児童虐待・困難な家庭の駆け込み寺 こどもショートスティ

西新井本町にある児童養護施設に併設された子どもショートスティを訪問してきました。
そこでは、職員の献身的な奮闘の姿がありました。一番心が傷ついた子どもを２４時間体制で支える姿が…。

子どもショートステイの室内。

子どもショートスティは、定員が４名（最高で６名）です。でも、常時満杯。「いざというときに受け入れられる余裕が必要」といいます。

「こんなこともありましたよ」
「『夜に虐待を受けた子どもが学校の門の前にいて、家に帰れないでいる。すぐに受け入れてくれ』と先生から連絡受けて、受け入れたんですよ」
受け入れる子どもも２～３歳児の小さな子どもも多いといいます。
そこで聞いたいろいろな話からは、深刻な貧困や家庭の荒廃が見えてきます。

どんな家庭の子どもも、子どもには罪はない。この世に生を受けて生きている子どもたちが、傷を癒し、将来に希望を持てる社会にしたい。貧困の再生産を生み出さない。決意を新たにしたひとときでした。