ティトゥアンに向かう途中、小さな町のモスク。庭でたむろしているのは男だけ。女性は祈りの時間になっても外へ出てみんなと祈る義務がないため、モスクで彼女らが祈る姿はあまり見られないとのこと。このことも知らなかった。すぐどこかえ消え去るでしょうが、とりあえずひとつ見聞が広まったということか。
丘の斜面に張り付くような白い家並みが並んでいました。
かってスペインに支配されていたという町の建物は、どこかスペインの匂いがするというのですが・・・
どこも一緒です。もうスーク(市場)散策は結構なのですが、ここにもあったんだよ。と記録のための保存ですが、市場が引けて皆が帰った後の姿はどんなになっているのでしょうか。
ハッサン2世広場の奥に王宮が。門の両側には、兵隊さんかな、それともお巡りさん。さすがすべての紙幣を飾っている王様の国だ。この王宮というのが、多分主要都市にはあちらにもこちらにもあるらしい。
またまた旧市街を歩くのでした。
シャウエンが青なら、うちはグリーンでいこうとの色塗りなんでしょうか。
1997年「ティトゥアン旧市街」として世界遺産登録された町。さしたる見どころのない遺産の街。というのが私の総評。
何もまたシャウエンに帰ってこなくてもいいものを、片道1時間30分、時間の無駄遣い。間違いなく明日もまた同じ道を走ってティトゥアン経由でタンジェに向かうのです。ティトゥアンに宿を取るよりもシャウエン連泊の方がお金が安くて済むからか。この長旅で疲れた体がお金の問題じゃないよ。と言っていました。忌々しい思いから王様が輝いているモロッコ紙幣を写しておきました。50ディルハム=約600円、この国ではこれだけのお金があれば結構使い道があるのです。