NOBのおでかけだより

気ままな旅ライフとちょっとおでかけグルメレポート

驚異のキノコ狩(完結)

2007年10月13日 | 自然
        
        綺麗な空にちょっと放心してしまいました・・・

         

        この場所、とても好きなんです・・・広々としてて・・・

        

写真左はキノコにカビの一種が生えている様子。ヒゲみたいです。
写真右はなんと野生のヤマブシタケ・・・スーパーのものより純白で美しいです。

 

これが食べれるキノコだったらなあ、と思うくらいのすごい群生・・・



コスモスにススキ・・・秋ですね・・・

 

森の中をちょっと撮影。森はマクロでも素敵ですが、ミクロでも素敵です・・・

 

        紅葉が始まっています・・・まだうるしが殆どらしいです。
          
        

        

オ 寒さんのお家で山分け大会です。

 

        オ 寒さんによれば、キノコの収穫は今ひとつ。
        でも私は大満足。こんなに色々なキノコを見れたからです。
        かみさんはまた連れてっていただくつもりのようです。
        ハナイグチに心底ほれ込んでいるようです・・・

        

驚異のキノコ狩(その3)

2007年10月12日 | 自然
       
        江戸時代に浦賀にペルリ(ペリー)が来航したとき、
        「たった4はいで夜も眠れず」という狂歌が生まれた
        のは有名な話ですよね・・・
        蒸気で動く真っ黒な外国の船が4隻来航しただけで
        幕府はびびりまくったんでしょう・・・

        で、下の大きな写真は、
        たった1本であの世にいけるドクツルタケです。
        こいつはカサが開く前はまるで純白のマッシュルームのようで、
        おもわずオ 寒さんに、「これシチューにしたらいいですよ!」
        と言うと、「1本で死ねますよ」と一言・・・
        美しいものには毒があるというけれど・・・
        キノコが怖いのは死んでしまうまでにかなり苦しむものが多いこと。
        キノコ狩にいかれる皆様、絶対、専門家が必要です
        
        

ハナイグチとヌメリイグチの幼菌です。

 

これもヌメリイグチです。
写真右はオ 寒先生(とうとう先生!?)のご登場を期待して・・・

 

写真左はかみさんがはまりにはまっているハナイグチ。
裏側が黄色いので最初は毒だと思っていたらこれは極上のキノコ。
かみさんはこれを採りたくてキノコ狩にいくようなものです。
写真右は山ぶどうです。
この木は倒木だったのでこうやって写真が撮れます。
普段はとても高いところに成っているので採れないとのこと。

 

そして、いつもいつも期待を裏切らないヌメリスギタケモドキ。
私はこのキノコを使ったキノコ汁が大好きなんです。
まるで実のように、普通に木に生えているのが未だに不思議です。

 

        こんな高いところに生えている場合、何も無しでは採れません。

         

ちょっと逆光(補正する暇も無く撮影)なので見づらいですが、
写真左にあるように、高枝ばさみのようなものに小さいカマがついた
オ 寒さん自作のツール(悪魔君という名前だそうです)と網が必要なんです。
悪魔君の刃先でキノコの茎を切り、落下したところを網でキャッチする。
まるで虫でも採るような感じです。
写真右を見ると、沢山のヌメリスギタケモドキが入っているのが分かります。

  

        話は変わりますが、私のかみさんは「千と千尋の神隠し」よりも、
        「もののけ姫」が好きだと言ってました。
        その「もののけ姫」に出てきた白いマッシュルームみたいで
        首をかたかた鳴らしてたキノコみたいな森の精を
        覚えてらっしゃいますでしょうか?
        私、下の写真のキノコを見たときにふとこの森の精を
        思い出していました・・・ヌメリスギタケの幼菌のようです。

        


驚異のキノコ狩(その2)

2007年10月11日 | 自然
           
写真左はヌメリイグチ。そして、写真右は毒キノコのテングタケ。
        
 

写真左は・・・ニオイハリタケという名で食べれないそうです。
写真右はハナイグチの幼菌。キノコの赤ちゃんですね・・・

 

写真左は私が見つけた群生・・・名前はカブベニチャだそうです。
下記青字はオ 寒さんのコメントです。

「群生」さんは、「カブベニチャ」です。
この仲間はモリノカレバタケ属で、「アマタケ」や「モリノカレバタケ」など
かなりありますが、同定が難しいです。
しかし、毒キノコは今のところないようです。
ただ、不食もあるので、僕は食べません。


写真右はこれぞドクベニタケです。

 

      沢がたまらなく素敵な感じです・・・

      

写真左はアシグロタケ。洗って細かく刻んで乾燥させてダシに使うそうです。
写真右はキクラゲの仲間でハナビラニカワタケだそうです。酢の物がいいそうです。

 

写真左はタマゴタケモドキで猛毒だそうです。3本か4本であの世行きだそうです。
写真右はニガクリタケで毒だそうです。

 

これがオ 寒さんの好物のカノシタ。
裏側が鹿の舌のような感じなのでこの名前がついたそうです。

赤い実が綺麗だったので1枚撮りました。

 


驚異のキノコ狩(その1)

2007年10月10日 | 自然
             
かみさんがオ 寒さんにキノコ狩に連れて行ってもらってから数日後、やっと私も。
オ 寒さんの素晴らしいイチヂクに挨拶をしてから出発・・・それにしても眠い・・・

軽井沢に到着。
オ 寒さんが秘密のポイントに次々に連れて行ってくれます。
最初のポイントで見事なヌメリスギタケモドキ、そして幼菌。
     
  

オオワライタケ・・・食べれませんとのこと・・・
そして驚愕の天然の山椒。唖然としました・・・初めて見たんです・・・天然・・・

  

コケのあまりの美しさに写真を1枚・・・



玉子の殻のようなものからひょっこりと出てくるタマゴタケ・・・美味です。

 

ツチカブリ・・・土をかぶって出てくるからだそうです。
チチタケ・・・食べられません。

キノコ師匠のオ 寒さんからのコメントをいただきました

最後の (オ 寒)

2007-10-11 18:36:51

訂正でございます。

チチタケが不食となってますが、食べられます。
ちなみに、栃木の代表的キノコです。
方言では「チタケ」。
蕎麦所・出流山(いずるさん)では、1年中「ちたけそば」が食べられます。
ただ、ダシが良く出て・実にコクと上品さを兼ね備えたダシが出るのですが、
本体はぼそぼそで、煮込みなどでつまんで食べるとがっかりします。
ダシは完璧!
天日乾燥で1年中OK。
どちらかといえば、乾燥後使用のほうが旨い!


 

ホウキタケの仲間・・・クリーム系のお料理に合いそうです。勿論食べれます。
ラッパのようなキノコはウスタケだそうです。
記事を見たオ 寒さんが、ドクベニタケ→チチタケの訂正と、
ウスタケを教えてくださいました。やっぱり専門家の助けが必要です・・・

 

      ジブリ映画に出てきそうな小さな橋・・・なんか素敵です・・・
      驚異のキノコ狩・・・まだまだ続きます。明日は(その2)です。