えると一面が畑になるが、その一角に満蔵寺への案内板があった。
案内に従って進むと、確かに満蔵寺。
満の蔵の寺・・・いい名前の寺である。
正面からみる山門。
大宮市指定(現さいたま市指定)の文化財が保存されているとのこと。
合併に伴い、大宮市はさいたま市へ書き換えられている。
山門をくぐると正面に本堂がある。
先ずは本尊様にご挨拶。
鐘楼越しにみる本堂。
鐘楼に吊り下げられた鐘が重たそうである。
この鐘は昭和になってから檀家より寄進されたもののようだ。
普段は見えない所に何か細工が施して有るかと思い鐘の下から見上げてみたが、何も細工のようなものはなかった。
本堂こそ近年になって建て替えられたもののようであるが、その歴史は六百年から七百年前に遡る古寺である。
(写真と文 by pokkunさん)