かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

興野―西新井本町の大型道路事業 強制収用も含め強引にすすめる都のプランが明らかに!

2012年07月28日 | 住まい・まちづくり
 東京都は「木造地域密集不燃化10年プロジェクト」を
行うとしています。
一見聞こえのいい この事業、実は「東京都内を大型道路を
たくさん通して、道路沿いは高い建物建設をどんどん誘導する。
道路に囲まれた中の密集住宅は『燃えてしまってもいい。
その外側に延焼することを防ぐ』という発想に立った事業です。

 6月にはこの大型道路をつくる「特定整備路線」候補区間として、
足立区を含む14区、23区間、延長23㎞を選定し、発表しました。
 この中に補助138号線(興野1丁目―西新井本町4丁目区間)
も入っています。
今から40年前に計画されて、そのままになっていた区間です。
同じ138号線でも、関原の地域は、既存の道路の拡幅が今行われています。
こちらは、住民合意と立ち退く区民の生活再建など
保障する従来の都市計画道路整備のやり方です。

 しかし、今回発表された「興野1丁目―西新井本町4丁目区間」は、
既存の道路が全くなく、しかも都は「強制力がないと対策が進まない」として、
建て替えに同意しない人がいても
土地収用法に基づく強制収容を適用するとしています;
 読売新聞によると他区の担当者も「これまで住民合意を尊重してきた。
強制的なやり方は難しい」と運用に不安を募らすなどと報じられています。



 私たちは「住民合意のなしに工事を押し付けるべきではない」立場に立ち、
「防災」は「関原1丁目のように修復型まちづくりをすすめることで、
強引な立ち退きではなく『町に住み続けられる』ように」と
大型道路建設をしなくても災害に強い街を作れることを
具体的に提案しています。

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