原爆ドームと資料館

広島へ行ったら、まっ先に行きたかったところ。
思ったこと、感じたことをちゃんと書けるかどうか………。



６４年前の８月６日と同じように、この日はとてもいい天気で暑かったです。


原爆ドーム。旧広島県産業奨励館。
ビルの立ち並ぶ市街地で、ここだけ時間が止まっているかのようでした。
風化が進んだため、保存工事を経て現在の姿があるんだそうです。
世界遺産に登録されています。

そして、原爆ドーム前の川を渡った中州にある平和記念公園の慰霊碑へ。
毎年、平和記念式典をニュースで見て、原爆死没者慰霊碑もよく知ってるのに、献花台のたくさんの花を見ると改めてとても重い気持ちになりました。



公園の中に広島平和記念資料館があります。
夏休み中だし式典から日が浅いせいか、資料館は沢山の人で、遺品や展示品を見るのも人の肩越しだったりしましたが、全部見れました。
人影の石だったり、焼け焦げた服など、人から聞いていたもののほかに…
火傷の写真、熱で変形した爪など、目をそむけたくなるようなもの。放射能の被害のほかにも、自分が想像していた以上にひどい熱や爆風による被害の記述。
読みすすめていくうちに心が痛くなります。



お父さんに「こういうの、見といた方がいいんだよ」と言われた子どもが「いやだ～」と言ってずっと下を向いてました。
見た方がいいけど、とても見ることのできない事が実際に起こったんだ、ということを知るのも大事だと思います。
幸いにして戦争の経験のない私には、毎日の平和が当たり前のように感じてしまうけど、子どものうちに？学生のうちに？？とにかくもっと早く広島に見に来て、考えるべきだったな～と思う。
多分、小学校の授業で原爆のことを聞いた気がするんですが、どんな授業だったかも思い出せなくて、とても情けない思いでした。


原爆ドームと資料館に来て、今まで以上に戦争のない世界へ、核のない世界へ…と思わずにはいられませんでした。
それが私たちの次の世代にも、そのまた次の世代にも…って思うけど、実際は地球のどこかで戦争が続いてて、核廃絶は。。。なんとも歯痒いですね。
今回も日本人ではない人をたくさん見掛けました。世界中の人に見て欲しいし、二度とあってはならないということを分かって欲しい。
現在の日本が戦争もなく平和だからこそ、率先して世界に発信していかないといけないのかも知れませんね。



………書き進めるうちに、あれこれ纏まりなく思い出して混乱してますが。。。
今回少なからず思ったこと感じたことを絶対に忘れないように。そして特に、６月２３日、８月６日と９日、そして８月１５日には、改めて考えるようにしたいと思いました。