S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

図太い家族の面々

2006-08-22 16:32:28 | Weblog
きのうの夜は、「熱闘甲子園」までしっかり見ていた。こうして甲子園が終わると、ああ夏が終わっていくなあ、と感じる。
駒大の本間くんは、「巨人の星」に出てくる左門くんにそっくりだなあとか、みんな甲子園の選手は魅力的なキャラクターをしている!
「巨人の星」のマンガは小学生の頃かな?夢中で読んだ。血染めのボールのところでは、ボロボロ泣きながら読んだ。左門も、花形満も好きだった。


まだ夜明け前、いきなりのパトカーのサイレント、救急車のサイレンと、消防車の音・・・・家のすぐ裏は警察署なので、パトカーのサイレンは耳元でなっているように聴こえる。あわてて飛び起きて窓の外を見ていた。
あまりすごいので、お父さんを起こす・・・・・起きない・・・・
ああ、この人は起きるはずがないか・・・阪神淡路大震災の朝、お父さんは広島の親戚の家に泊まっていて、おばさんたちは飛び起きて、わたしも長野にいたのに飛び起きたのに、しっかり寝ていて、電話したときおばさんが、「みんな外に飛び出したのに、知らんで寝てるんだよお、長生きするわ」とあきれられたぐらいなのだから、起きるはずがないや。
わたしは家がもし家事になっても、お父さんを起こしていたら、自分も逃げ遅れるから、起こさないで逃げよう!?とあらためて思ったのだ。
我が家で目が覚めたのは、わたしひとりなので、みんなしっかりお父さんの血を濃く受け継いでいるのだと思った。
わたしは小学校の時、「松代群発地震」を経験していて、毎日何度も地震がきて、学校で授業中も地震がくるとものすごい速さでみんなで机の下にもぐりこんでいた。それはもう反射的なぐらいまで日常化していて、先生が何も言わないうちに、みんな訓練された動物みたいにみごとにもぐりこんだ。だから地震もすごく敏感だ。
寝ていても少しの地震でもパッと目が覚める。身体で覚えたことは、なかなか忘れないんだと思う。
でも地震があっても、火事があっても何があっても平気で寝ている我が家の家族は、みんな神経が野太くて、逆にしあわせだよ。わたしは今朝、寝不足でつらかった。