仕事始め式と政権交代

１月５日は仕事始め式でした。

仕事始め式は、区議会と足立区が主催して、町会・自治会長をはじめ、区内の各種団体の代表の方々が一堂に会する場です。

吉田万三元区長も毎年参加されています。

そこで場内がざわついたのが、議長のあいさつ。
「今年は政権交代があった。何で負けたのか…我々も変わらなくてはいけない」という旨のあいさつでした。議長は議会の代表。自民党の代表ではないのですから、その場にふさわしいあいさつがあるわけですから「場所を間違えている。自民党の集会ではない」という声が聞こえるのも当然です。

私も、町会・自治会長さんたちや多くの方とお会いし、日頃のご苦労やご奮闘ぶりをいろいろと伺いました。

政権交代の影響なのか…。議会でも変化したことがあります。意見書が沢山あがるようになりました。昨年末の第四回定例会では「世界から核兵器を廃絶するための決議」「緊急雇用対策としてハローワーク機能の抜本的強化を求める意見書
」「医師・看護師等の増員に関する意見書」はじめ、６本の意見書が上がりました。内容もとてもいいものです。

意見書－区だけでは解決できない問題に対し、国や都など関係機関に、地方自治法第99条に基づき、区議会の意思を意見書として関係機関に提出し、問題の積極的な解決を求めていくものです。
決議－議会としての意志決定であり、意思表示でもあります。

足立区では、全会派一致制をとっています。だから意見書があがるまでには、苦労も努力もあります。これが６本もあがることは、そう多いことではありません。

私も幹事長として力をつくしました。