NOBのおでかけだより

気ままな旅ライフとちょっとおでかけグルメレポート

別れ(はん亭:根津)

2009年01月05日 | お出かけグルメ
       
「12月末付で退職することになりました」
と、プライベートでも仲良くしてきたお友達が突然の退職予告・・・
かなりショック・・・頭脳明晰、人柄の良さ、形式よりも実質を重んじる現実派、
私が知る会社の発展に必要な若手の一人でした・・・

退職する人に対してまず思うのが、「ほんとに辞めちゃうの?」、
そして次に「何で?」、そして最後に「何するの?(どこに行くの?)」
だと思います。

勿論、私は彼に全部質問しました。
その答えは、「転職します。本当に辞めます」だけでした。
理由は言ってくれませんでしたが、恐らくステップアップでしょう・・・

そして、「どこに行くか」ということに答える代わりに彼が言ったのは、
「この人には教えて、この人には教えない、という線引きをしたくないので、
誰にもいわないことにした」、ということでした・・・なんか寂しい・・・

でも、言ったところで、言われたところで、何のメリットがあるのか・・・
と考えてみると、やはり言わないのが、聞かないのが、賢明なのかもしれません。
同じ業界であれば、いずれどこかで彼の活躍を聞くことになるだけの話ですし、
今知ろうが、後々に知ろうが、あまり変わらないのかなと。
単に、言ってもらえない寂しさだけなのかもしれません・・・

公式の送別会の日に丁度用事があったこともあり、個人的に送別をしました。

選んだ場所は、丁度5ヶ月経過した身重の奥さんが参加できるお昼に丁度良いお店。

選んだ理由は:
(1)雰囲気が良い
(2)老舗であること
(3)昼からそれなりのコースがあること
(4)予算が高すぎないこと
でした。

そして、条件にぴったりのはん亭に決定。



        店内に土蔵があるのがまたいい雰囲気をかもしだしています。
        土蔵個室は超人気で随分前から予約で埋まってしまいます。

        

        お昼の串揚げコースは突き出し、串揚げ、お造り、
        デザートがついたお得コース。
        串揚げに合うワインも用意されていて、
        土曜のお昼にはぴったりです。

        

        楽しく談笑して楽しく食べて、とてもいい酒宴でした。
        新天地で頑張れ!

 

お友達のお家拝見(キッチンときりたんぽ鍋)

2009年01月04日 | ちょっとお出かけ
      
いよいよお友達のお家のキッチンへ・・・
当然のようにコンロはIH・・・キッチンのタイルはなかなかのもの・・・
奥さんのアイデアでアクセントが入っていて・・・素敵でした・・・
そして憧れの純胴の内釜の炊飯器・・・これ、一度は試してみたいんですよね・・・

  

さらに・・・ヘルシオ・・・これで創った玉子の綺麗なこと・・・

 

ということでお食事を用意していただいて恐縮しごく・・・
突き出しの笹かまに大葉と明太子をはさんだものがあとをひきます・・・
流石、日本酒好きのご夫婦の一品です・・・日本酒が欲しい・・・

そこへ八海山の大吟醸!!! こ、これ初めて・・・嬉しい・・・
そして、料亭「濱乃家」のきりたんぽ鍋。
実は私、本格的なきりたんぽ鍋は初めてでした・・・しかも比内地鶏・・・

  

きりたんぽ鍋が滅茶苦茶美味しい・・・ 
合間に出していただいたお料理も抜群でした・・・とにかく日本酒にばっちり・・・

色々勉強になって、しかも楽しくて美味しいお宅拝見でした・・・感謝。

  

お友達のお家拝見(三菱地所の家)

2009年01月03日 | ちょっとお出かけ
     
お友達が家を新築したという連絡。
その後がなかなかタイミングが合わなかったんですが、やっと訪問が実現。

大田区の閑静な住宅街の角地にありました。
三菱地所の注文住宅ということで質の高さを感じました。
ちゃんとスケールモデルも創られているところが注文建築らしいです。
そしてオール電化。初期投資はかかりますが長期的にはお得。
      
 

外壁は樹脂のサイディングではなく、本格的なセラミック系のレンガ。
モルタルと違って5年または10年の吹きつけのメンテナンスが不要です。
しかも、普通は外壁の下はモルタルにするところを下まで完全にレンガ・・・
初期投資はかかりますが、長期的に考えれば賢い選択。

玄関に入るとさりげなくおかれたロイヤルコペンハーゲンのYear Plateが・・・
これ、ネットで高値で取引されているプレミアムつきの品・・・
我が家にも欲しいな・・・

玄関は吹き抜けになっていて、頭上に広い空間が広がっています・・・気持ちいい。

  

1階のお手洗いは洗顔もできるようになっていてとても便利そうです。
奥さんのアイデアとのこと。かみさんが羨ましがってます・・・私もです・・・

そして、最も私が羨ましかったのが、この高気密・高断熱を実現するシステム
家の中と外の空気は高気密のサッシやドア類でしっかりと遮断されており、
外気は、一旦装置に取り込まれ、フィルタリングされた後に各部屋に流されます。
これによって、家の窓という窓が閉じられていても常に新鮮な空気が循環し、
当然のことですが、排気ガスや花粉の類は殆ど進入することがありません。
そして高気密に保たれているので、外の音が殆ど聴こえず、静かです。
更に、内部の暖かい空気が逃げないので、一度部屋が温まると長時間暖かいのです。

寒冷地のみならず、都内のように排気ガスが多いところには適したシステムだと思います。
まして、ご夫婦は花粉症ということで、まさにピッタリ。私も花粉症ですが・・・

 

そしてリビングへ・・・ひ、広い!!!
これなら雨の日でも子犬のお散歩ができます・・・



      思わず靴下スケートがしたくなります・・・

       

リビングの壁は奥さんがこだわったアクセントの模様・・・
奥さんがよく深夜のお昼寝をされているというソファ・・・
我が家でも欲しくてしょうがないソニーのブラビアブルーレイ

  

二階に上がる階段には無垢の手すり、勿論、階段も無垢でした・・・
上がったところには窓付きのウォークインクローゼットがありました。
私ならここをミニバーにして、吹き抜けの窓から下を眺めながらウィスキーかな・・・

   

      窓からはこんな感じで下を眺めることができます・・・

      

そして、2階のお手洗いも洗顔ができるようになっています。
これも奥さんのアイデアだとか・・・
ベッドルームは開放的で清潔感にあふれています。
ベッドに横たわっているのは懸賞で当たったタラコキューピー・・・大きい・・・
そして奥からこちらを見ているのはピカチュウ。
飼っているワンワンがお気に入りで、「ピカ!」と言うと通じるそうです。

 

殆ど使っていない2階のスペース、こちらも広々としています。
窓からみえる緑が眼に鮮やかでした・・・とても癒されます・・・

  


オーベルジュ・オー・ミラドーの至福ランチ

2009年01月02日 | ホテル・旅館
      
AUBERGE AU MIRADO(オーベルジュ・オー・ミラドー)のチェックアウトは11時。
遅いチェックアウトに合わせてか、とってもいいサービスがあります。
それは、2000円の追加料金で朝食をランチに変更するというもの。
前日飲んで翌朝はゆっくり寝ていたい・・・なので朝食はいらない・・・
そんなお客さんには喜ばれるサービス・・・私達も即決で変更。

朝はゆっくり起きて、温泉をいただいてゆっくりとお部屋でくつろいでからランチへ。
         
ランチの席は暖炉側ではなく、テラス側でした。
旦那さんはかなりくつろいだ感じ・・・そこで1枚パチリ・・・

最初にワカサギや有機野菜のフリットが出てきてみんなでつまみました。
そして出てきたのがこの一皿・・・これで私はまた愕然・・・
朝食から2000円でふりかえたランチのアペタイザーがこれ!?
やっぱり、勝又さんというシェフは凄いなあ・・・と感服。
とにかく、美しい、美味しい、と美がダブルで攻めてくる感じです。

別料金でエビのスープとボルシチ風のスープ(オーミラドーの名物スープ)を
いただきましたが、これがまた抜群の美味しさでした・・・
     


そして女性陣のメインの魚、男性陣のメインの牛肉。
整然と幾何学的に並べられたお料理とは打って変わって自然な感じの盛り付け・・・
味も抜群・・・

 

デザートは長い長いエクレアと超滑らかなアイスクリーム・・・抜群・・・

去年に比べてお料理のデザインも味も断然良くなっていて、ほんとに満足しました。
今まで有名店も含め、国内外を問わず、随分色々なところで色々食べてきました。
雰囲気、お値段、料理デザイン、味、サービス精神・・・これらのバランスは
その中でもトップクラス(勿論、私の価値観ですが・・・)だと思いました。

四六時中お料理をして毎日ブログでアップしている私のお料理・・・
プロと比べること自体間違っていると思うんですが、何故か力が抜けました。

素人は素人なりにリーズナブルな食材(或いはリーズナブルにゲットした食材)を使って、
美味しくて美しいお料理を創り続けたいと思ってきましたが、
自分のお料理をより質に転換すべきではないかと・・・
しかも、自分のお料理、3年間振り返ってみると、パスタ以外は繰り返しが多いと。

今回のオーミラドーでは改めてプロの凄さを知ると共に、色々と考えさせられました・・・



          オーミラドーをあとにして、旦那さんが行った事の無い
          大涌谷に行って温泉黒玉子を食べて岐路へ・・・

          


AUBERGE AU MIRADO(オーベルジュ・オー・ミラドー)

2009年01月01日 | ホテル・旅館
        
旅行のメインはAUBERGE AU MIRADO(オーベルジュ・オー・ミラドー)です。
2007年のオーベルジュ・オーミラドーに引き続き今年も。

お部屋やフレンチテイストの本館。
ベッドにはバスローブと女性だけへのチョコレート。
この心遣いが素敵です。
バスはゆったりサイズ。アメニティもラベンダーの石鹸など、とても素敵です。
アジアンテイストの別館に温泉があるので小道を通ってお風呂をいただきに。

  

          ディナーはリクエストした暖炉の前の席。
          4人でちょっとお洒落をして席につきます。

           

今回持ち込み料をお支払いして持ち込ませていただいたシャンパンは、
PIPER-HEIDSICK Rare 1999
ワインは、FROG’S LEAPのZINFANDEL 2004
とSAUVIGNON BLANE 2005。

勿論、ホテルのレストランのワインのラインナップも豊富にあり、
こちらから注文もできます。

  

去年と同じ極上のアペタイザーの後は驚きの料理でした。
トマトと香草ゼリーを纏った毛蟹と冬野菜のコンディマン キャビアを添えて
あまりの見事さに暫く固まってしまいました・・・やはりプロは凄い・・・

私が得意になって創ったフルーツトマトのジュレはこのお料理に比べると子供・・・

アイデアも凄いですが、細いトマトゼリーを毛蟹と冬野菜のコンディマンに
綺麗に巻くというテクニックにも感服・・・これがプロの仕事なんだ・・・

 

途中のスープやメインはご紹介しませんが、それも素晴らしいお料理でした。

そしてデザートは・・・去年に引き続き2年連続で驚いてしまうもの・・・
フォンダンショコラを卵型のチョコレートで覆ったものです。
そのアイデアと仕事に感服・・・もう何もいえなくなるほど感動しました。

 

ソファがおかれている一室でいただくプチフール・・・これも素晴らしくて・・・
お腹が一杯になっていたので持ち帰り用に包んで頂きました。