2歳次男がバナナが折れたと泣く。
上の子達にもこういう時期があった。シリアルバーが、煎餅が、食べる前に割れたと泣く。完璧に想い描いた形ではない悔しさ、口に入れる前に崩れてしまった悲しさ。やるせないとそれこそおいおい手足をじたばたさせて泣く・・・。
「バナナの嘆き」、家ではそう呼ばれている。(笑)
泣き叫ぶ子どもを前に、「新しいのあげればピタリと収まって私も彼もすぐに落ち着くんだろうな」「もう少し大きくなれば言い聞かせてよく分かるようになるかもしれないし今はあげちゃおうか」「まあたかがバナナぢゃない」などと、頭の中で声がする。
確かに次男ももう少し小さくて説明してもよく分からないようだったら新しいものをあげていたかもしれない。
次男にとってどうすることが長い目で見て一番ためになるのだろう。新しいバナナをあげてすぐにハッピーになること?
やはり「折れたバナナを食べさせる」なのだろう。
そしてその場だけでなく、普段から食べ物へ対する感謝も教える必要があるだろう。
次回からは皮を剥く前に「もし折れてしまっても美味しく食べようね」などと心構えを準備させておこう、などとも思いつつ。
抱っこしようとする手をふりほどきしばらく廊下で泣き叫んでいた次男。「折れちゃったね、悔しいね悲しいね(まずは共感を示し)。きれいなバナナだったものねえ。でもね折れたバナナも同じくらい美味しいのよ~」などと言いながら穏やかに向き合ってみる。新しいものと取り換えてくれと泣き続け最後は泣きながら廊下をはいずっていき、少し離れたところで折れたバナナを食べ始める次男。何口か食べると駆け寄ってきて膝の上に。
「バナナ美味しい?」
「うん」(にっこりとちょっと恥ずかしそうに)
バナナな毎日・・・・。
あちらこちらのこんな小さな積み重ねが、いつか大きな力となっていくことを願いつつ。
上の子達にもこういう時期があった。シリアルバーが、煎餅が、食べる前に割れたと泣く。完璧に想い描いた形ではない悔しさ、口に入れる前に崩れてしまった悲しさ。やるせないとそれこそおいおい手足をじたばたさせて泣く・・・。
「バナナの嘆き」、家ではそう呼ばれている。(笑)
泣き叫ぶ子どもを前に、「新しいのあげればピタリと収まって私も彼もすぐに落ち着くんだろうな」「もう少し大きくなれば言い聞かせてよく分かるようになるかもしれないし今はあげちゃおうか」「まあたかがバナナぢゃない」などと、頭の中で声がする。
確かに次男ももう少し小さくて説明してもよく分からないようだったら新しいものをあげていたかもしれない。
次男にとってどうすることが長い目で見て一番ためになるのだろう。新しいバナナをあげてすぐにハッピーになること?
やはり「折れたバナナを食べさせる」なのだろう。
そしてその場だけでなく、普段から食べ物へ対する感謝も教える必要があるだろう。
次回からは皮を剥く前に「もし折れてしまっても美味しく食べようね」などと心構えを準備させておこう、などとも思いつつ。
抱っこしようとする手をふりほどきしばらく廊下で泣き叫んでいた次男。「折れちゃったね、悔しいね悲しいね(まずは共感を示し)。きれいなバナナだったものねえ。でもね折れたバナナも同じくらい美味しいのよ~」などと言いながら穏やかに向き合ってみる。新しいものと取り換えてくれと泣き続け最後は泣きながら廊下をはいずっていき、少し離れたところで折れたバナナを食べ始める次男。何口か食べると駆け寄ってきて膝の上に。
「バナナ美味しい?」
「うん」(にっこりとちょっと恥ずかしそうに)
バナナな毎日・・・・。
あちらこちらのこんな小さな積み重ねが、いつか大きな力となっていくことを願いつつ。