城ヶ崎を後にして目指したのは、イカで有名な仁科。
以前食べた事があって、ランチはここと決めていた。
かみさんとオフクロさんは、
味付けのされたイカに卵の黄身を
落とした夕日丼。
オヤジさんはイサキ姿造りの定食。
私は限定3食のアカギ(アカハタ)姿造りの定食。
刺身は抜群。ただ、以前食べたときとは違って
ご飯がボソボソ、オヤジさんとオフクロさんは
もっとひどくて、かちかちのご飯の固まりが
入っていた。せっかくの機会だったのに・・・
食堂の料理担当の方、極上の刺身が
手抜きの冷や飯で評判落とすよ。
メインの宿泊は大丈夫だろうな・・・
大減点のランチに一抹の不安。
そしてホテルに到着。
かみさんが、堂ヶ島を通るたびに言っていたのが、
「このホテル、○○ちゃんと○○ちゃんが好きそうだよね」
かみさんは、自分の父親と母親のことを「○○ちゃん」と呼ぶ。
トップに掲載した写真はホテルを海側から撮影したものだが、
道路側から見たホテルは、和モダンのすっきりとした感じ。
それが、名前からして昭和なニュー銀水
かなり古いホテルらしく、丁度40周年。
サイトからプンプンにおってくる昭和の香り。
これは確かにオヤジさんとオフクロさんには
喜ばれるに違いない。そう思って即予約。
ホテルの敷地に入るとすぐにホテルマンが飛んで来て
エントランスまで誘導。
鍵を預けるとホテルマンが駐車場へ。
なんとバレットパーキング。
そして、部屋に案内される。
広々とした部屋と堂ヶ島を見渡せる絶景に
オヤジさんとオフクロさんは大喜び。
この絶景のおかげで大幅加点!
ちょっと休憩してから私はかみさんとオフクロさんを連れてランセンターへ。
オヤジさんは部屋でゆっくりビールを飲みながらテレビ。
堂ヶ島ランセンターは7年ぶりくらい。
当時は面倒くさがってろくに見なかったけど、
今回は吊り橋も全てじっくり楽しんだ。
かみさんとオフクロさんの観賞ペースには
相当退屈だったけども、ここで点数を稼がねば・・・
やっと私に自由時間がやってきた。
ということでまずは絶景の温泉へ。
ここでもちょっと驚いた。
風呂番というのか知らないが、
そういった人が2人もいて、
ドアを開けてくれたり、風呂場へ
誘導してくれたりする。
温泉を楽しんだ後は、昭和の香りがプンプンする
館内を散策。
エレベーターはバブリーな電飾付。
こういうのってクリスタルエレベーターって名称だったか?
そして、なんと・・・「ディスコ」が・・・
家族連れに向きそうなスペース。
しかも、室内プールもある・・・外にはプールが2つもあるし・・・
その後部屋に戻って至福の時間・・・
やっぱり風呂上がりのビールは最高。
夕食は伊勢エビのお造り、アワビ蒸し、サザエつぼ焼き、刺身盛り合わせ、
その他色々がついたゴージャス版。オヤジさんとオフクロさんの反応は上々。
やはり伊勢エビは重要。ただ、個室にすべきだったと後悔。
朝食はバイキング。
こんな絶景を見ながら朝食がいただける。
私は、夕食よりも朝食の方が気に入ってしまった。
種類が多いし、出来立て感があるし、とにかく美味しい。
卵焼なんか板さんが目の前でつくってる。
焼きたてのメープルクロワッサンも美味しいし・・・
朝食後はちょっと散歩。
ホテルを出るときも驚いた。
なんと、ホテルマンが車をエントランスに
つけてくれた後に、ホテルの従業員の方達が車のガラス拭き。
しかも折り鶴で旅の無事を祈ってくれる。
ニュー銀水はオヤジさんとオフクロさんが好きなのではと泊まったのだけど、
私とかみさんが探している下田界隈の定宿の候補に入れることにした。
古いけれども掃除が行き届いていて、応対は抜群だし、
ホテルや旅館のサービスというものに徹底的にこだわっている姿が美しい。
で、料理は朝は抜群なのだけど、夜はそこそこ、
ただ、値段を考えたら文句なんかいえない。
心のこもったサービス、大きな温泉、ミストサウナとドライサウナ完備。
ランセンターのチケット付、伊勢エビお刺身、蒸しアワビ、サザエつぼ焼き付き
広々とした絶景の部屋を2人1部屋。
これでなんと土曜日泊で1人17300円はありがたすぎ。ということで・・・
応対: ★★★★★
部屋: ★★★★★
浴場: ★★★★★
風呂番の存在がなぜか嬉しい
食事: ★★★(夜) ★★★★★(朝)
料金: ★★★★★
特徴: ★★★★★
サービスの原点と、古き良き昭和を堪能できる
総合: ★★★★+★/2
備考: 晩飯は個室がお勧め
帰りは沼津まで出て魚市場でお土産。
オヤジさんとオフクロさんはアジの干物の
お土産を発泡スチロールの箱3箱分買っていた。
あまりのお土産の量に唖然としてしまった・・・
その後、オヤジさんと二人で双葉寿司で軽く一杯。
もちろん、ここからはかみさんの運転。
マグロが激ウマ。
オヤジさんは生シラス、生桜エビが
食べれてご機嫌。
来年は安曇野に連れてってあげよう。