3世紀末にはローマ帝国はモロッコを撤退したそうですが、この地はローマがかかわった最西端の地だといい、最盛期には2万人が暮らしたといいます。
大きな通りです。この道がメインロードだったのかも知れない。写真では、はっきりしませんが遠くに門が見えています。
門が見えるところまで少し歩いてみました。確かタンジェ門といったと思う。指で示した通り確かに門があります。
このモザイク画に描かれている男性ヘラクレスと聞いたつもりですが定かではありません。
紀元前40年のローマ遺跡にサヨナラします。こんな歴史がモロッコにあったとは、この国の遺跡の中でも特異な存在に触れることができました。
メクネスに向かう途中、聖者の街という「ムーレイ・イドリス」が見えてきました。 このムーレイ・イドリスとは、初代王様の名前だそうだ。イスラム教の開祖ムハマンドの子孫とか。彼がこの地に埋葬されているのだといい、とても神聖視されているという。メッカ巡礼を果たせないモロッコ人はここに巡礼に来るらしい。
近くで写真ストップ。小さな山に築かれた古い街、いや小さな村だ。周りに城壁はありませんが、外敵から身を守るためにあえてお山の上で暮らすことを選択したのでしょうか。