![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/5a/6c6ad69bbfa1de5fbc6e7c5bf91148ae.jpg)
梅雨入りしたのでテンプレートを変更しました
以前から私は区議団に「一度は関原一丁目のまちづくりを見ておいた方がいい!」と言っていました。
本日、雨の中でしたが、みんなで街歩きをしました。
私は、地図片手に区議団のみなさん、そぶえ基樹衆院13区予定候補、大島都議秘書の西の原恵美子さんを案内をしました。
関原一丁目は、典型的な木造密集地域で、以前は「火災保険に入ることができない!」地域でした。
私が議員になった1991年、当時は国の「防災生活圏モデル事業」という事業名で、修復型のまちづくりがスタートして間もないころでした。
ものの見事に狭い路地、袋小路、軽自動車がすれすれでしか通れない道が沢山ありました。
当時は「まちづくり事業」というと、「再開発」というくらい、住んでいる人が追い出されることが常でした。
その中で、この「修復型まちづくり」は、「住んでいる人を追い出さない、コミュニティを壊さないで、火災に強い街にする」が基本理念で、私も推進の立場でよく議会で質問をしたものでした。
事業が始まって、2回の事業延伸をし、25年にわたる息の長い取り組みで、街がどう変わってきたかを検証する目的でもありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/29/036e26e4634f7dd3299e065ef0016089.jpg)
まずは「愛恵記念館」に集合。
ここがまちづくりの拠点です。以前は「愛恵学園」というキリスト教系の、児童養護活動が行われていました。宣教師でもあるペイン先生のご遺志により「建物などを残す形で、生かす形で」区に寄贈され、地域の拠点として生まれ変わりました。
この愛恵記念館は、ミニ展示と会議室などがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/d8/39e528a5561c75816898e7e3266d47f7.jpg)
同じ敷地内にある「まちづくり工房館」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/91/e212a513e39ccc908e7c710702b7887a.jpg)
このまちづくり工房館は、地域内に町工場や作業場が多く、事業協力をして立ち退く者が、「この街に住み続けられるためには作業場も必要」ということで、一室一室が作業場になっています。安い賃料で今も営みを続けています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/dc/7f1c8ea6ce0eb899b7b86e72b8cda914.jpg)
ここは路地の隅切りの用地を区が購入して設置した「プチテラスいずみ」です。
鈴木けんいち区議が「今までプチテラスというと、マンションの一角などばかり見てきたけど、こういった密集地域にプチテラスをつくる役割は大きいね」と感想を語っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/36/40a8f28fdcbe91be795283ed1560baaa.jpg)
関原一丁目ふれあいコミュニティ住宅です。
これは「区営住宅」になります。街づくり事業に協力した方のうち、地権者は地域内での移転補償がされます。しかし借家人、借地人は住まいがなくなってしまう、そんな事業協力者が入ることができます。建設後、街の方々の要請を受けて地域内に走る予定の「都道136号線」の事業協力者も入居できることになりました。このコミュニティ住宅が7棟68戸あります。これがあるから、「住民追い出しのないまちづくり」ができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/e6/35594b6d87282fbae42dadd68638bc76.jpg)
続いて梅田掘り沿いにある「梅田上町プチテラス」。こういったプチテラス、児童遊園など広場が11か所整備されています。
地下には防火水槽があります。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/0a/379031cff9e11c1cdef79665197d8e29.jpg)
これは「かまどベンチ」です。非常時には「かまど」になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/e7/a258706d969c4f7e1ae97bc715f7df97.jpg)
こういった狭い路地が沢山ありましたが、かなり改善されていました。長年コツコツとの取り組みが大事ですよね。
この路地はつい数年前まで袋小路になっていました。その袋小路の土地の一部を区が購入して
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/40/fc6c858e83f1414a3ee0a58ad0a7767c.jpg)
袋小路を解消!![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/9c/2528dea6f9fc09ab18d883371da4a4ea.jpg)
広々と通り抜けができるようになっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/88/14375bafce46dea469e207f878d84ff2.jpg)
これが一番新しくOPENした(今年2月)「ほっと児童遊園」。
この児童遊園は、地元町会と区が初めて防災協定を結んで、地元がより利用しやすくするものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/0d/66c75c27b468e7ae01aaf1517eb401c5.jpg)
児童遊園の中にはマンホールトイレ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/7e/07ddf24ea0a593cd8833facba3b7a838.jpg)
トイレの形になっているのがお分かりになるかと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/31/55f5aa2a727626106bba4d2a7b1409c6.jpg)
かまどスツール。座面を外すと炊き出し用のかまどになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/b5/da8781d09809c76242178c1af222aafa.jpg)
こちらには収納ベンチ。ここにマンホールトイレ設置の道具などが入っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/ef/c7b7251a6ecf1f36604d206b106f381e.jpg)
雨水タンク。「隣の住宅の屋根から雨水を集めて貯留。樹木の水やりに利用し、環境に配慮」といわれていましたが、なぜか管がつながっていませんでした???
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/db/bfd69d5b93d1a10b79ebb2edbd551b96.jpg)
関原一丁目コミュニティ住宅1~3号
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/28/868666038eeab3a60507c7267fc3596c.jpg)
それぞれが個性的で、「すごくいい」と参加者の感想。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/7c/a4b6abe54581d91922625f2be075b255.jpg)
そのコミュニティ住宅の前にある「てのひら児童遊園」。この児童遊園によって行き止まりが解消しました。
写真は、児童遊園内にあるソーラー灯です。非常時災害時、停電しても大丈夫です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/cf/0c36eb401e1466202c78c68b003e274d.jpg)
雨の中、「がくアジサイ(額紫陽花)」が満開でした。
久しぶりに関原一丁目の街あるきをして、以前とは本当に変わったと。狭い道が本当に少なくなり、燃えにくい建物が増えていました。こうやって地道に街を変えていく営みのすばらしさを感じました。
以前から私は区議団に「一度は関原一丁目のまちづくりを見ておいた方がいい!」と言っていました。
本日、雨の中でしたが、みんなで街歩きをしました。
私は、地図片手に区議団のみなさん、そぶえ基樹衆院13区予定候補、大島都議秘書の西の原恵美子さんを案内をしました。
関原一丁目は、典型的な木造密集地域で、以前は「火災保険に入ることができない!」地域でした。
私が議員になった1991年、当時は国の「防災生活圏モデル事業」という事業名で、修復型のまちづくりがスタートして間もないころでした。
ものの見事に狭い路地、袋小路、軽自動車がすれすれでしか通れない道が沢山ありました。
当時は「まちづくり事業」というと、「再開発」というくらい、住んでいる人が追い出されることが常でした。
その中で、この「修復型まちづくり」は、「住んでいる人を追い出さない、コミュニティを壊さないで、火災に強い街にする」が基本理念で、私も推進の立場でよく議会で質問をしたものでした。
事業が始まって、2回の事業延伸をし、25年にわたる息の長い取り組みで、街がどう変わってきたかを検証する目的でもありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/29/036e26e4634f7dd3299e065ef0016089.jpg)
まずは「愛恵記念館」に集合。
ここがまちづくりの拠点です。以前は「愛恵学園」というキリスト教系の、児童養護活動が行われていました。宣教師でもあるペイン先生のご遺志により「建物などを残す形で、生かす形で」区に寄贈され、地域の拠点として生まれ変わりました。
この愛恵記念館は、ミニ展示と会議室などがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/d8/39e528a5561c75816898e7e3266d47f7.jpg)
同じ敷地内にある「まちづくり工房館」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/91/e212a513e39ccc908e7c710702b7887a.jpg)
このまちづくり工房館は、地域内に町工場や作業場が多く、事業協力をして立ち退く者が、「この街に住み続けられるためには作業場も必要」ということで、一室一室が作業場になっています。安い賃料で今も営みを続けています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/dc/7f1c8ea6ce0eb899b7b86e72b8cda914.jpg)
ここは路地の隅切りの用地を区が購入して設置した「プチテラスいずみ」です。
鈴木けんいち区議が「今までプチテラスというと、マンションの一角などばかり見てきたけど、こういった密集地域にプチテラスをつくる役割は大きいね」と感想を語っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/36/40a8f28fdcbe91be795283ed1560baaa.jpg)
関原一丁目ふれあいコミュニティ住宅です。
これは「区営住宅」になります。街づくり事業に協力した方のうち、地権者は地域内での移転補償がされます。しかし借家人、借地人は住まいがなくなってしまう、そんな事業協力者が入ることができます。建設後、街の方々の要請を受けて地域内に走る予定の「都道136号線」の事業協力者も入居できることになりました。このコミュニティ住宅が7棟68戸あります。これがあるから、「住民追い出しのないまちづくり」ができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/e6/35594b6d87282fbae42dadd68638bc76.jpg)
続いて梅田掘り沿いにある「梅田上町プチテラス」。こういったプチテラス、児童遊園など広場が11か所整備されています。
地下には防火水槽があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/0a/379031cff9e11c1cdef79665197d8e29.jpg)
これは「かまどベンチ」です。非常時には「かまど」になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/e7/a258706d969c4f7e1ae97bc715f7df97.jpg)
こういった狭い路地が沢山ありましたが、かなり改善されていました。長年コツコツとの取り組みが大事ですよね。
この路地はつい数年前まで袋小路になっていました。その袋小路の土地の一部を区が購入して
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/40/fc6c858e83f1414a3ee0a58ad0a7767c.jpg)
袋小路を解消!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/9c/2528dea6f9fc09ab18d883371da4a4ea.jpg)
広々と通り抜けができるようになっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/88/14375bafce46dea469e207f878d84ff2.jpg)
これが一番新しくOPENした(今年2月)「ほっと児童遊園」。
この児童遊園は、地元町会と区が初めて防災協定を結んで、地元がより利用しやすくするものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/0d/66c75c27b468e7ae01aaf1517eb401c5.jpg)
児童遊園の中にはマンホールトイレ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/7e/07ddf24ea0a593cd8833facba3b7a838.jpg)
トイレの形になっているのがお分かりになるかと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/31/55f5aa2a727626106bba4d2a7b1409c6.jpg)
かまどスツール。座面を外すと炊き出し用のかまどになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/b5/da8781d09809c76242178c1af222aafa.jpg)
こちらには収納ベンチ。ここにマンホールトイレ設置の道具などが入っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/ef/c7b7251a6ecf1f36604d206b106f381e.jpg)
雨水タンク。「隣の住宅の屋根から雨水を集めて貯留。樹木の水やりに利用し、環境に配慮」といわれていましたが、なぜか管がつながっていませんでした???
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/5f/6cc5aec62a21117c176adf58b5dbf40b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/db/bfd69d5b93d1a10b79ebb2edbd551b96.jpg)
関原一丁目コミュニティ住宅1~3号
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/28/868666038eeab3a60507c7267fc3596c.jpg)
それぞれが個性的で、「すごくいい」と参加者の感想。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/7c/a4b6abe54581d91922625f2be075b255.jpg)
そのコミュニティ住宅の前にある「てのひら児童遊園」。この児童遊園によって行き止まりが解消しました。
写真は、児童遊園内にあるソーラー灯です。非常時災害時、停電しても大丈夫です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/cf/0c36eb401e1466202c78c68b003e274d.jpg)
雨の中、「がくアジサイ(額紫陽花)」が満開でした。
久しぶりに関原一丁目の街あるきをして、以前とは本当に変わったと。狭い道が本当に少なくなり、燃えにくい建物が増えていました。こうやって地道に街を変えていく営みのすばらしさを感じました。